2017年6月24日土曜日

ロマンが心をかきたてる!!

ハワイのロマンの神髄!!ーそこまで行けば、ここまで満足~ー

(ハワイ最新ニュース)6月17日(土)はハワイにとって記念すべき日でした。

写真左は、ハワイ・コンベンション・センターの横に停泊中の「ホクレア号」(ホクレアとは牛飼い座の一等星アークトゥルスのことで、喜びの星という意味がある。この星を頼りにポリネシア人はハワイに航海してきたとされる。)、世界一周航海で23か国訪問という大事業を終え、3年ぶりにアラモアナビーチに戻り、数万人とも5万人ともいわれる人々の歓迎を受けました。

ホクレア号は、古代ポリネシア人が海図や羅針盤などの器具を使わず伝統的な航海術でハワイにたどり着いた事を実証するために、アメリカ建国200年記念の一環として1975年建造されたもので、今回の航海も同様で、すばらしい偉業を成功させました。

この小さな船でよくまぁ3年も世界を回ってきたと思いますが、3年間で200名以上のボランティアが乗船して手伝ったとのこと、すごいですね。

6月11日には国立科学博物館が、竹を束ねた船を使って、3万年ほど前に台湾から沖縄に渡った航海の再現試験航海を台湾南東部の沿岸で行い、残念ながら黒潮に阻まれてしまったという記事を読んだばかりで、「人類の海への憧れ」のロマンをこれらに感じた次第です。

さて、同日夕方から、すぐ近くのヒルトン・ハワイアン・ビレッジのグレート・ローンで「第二回恒例ホノルル・BBQ&ブルース・フェスティバル」が開催されました。

    
  写真左:思い思いの格好で生演奏を楽しむ 写真右:おいしいBBQを楽しみながら

このフェスティバルは4月から7月まで行われている80以上もの音楽イベントを開催する「メレメイ」というハワイ音楽祭の一環で行われたものですが、ヒルトンがかかわっていることもあり、本当にすごかった~!!

  
 写真左:アメリカ南部の伝統的なBBQ 写真右:ナホクを何度も受賞のウイリーK

特に今回はギターやスラッキーギター、ウクレレなどの演奏で超一流、ハワイアンやロック、ブルースも大得意というウイリーK(ウイリー・カハイアリイ)さんが5時半から7時まで出演するってわかって、こりゃ行かなきゃあ~!!ブルーノートにウイリーKさんが出る時は、満席になるので早く予約して早く行かなくっちゃという声が聞こえるほどなんです。
 
    
    写真左:スモークド・ブリスケット    写真右:スペアリブ

VIP(入場料50ドル)は4時15分から入場OK,一般(35ドル)は5時から。これに加えて、メインディッシュの食事が一品10ドル、ビール8ドル、ワイン11ドル、デザートやサイドのマッシュポテトやコーンは6ドルという料金。ウイリーKさんが演奏を始めると、芝生に座っていた観客が立ち上がりダンスしたり、腕を上げて応援したり、ここにも音楽のロマンがあふれていました~!!

メインディッシュは、アメリカ南部のロマンがいっぱい~!!特においしいと思ったのが、スモークド・ブリスケットといって牛肉の肩バラ肉を長時間燻製焼きにしたものとか、スペアリブに南部のBBQソースを使ったもの。柔らかい肉になっていて、サンドイッチにして食べるとおいしく、今でも思い出すとよだれがでま~す!

メレメイのオアフ島での最後を飾るのは、7月16日の第47回ウクレレ・フェスティバル!!

