2014年11月1日土曜日

塩といって侮れない~!!

ハワイの潮の香りイッパイ!!
-ハワイの天然塩はミネラルが豊富!!-


 
(ハワイ最新ニュース)ハワイ島キラウエアでは、6月27日以来流れている溶岩が、とうとう900人余りが住むパホア村までやってきました。KITV4のニュースによれば、10月29日(水)から1日かけて90ヤード程前進、このまま行くと家屋も犠牲になる可能性があるだけでなく、溶岩でパホア村が2つに分かれようとしているとのこと。また地元当局は、住民に避難するよう勧告をだし、家々を回って注意をうながしている状態です。
 


  
キラウエア火山は1983年にプウオオ火口から始まった噴火が、途切れることもあったものの30年余りずっと続いていますが、それ以前にも活発な火山として有名でした。





1875年出版された「イザベラ・バードのハワイ紀行」(日本語訳は近藤純夫氏により2005年7月平凡社から発行)では、1873年にイギリスの女性旅行家イザベラが、ハワイ島キラウエア火口ハレマウマウを訪れ、真っ赤な溶岩が噴水のように噴出しているすさまじい様子を詳細に書いています。





(1月31日付け イザベラの妹へニーに当てた手紙5 キラウエア火山について)






この本を今また読み返して、当時の様子を思い起こしていますが、世界で一番活発な火山キラウエアが、140年たった今も、溶岩を噴出する様には、昔からの言い伝え「火の女神ペレ」を含め、畏敬の念を覚えざるを得ません。





このイザベラ・バードは明治時代に東北、北海道、関西など訪れ「日本奥地紀行」という本を出しているので、馴染み深い方もおられることと思います。






さて、今回のレポートは、この溶岩(LAVA)をモチーフにした天然塩について。
日本では塩に対する表示が厳しく、自然とか天然という表示方はダメだと聞いていますが、今回はちょっと大目に見てください~~。


きっかけは、レインボー学園時代の教え子Sさんが、ハワイの癒しや、ヒーリング、デトックスなどにも興味を持ち、浄化作用のある「ハワイアン・ソルト」の製造過程を見たいという願いからスタート。オアフ島では残念ながら、塩の精製を見学させてくれる所は見つかりませんでした。

  
        写真:ホールフーズの棚で見つけた色も鮮やかなモロカイの天然塩



そこで、カハラやカイルアでローカルの地産を大事にしながら自然食品を販売する店として成功を収めている「ホールフーズ Whole Foods」に、ハワイの海から採った天日干しの塩があるというので、それを覗くことにしたのです。



ホールフーズで売られているのは、塩でありながら、たった8オンス(227グラム)で約千円もする高級グルメ塩。その中で今回目をつけたのは、Pacifica Hawaii Sea Salt Productsという、モロカイの海で作られている天然塩で、その中でも今回のテーマの溶岩がイメージされる黒い塩 「Black Lava」でした。





   
 写真左:天日干しの塩に活性炭をブレンドした「ブラックラバ」 写真右:ブラックサンドビーチ



ナンシーさん(Nancy Gove)という、モロカイの彫刻家として成功を収め、里芋農家でパートタイムをしていた方が創立者。最高級のグルメ塩を探求し、燦燦と降り注ぐハワイの太陽光と貿易風を使い、手塩にかけて精製濾過したもの。



有名シェフから美味しいと太鼓判を押され、現在「モロカイの塩マスター」と呼ばれている彼女の手による天然塩の1つであるソルトを購入することとしました。



「ブラックラバ Black Lava」という塩は、溶岩でできたブラック・サンドビーチをイメージ、活性炭を使っているために、真っ黒でとってもセクシーな塩になっています。





肉のグリルや魚やサラダに使うといいというのがキャッチフレーズの、黒光りした粒粒がとってもきれいな塩です。
今回はあえてスープに入れてみました。




スープの色は幾分グレーがかったように思いますが、味がなんともいえずまろやかで、味わい深かった。





普通の塩だと、刺すような感覚が舌に残るのですが、このブラック・ラヴァ・ソルトは、舌の上にじわっと「うまみ」が感じられ、磯の香りが口の中に広がったのでした。





このモロカイ塩は、他にも珊瑚をイメージした「ホワイト・コーラル」とか、ハワイの酸化鉄が豊富に含まれているアラエア(Alaea)粘土を混合した「赤アラエア」などがあり、どれもたっぷりのミネラルが含まれています。





このブラック・ラバが使いこなせるようになったら、他の塩も試してみたいものです。



ちょっとお値段が張るので、手塩にかけて色々ためし、全部使い切ってから次を求めたい。
塩代だけで、家計が青菜に塩となりそうだもん・・うっそ!!











 
塩の話はこのくらいにして、いつものように11月のイベントをご紹介しておきましょう。

(1)11月8日~11日退役軍人連休セール
ワイケレ・アウトレットを始めとして各ショッピングセンターで開催。





またワイケレ・アウトレットでは下記の店で毎週火曜50歳以上特典10%割引あり。(写真つき身分証明書をお見せください。)





バナナリパブリックファクトリー・ストア、カルバン・クライン、チルドレンズプレイス、クロクス、ナインウエスト、ポロラルフローレン、サムソナイト、スケッチャー、トミーフィルフィガー、ビタミン・ワールドなど。








(2)11月27日(木)感謝祭
11月の第四木曜日がアメリカでは感謝祭にあたります。イギリスからアメリカに渡ってきた開拓者が、収穫に感謝したことから祭日に制定。





この時期はホテルやレストランでも七面鳥やハム、クランベリー、パンプキンなどを使った感謝祭ディナーが提供されるので、ご滞在中ぜひお試しを!



ロイヤル・ハワイアン・センターやワイケレ・アウトレットを除き、アラモアナ・センターを始めとした多くのショッピングセンターやお店は、感謝祭当日がお休みとなるのでご注意ください。









(3)ブラックフライデー 
11月の感謝祭の次の日
今年は11月28日(金)がそれにあたり、一年で一番割引率がいい超大安売りの日で大混雑します。





ワイケレ・アウトレットやウォールマートなどは前日27日の深夜からオープン。アラモアナ・センターは「サンクス・ゲッティング・デー」として早朝6時から開店。





小売店がこの日で大きな黒字になることからブラック・フライデーと呼ばれています。





今まではこの日からクリスマスセールに入っていったものでしたが、今では商魂たくましく、クリスマスセールはドンドン前倒しになってきていま~す!!





以上、姫庵からのレポートでした。
 
 
 
 

 
 
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