2011年10月17日月曜日

見所ハロウィーンはここだ!

ハロウィーン・イベント勢ぞろいー10月ハワイ訪問者へのベストアドバイスー


(ハワイ最新情報)10月31日のハロウィーン(ハロウィン)はカソリックの諸聖人の日(万聖節 All Hallows)の前夜(Eve)のことで、All Hallowsと Eveが合体しちょっと訛ってハロウィーン Halloweenとなったとか。

この日は死んだ人の霊が家族を訪れたり、魔女やいろんな霊が出てくるので、それらから身を守るために仮面をかぶり、魔よけの焚き火をしたようです。今回は、家族で楽しめるオアフのハロウィーン・イベントを前面に押し出してみましたぁ~!!
●ハロウィーン・イベントで楽しもう!!
10月半ばからのハロウィーンイベントのベスト5ご紹介。

           
☆1.ナンバーワンでオンリーワンの3年目ココが勝負!!
もちろんポリネシア文化センターの「ホーンテッドラグーン」今年で3年目のこのイベントは怖さと面白さで、あっという間にハロウィーンモードに突入!!

10月23日までは月・水・金・土催行、ハロウィーンが近づくと 24日から31日は日曜を除き毎日催行。
詳細はちぐさランダム657号を。



☆2.パンプキンパッチ(かぼちゃ畑)で、ハロウィーンのかぼちゃ狩り
アロン農園(Aloun Farm)の第9回パンプキン・パッチ・フェスティバル
自分でカボチャ選びをし、スイートコーン(甘いトウモロコシ)採りもでき、トラクターがひっぱる干草ライドや子馬乗りや農場スタイルの食事、ゲームや写真撮影も楽しめるというフェスティバル。


日時:10月の土日(15,16,22,23,29,30日) 朝8時半から午後5時まで。
場所:91-1440 Farrington Highway, KapoleiのAloun Farmにて。
入園料は現金で一人1ドル(2歳以下無料)  問い合わせ電話808-677-9516 内線14
 



☆3.ケイキ・コスチューム・コンテストに参加しよう!!
子供たちのかわいい仮装コンテストは見もの。
子供のためにと、親の力が超入ると、コンテストも苦労と顔負け、すごいものになる??

・ロイヤル・ハワイアン・センター 
10月30日3時半 ロイヤルグローブ集合!
・カハラ・モール 
10月30日3時から センターコート集合! 
                             





☆4.コスチュームをつけてトリック・オア・トリートにちびっ子参加~~
各ショッピングセンター内で、このイベントに協賛してくれる各店舗が、10月31日にコスチュームをつけた子供たちにお菓子を無料で配ってくれます。
(スケジュールは変更になる場合あり。)

・アラモアナ・センター  5時から7時
・カハラモール      5時半から7時
・パールリッジ      6時から8時
(6時~クラウンショー、7時~トリック・オア・トリート開始)
・ワイケレ         5時から7時
・ワードセンター     6時から8時
・ロイヤルハワイアンセンター 3時半のケイキ・コスチュームコンテストの後に。

☆5. ホノルル動物園で、夜のトリート・アンド・トレールホノルル動物園では10月28日と29日の2日間午後5時半から7時半まで夜の動物園をハロウィーン・イベントとしてオープン。ハロウィーンツアーをはじめ、コスチューム・コンテスト、トリック・オア・トリートなどの楽しいイベントがイッパイ。

大人18ドル子供3歳から12歳まで14ドル 
大変人気がある上に、人数に限りがあるので、事前の予約要 電話 808-971-7195

追加情報:
 10月31日のワイキキ・カラカウア通りでは、下の写真のように、地元や米本土の観光客の扮したモンスターやオバケ、かわいい魔女が夕方6、7時頃から、わっさわっさ出てきます~。お見逃しなく。


   

2011年10月9日日曜日

ポリネシア文化センターのハロウィーンの裏方

ホーンテッド・ラグーンのボランティア心ー楽しませるための5つの心得とはー


(ハワイ最新ニュース)ポリネシア文化センターで10月いっぱい行われている、3年目になる「ホーンテッド・ラグーン」の裏方のご紹介をしたいと思います。150名以上ものボランティアに対し、その努力に感謝し、彼らのボランティア精神はすごい。だって3年連続でボランティアっていう人もたくさんいるんだって・・・物を言わないお化けも、経験が物を言う、こうして毎年どんどん面白くなるんだね。

●そのボランティア精神が、客を喜ばせるのだわぁ~!!
10月のハロウィーンにあわせて行われているポリネシア文化センターの「ホーンテッド・ラグーン」は今年で3年目。