こちらは入場料無料で今回のウィリーKに加えてオータさん、ハーブ・オオタ、マノアDNAなどが参加してくれます。

800人以上もの子供たちが参加して4時間以上も行われるこのウクレレ・フェスティバルも見どころの1つです。ここで燃え滾る若いロマンを感じていただければ幸いです。


何がハワイのロマンか走る姫庵より


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2017年6月17日土曜日

昔の面影は余り残っていませんが・・・

インターナショナル・マーケット・プレイス!!ー昨年オープンして以来だいぶん店が増えてきました~ー

(ハワイ最新ニュース)
昨年8月に再オープンしたインターナショナル・マーケット・プレイスですが、一年弱経った今、お店もだいぶん増えてきました。

今回は久しぶりに訪れたここの情報をいくつかご紹介したいと思います。

通常店舗がオープンする時には、牧師を呼んで、グランド・オープニングセレモニーが開かれます。店の前にはマイレで作られたオープンレイを飾り、主だった方がそれをほどいて中に入ります。(日本ではテープ・カットのようなもの。)

  
 写真左:今回オープンしたフィリップ・リム  写真右:店内にあるシックなアパレル

今回は、ここで行われた時代を先取りしたグランド・オープニング・パーティーに参加させてもらいました。牧師さんやティーリーフ、マイレ・レイなどによる祈りはなく、その代わりにインスタグラムを駆逐している方々を招待してある体験をしてもらったのです。


「3.1フィリップ・リム」はインターナショナル・マーケット・プレイスのカラカウア通り側から入って右、樹齢150年のバニヤンツリーの目前にあります。

ニューヨークを拠点とした人気ブランド・ファッション店で、服、バッグ、靴、アクセサリーなどのコレクションがあり、アメリカでは、NY,LA,マイアミに次ぎ4店舗目で、それだけ力をいれているのがわかります。



 
この店のデザインは同じニューヨークを拠点とする建築事務所とのコラボレーションということですが、今回は階段教室のような形でトロピカルな花とオリジナルの美しい靴の展示に、目を楽しませてもらいました。

さて、今回特にお店からのおすすめは、世界で16個しかない、Alohaと書かれたハワイ限定の大きめのバッグです。




下右の写真でモデルが下げているバッグがそれで、それとなくお値段を聞くと895ドル+税金ということで、その素晴らしさにあんぐり・・・。店内に飾られているドレスはどれもシンプルで着心地がよさそうなもので、ハワイの気候にさわやかな装いとなっていました。


  
 写真左:グランド・オープンはレイ作りで  写真右:特にこのバッグ見てください

グランド・オープンではランやチューブローズ、プルメリア、イリマなどの生花をふんだんに使ってのレイ作り。美しいカラフルな花と3.1フィリップ・リムの商品をインスタグラム等で流すことによって宣伝をしてもらおうというアイデアの素晴らしさに、「これこそこれからのやり方だぁ~!!」と感心してしまいました。

さて、このインターナショナル・マーケット・プレイスの2階にはカリフォルニアでも有名な日本食品マーケットがオープンしていました。
  
  
  写真左:米本土ミツワ店の1つ 写真右:インターナショナルMP2階のミツワ

カリフォルニアに行くといつもお世話になっている日系スーパーマーケット「ミツワ・マーケットプレイス」がインターナショナル・マーケット・プレイスの2階にオープンとなり、行ってまいりました。そして買ってしまいましたぁ・・

              
 
外から見るとあまり大きいと思っていなかったのですが、案外広いですね。

入口右には牛丼、トンカツなどのお弁当がならび、おにぎり専門店の「いやすめ」や、「マッチャ・ラブ」などの飲み物店も右手にあり。



その奥のフードコートには北海道ラーメン「山頭火」と四万十川の鰻を使った「北海道えびすや」があり、テーブルと椅子が並んでいて、ここで食事も可能。



  
    写真左:フードコート 写真右:食品棚とレジ

ちょうど、オープニングセールでお米が安くでていたので、買ってしまいましたが、他の食品はワイキキという場所柄もありちょっとお高いように思いました。でもワイキキに住んでいるロングステイなどの観光客や仕事の帰りにちょっとお惣菜をというのはありね・・とか何とか言いながらも、長く営業を続けてくれることを祈っています。



