インターナショナル・マーケット・プレイス
ー再開発で2016年には新しい顔を・・・ー
(ハワイ最新ニュース)楽天の田中投手が、7年で162億円という想像もできないような契約で、ニューヨーク・ヤンキーズに行くことになったという重大ニュース。
日本の球団でいつまでも活躍して欲しいと思うものの、いつまでも同じことが続いていけるわけがない・・・。世界という大きな舞台での活躍を期待することにいたします。
日本の球団でいつまでも活躍して欲しいと思うものの、いつまでも同じことが続いていけるわけがない・・・。世界という大きな舞台での活躍を期待することにいたします。
写真左:いくつか残されていたキオスクもクローズに 写真右:クレージーシャツも1月末クローズ
ハワイも同様に、変わることで飛躍を期待するものがあります。
まずは、昨年末に再開発のためクローズしたのは、1957年にオープンし56年にわたりワイキキの顔であったインターナショナル・マーケット・プレイスと、その後ろにあるワイキキ・タウン・センター。そしてこの1月末で隣接のミラマーホテルが閉まり、この近辺は近々取り壊されることになりましたので、その詳細もご報告。
まずは、昨年末に再開発のためクローズしたのは、1957年にオープンし56年にわたりワイキキの顔であったインターナショナル・マーケット・プレイスと、その後ろにあるワイキキ・タウン・センター。そしてこの1月末で隣接のミラマーホテルが閉まり、この近辺は近々取り壊されることになりましたので、その詳細もご報告。
昨年末で一応閉めたものの、カラカウア通り側のクレイジーシャツやABCストアー、そしてジュエリーなどのキオスクがいくつか残って細々と営業を続けていたインターナショナル・マーケット・プレイス。昨日取材に行ったところでは、とうとうABCストアーが1月27日で、クレイジーシャツや小さいキオスクは1月末で閉めるということになりました。
写真左:ABCストアーも1月27日でクローズ 写真右:クヒオ通りのクローズしたワイキキ・タウン・センター
写真左:ABCストアーも1月27日でクローズ 写真右:クヒオ通りのクローズしたワイキキ・タウン・センター
そしてそれらに先立ち、1970年から営業してきた「ミラマー・アット・ワイキキ」ホテルが、昨日1月24日で閉館となりました。建物の正面外壁に巨大なオリエンタル的な仏教モザイク壁画があるので有名だったホテルです。
同ホテルを含め、インターナショナル・マーケットプレイス跡は、今後2016年春にオープンを目指して取り壊しされ、開発工事が始まります。
同ホテルを含め、インターナショナル・マーケットプレイス跡は、今後2016年春にオープンを目指して取り壊しされ、開発工事が始まります。
写真左:1月24日で閉館したミラマーアットワイキキ 写真右:24日最後のミラマー・フロント・デスク
ミラマーホテルを含め全て取り壊されるけれど、残されるものもあると聞いたので、調べていくと・・・・
それは、インターナショナル・マーケットプレイス内の樹齢40年以上というバニヤン・ツリーと、インターナショナル・マーケット・プレイスの「看板」でした!!木と看板しか残らないって、昔の面影は何もないってことなのかしら。
それは、インターナショナル・マーケットプレイス内の樹齢40年以上というバニヤン・ツリーと、インターナショナル・マーケット・プレイスの「看板」でした!!木と看板しか残らないって、昔の面影は何もないってことなのかしら。
写真左:残されるバニヤンツリー 写真右:壊されるクヒオ側から見た建物
ミラマーホテル、ワイキキ・タウン・センター、インターナショナル・マーケットプレイスのある敷地は6エーカーにも及び、そこに360,000平方フィート(33450平方メートル)のショッピングとダイニングの複合施設というか、ショッピング・モールのようなのができます。
バニヤンツリーは、昔世界一小さい樹上レストランがあるのでも知られていて、切り倒さないで残って欲しいと思っていましたが、今回の開発でも、このバニヤン・ツリーが重要な役割を果たし、新しいモールのレイアウトを見た限りでは、中心的存在といおうか象徴になるように見えます。
出店するニューヨークの老舗百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」は、ここでは3階建てになり、60以上ものレストラン/小売、エンターテイメント施設と750の駐車場も作られ、ワイキキの新しい顔として君臨することになるのです。
特にこの土地は、非営利団体クイーン・エマ・ランド社の持ち物であり、もとをたどっていくと、2011年に破産経験のあるクイーンズ・メディカル・センターに行き着く。再開発により、この病院に安定した高額の家賃収入がはいり、病院は安心してハワイの人々の医療サービスに力を入れることができるっていうことだとか。病院経営って案外難しいものなのですねぇ。
特にこの「クイーンズ」という言葉には、どっしりした重みを感じます。カメハメハ4世の妻であるクイーン・エマのことをさしているんですもの・・・。しっかり君臨してくれることでしょう。
大義名分も十分ある今回の再開発、2016年の春まで、あと2年ほどのご辛抱を。
写真左:プリンセス・カイウラニの正面玄関 写真右:プリンセスカイウラニの外観
さて客室数350余りというミラマー・アット・ワイキキのクローズに続き、8月にはいると、1140室余りあるシェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルも全館クローズとなります。500ミリオンドルの費用をかけて350フィート(100メートル強)のタワーを作り、ホテルとコンドミニアムにするという大規模な再開発です。
そしてモアナ・サーフライダー・ホテルについても改築工事の計画があるというわけで、しばらくワイキキではホテル客室が不足する事態となる模様。ホテル予約の際は十分ご注意の上、前広にお申し込みくださ~い。
そしてモアナ・サーフライダー・ホテルについても改築工事の計画があるというわけで、しばらくワイキキではホテル客室が不足する事態となる模様。ホテル予約の際は十分ご注意の上、前広にお申し込みくださ~い。
姫庵より