年毎に内容も充実して面白くなり、今年は、カヌーでまわる「ホーンテッド・ラグーン」に加えて、「ホーンテッド・ハウス」が新しく加わりました。

この裏で3年目も活躍する地元ボランティアに敬意を表し、「ボランティアの心得5か条」として独断と偏見でまとめてみたのですが、いかがでしょうか。



(1)怖がらせて、楽しむ。
ポリネシア文化センターの周りに住んでいるボランティアの方々は、小学生や中学生も含め家族参加が多い。彼らが1ヶ月間出るのは、どうやったらもっと怖がるかと、楽しんでやっているから。余裕があるんですよね。怖がらしておいて、にこっと笑う。お面をかぶっていると、顔は見えないけれど、体でそれがにじみ出ている。



(2)誘導や船の進行役もしながら、怖がらせる
  
カヌーには35名ほどが一度に乗船できますが、ラグーンの水底から何人ものお化けが、急に出て来て怖がらせるので、皆お互いカヌーの中で体を寄せ合っていきます。だから、カップルには特にお勧めだって言うのよ~~

お化けや怪物のボランティアは、前後左右四方から出て来て、水をかけたり、ぬれた体をぐ~んと密着させてきたり。(特に前は水がかかるので要注意。簡易レインコート持参をお勧め。)皆怖がって真ん中に体を寄せ合い、ぐんぐん詰めていくので、ボートがひっくり返りにくく、安心。 
  
水の中から出るお化けは、脅かすだけでなく、道先案内役にもなっていて、動かなくなったカヌーを前に進めたり、ぶつかったら元の流れにもどしたりする役目もしています。

水中からがばっっとでてくるお化けを含めて、登場人物の多くは筋肉たくましかったり、ちょっと太っていたり、大きかったり・・・怖い顔のマスクをかぶったお化けが、消えないで、ゆすりながらカヌーを進めている様は、余計に怖さが増すんですが・・・。日本のお化けはやせてほそく凄惨な感じがただようけど、ハワイのお化けはゆったりして、どことなくユーモアがただようのは、体格のせいかもしれません。


(3)音響や霧、照明をつかって、恐怖をダブルにもっていく!

シーンとした真っ暗な中、怖い音楽がひそかに鳴り始め、それが光やライトとともに、急激に大きな音となる。光だけでなく霧を発生させたり、霧と光で渦巻きを作ったり・・・・

そんな中から急に登場すると客も怖がる。暗いと見えにくいので、音響、照明は大事なポイント。

蛍光塗料も大いに役立ち、真っ暗な中ではお化けとともに浮かびあがる効果あり。海賊船では大砲のズドーンという大きな音が真っ暗な闇にコダマする。あるいは、ライトがあたったサムソンとデリラでしょうか?首には蛇が巻き付いていたりするが、そこまでは怖くてじっくり見えない・・・


(4)裏方ボランティアが空間の演出を盛り上げる
橋の下を通る前後は、特に注意が必要。橋げたが低いこともあり頭をぶつけないように注意しながら進むと、巨大こうもり、蜘蛛、大蛇がでたり。

今年は急に船が後ろ向きに進んでいくんです・・・これって案外怖いのよね。後ろが見えない・・・





(5)狭さ、暑さ、冷たさ、怖さに耐えてこそ、真のボランティアなのだ。
 
写真左:狭い箱の中にボランティアが隠れています。皆がココを通るまで、箱の中でじっと我慢の子。通る所で、バッっと出てくる。(残念ながら出てきたところの写真は驚いたため、ぶれてありませんでした。) 

写真右のミイラ人間は、壁と同化しているので分からない。人が通りすぎるまでそのままの形で動かない。撮影に集中したため、気がつかずに通ってしまったが、後ろでギャーという声が聞こえた。お化けがギャーといって驚いたのか?

動かない時間は長いが、客が怖がるその時をじっと待って我慢の子。

カヌーが近づいた時、それ今だ!静かにそーっとカヌーの動きと合わせ、最後にお岩さんも顔負けの怖い顔で「おいでおいで」をして、観客を水にさそう・・・
ずっと水に浸かって待っていて、カヌーが通ると急に出て脅す。特に水中から急に飛び出してくる役は、3~4時間も水につかる大変な作業。

ボランティアの皆様本当にご苦労様です。10月31日千秋楽までがんばってください。そしてまた来年もお願いします。


帰りのミニバスで一緒だった方々にコメントをいただきました。小学生の男の子「ちょっと怖かったけど、すっごく面白かった。楽しかった。また行きたい。今度は僕たちも変装して、お化けを逆に驚かしたい。」このコメントが皆さんの声を代表していました。

なお、9月30日初日トライアルでも2千名の入場。
その模様は10月3日10月4日のちぐさブログをご参考に・・・