本当は右の魚沼産を買いたかったけど、左の米屋の特選米で我慢しました・・・

さて、3階の「グランド・ラナイ」というダイニング・エリアもお店が増えたというので帰りがけにちょっと覗いてみました。





ミシュランガイドで1つ星を獲得したシェフ・マイケル・ミーナ氏がプロジュースしたステーキとシーフードの店「ストリップ・ステーキ」、ロイ・ヤマグチ氏のローカルフード「イーティングハウス1849」、飲茶レストラン「ヤウアチャ」がオープン当時から開店しているのは知っていました。


今回はアメリカン・スタイルの前菜やすしなどの「コナ・グリル」、担々麺をはじめとしたラーメンで人気の「ごま亭」、ピザを中心にしたモダンイタリアンレストランの「フラワー&バーリー」がオープンしていた・・・。


  
       写真左:ゴマ亭ラーメン     写真右:フラワー&バーリー


もうすぐ新鮮なシーフードの「ヘリンボーン」や炉端焼きの「バク」もオープンするとあって、この3階もこれから楽しみなことになりそうです。



●ワードビレッジの「マルカイ」は再開発に伴い、9月30日をもってクローズとなるという連絡がはいりましたのでお知らせします。

ついカモネギになって買ってしまう姫庵より


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2017年6月10日土曜日

40年も続いたナホクの凄さ

名ホクホク、波の波の~~!!ー40年という年月が、各所に広がっていく~ー


(ハワイ最新ニュース)ニュースといいながら、ちょっと前の話で申し訳ありませんが、5月20日(土)に行われた催し物について。


お見かけしたつんく♂さんも含め、1500名以上の人々が参加した「第40回ナ・ホク・ハノハノ・アワード」は、昔からのエンターテイナーのコラボ・ステージに加え、このたびも新しい星が誕生、アワード会場の脚光を浴びたのです。
なほく



  
 写真:エミ―・ハナイアリイとカヴィカ・カヒアポ 写真右:ハワイアン・スタイル・バンド

最優秀アルバム賞、最優秀新人賞、一般投票によるお気に入りエンターテイナー賞、最優秀楽曲賞、最優秀グループ賞、最優秀ハワイアン・ミュージック・アルバム賞、ハワイ語パーフォーマンス賞など9カテゴリーで受賞したのが、「ケアウホウ Keauhou」というグループ。


  
 写真左:賞を総なめにした「ケアウホウ」 写真右:HARAの会長パリ・カアイフエ氏

「ケアウホウ」は、ジョナ・カハヌオラ・ソラタリオ(ボーカルとウクレレ)、そして兄弟のニコラス・ケアリイ・ラム(ボーカルとバス)とザッカリー・アラカイ・ラム(ボーカルとギター)の3名が、カメハメハ高校在学中に演奏活動をスタート。

その後ハワイ大学で「民族音楽学」や「トラディショナル・ハワイアン音楽」を学び、ハワイ語の研究もし、今でもハワイ大学の大学院に通いながら活動を続けている伝統的ハワイアン・トリオ、昨年9月30日に発売されたデビュー・アルバム「ケアウホウ」(全13曲収録)が受賞対象となりました。「ケアウホウ」の意味は「新世界」を表し、ハワイアンの新しい世界に風穴を開けた若い3名にぴったり~。ハワイの海の波間では、派の派の(派閥)も大事だが、賞をもらって名前が売れりゃ、名ホクホク!!


  
 写真左:ナ・レオ・ピリメハナ  写真右:ハクレイなどで正装した女性群


40回も続くと、ここから代表的な素晴らしいアーチストが次々飛び立っていきますが、今回は授賞式の合間に、今まで賞を取ってきた様々なジャンルのアーチスト達による豪華なコラボ・ステージも見られて、素晴らしさに酔いしれました。


  
  写真左:ケアウホウとライアテアのコラボ    写真右:受賞のスインギー・坂野さん


また、インターナショナル・アルバム・審査員特別賞を受賞したのは、日本の「マイ・フェボリット・シングス」アルバムをだしたウクレレ・スイング・トリオで、この日はメンバーのスインギー・坂野さんが駆けつけ、喜びを述べました。   


   
会場前にはインタビュー用のステージが設けられ各受賞者たちは、このお立ち台に立って、カメラのフラッシュを浴び、数々のインタビューを受けます。


写真左は、エンジニアリング賞に輝いた「タッチ・オブ・ゴールド」の5名がお立ち台に上った処。
真っ黒なスーツに、ゴールドに輝くレイがいつにもまして映えていました~!!



こういったイベントで活躍するのが、ハワイ独特の習慣、レイによるお祝い。会場の外で販売していましたが、生花を編み込んだり、ダブルに繋げたりしているレイは、1本で50ドルから70ドルという高価なもの。でもこんな特別な記念日は先例(レイ)としても、ぜひ身につけてたいもので~す。


  
 写真左:会場の外では美しいレイの販売が   写真右:壇上もレイ、レイ、レイ


なお、ナホクで活躍するエンターテイナーを滞在中聴きたかったら、ハレクラニホテル隣のアウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート内「カニカピラ グリル」に行くか、モアナ・サーフライダー隣のアウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート2階にある、ニューヨーク発のプレミアム・ジャズ・クラブとして有名な「ブルー・ノート・ハワイ」で、ラッキーなら生演奏をご覧いただけるかも~~。


  
      写真:美しいレイをつけて着飾った人々


「ブルーノート」は、夜6時半と9時の一日二回のショーで、6月15日(木)ヘンリーカポノ、6月20日(火)ハワイ音楽の第一人者ウィリー・カハイアリイ、8月17日(木)オロマナのジェリー・サントスなどが出るんです~!!



●ハワイ王朝を讃えて!!
毎週金曜日の12時から1時まで、イオラニ宮殿の中庭では、1836年カメハメハ3世によって作られ現在に至る、アメリカでただ1つの王立ロイヤル・ハワイアン・バンドのコンサートが開かれます。


イオラニ宮殿の屋外での無料生演奏で、いつも音楽を愛する多くのカマアイナやビジターでにぎわいます。(日程は変更になることがあるので、必ず事前にチェックください。)



先日訪れた時には、大きな樹の下で美しいフラダンスや声量のある男女のシンガーも加わってのコンサートで、素晴らしいものでした。


さて1991年から26年間隔年行われてきた「第14回 チャリティー・ポリネシアン・コンサート」が、7月15~17日大阪、東京で開催され、ハワイだけでなく日本に居ながらにして本場ハワイアン・ミュージックを楽しむこともできます。

タヒチの音楽と踊りに加え、今年は「Na Lani 'Eha」と呼ばれる4人のハワイ王族音楽家の代表作を、「ナ・ホク・ハノハノ賞」を数々受賞してきたクウイポ・クムカヒ&ハワイアン・ミュージックホール・フェイムセレナーデスの音楽に合わせて、クウレイナニ橋本さん率いるグループが踊るという内容。ナホクハノハノ賞を戴くと、名前が売れてそれ以降、何度も賞もらうエンターテイナーが多くいて、名ホクホク~!!


ハワイ王族の4人の音楽家といえば、ハワイ文化を復活させたカラカウア大王、アロハオエの作者であり、ハワイ王朝最後のリリウオカラニ女王、それにリケリケ王女とレイオホク王子で、彼らが作った名曲の数々を歌って踊り、敬意を表わし、東日本大震災やユニセフ、骨髄バンクなどへのチャリティーも行うというイベント。今年は特にハワイ王朝という覇の覇の(ハノハノ)音楽で、覇を競います。


   
   写真:カニカピラで踊るクウレイナニ橋本さんと、コンサートでのお弟子さん達

ハワイアン・ミュージックに魅了された姫庵より

 


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