2015年6月27日土曜日

日本とハワイの美術鑑賞の違い・・・

賢いシニアが選ぶ道
ーリラックスするためには~!!-
 
(ハワイ最新ニュース)日本ではシニアが3千万人を超え、全体で占める割合は約25%。中でもアクティブ・シニアは、シニア割引を上手に使い、催し物にも積極的参加。来客シニア率が高すぎ経営が成り立たないからと、割引対象年齢を引き上げた庭園や美術館などがあるときいています。


多くのシニアが押しかけるため、どこも行列でゆっくり鑑賞ができないという悩み・・わかります、わかります。我々も上野動物園のパンダを見る時大変だった。シニアだけじゃないけど・・・

しかも、鑑賞対象物はガラスでしっかり保護され、柵がはりめぐされ、遠くからしか拝めない。これはパンダに限らず、絵画展示なども同じ状況。


ガラス付きの額縁をつけていたり、ガラスケースの中に入っていたりで、光って反射し見えにくく、筆の細かいタッチもわからない。その上、絵画の前にステンションがあって、近づいて見るということも出来なかったりして、リラックスのために行ったはずが、欲求不満となって跳ね返る。

   
     写真:すわり心地のよい椅子や、テーブルが配置され、ゆっくり鑑賞できるホノルル美術館


実は美術鑑賞っていうのは、静かにじっくり見るところに意義があるのに、列をなして押されながら横からちょこっと覗いただけなんていうのは、寂しい限り。

今回、日本からの友人が、ホノルル美術館を見たいというので、同行したところ、日本とハワイの違いがいくつか出て、ゆっくりのんびり鑑賞が出来る場所としておすすめしたいと思った次第。
 
    
      写真左:美術館入口で開館を待つ人々    写真右:回廊から見た中庭

我々が訪れた日曜日は午後1時からのオープンで、開館を待っている人は15人ほど、広い美術館の中に入ってみると、他の人とあまりかち合いませんでした。

というのも、1927年にできたこのホノルル美術館は、5つある中庭を囲むようにしてギャラリーがいくつもに分けられ作られているからかもしれません。中国と地中海の建築様式にハワイの勾配屋根を組み合わせたこの建物は、展示室は冷房つきですが、冷房がない回廊も風が通り抜け大変涼しい構造になっています。

ここはシニア料金も、地元民用「カマアイナ料金」もなく、17歳以下は無料、それ以上は一人10ドル。しかもうれしいことに、毎月第一水曜日と第三日曜日が入館無料日となっているので~す。これを利用しない手はない!!(月曜は休館日)今回は第二日曜日に行ってしまった。残念無念!でもこれで頭にはいったので、次回は無料コースで、元を取るゾォ~!!

美術品はヨーロッパ、韓国、中国、日本、イスラム、インドネシア、東南アジア、インドなど世界各国から集まっていて、有名な画家(ピカソ、モネ、ゴーギャン、セザンヌ)の作品もあり、5千年の昔から現代にわたる5万点を収集。
  
というのも、創立者 Mrs.チャールス・モンタギュー・クックさんが寄贈した4500点の美術品が基礎となり、ジェームス・ミッチェナー氏の5400点にものぼる浮世絵コレクションが加わりという具合で、その道の通には避けて通れない美術館なのです。(2009年には完全な富嶽36景の版画が一般公開されたこともあり。)

そのほか、大富豪タバコ王の一人娘ドリス・デュークが自分の別荘<写真右>にイスラム文化を取り入れた豪華「シャングリラ」ツアーも出していて、ハワイにいながらイスラム文化と接することもできます。このツアーすばらしいんですが、前もっての予約要。

ホノルル美術館には、このほかにもマキキハイツの丘にあるスポルディング・ハウスもあり、という具合で調べていくとなかなか奥が深いのです。
 


さて、日本とハワイの鑑賞相違点は、先ほど述べたような美術品に対して間近まで密着できるかどうかということと、静かで人のすくない場所で鑑賞できるかという2点がありますが、それ以外にこんなことがありました。


   
 写真左:2009年に展示された完全版富嶽36景 写真右:ハワイならではのボーンチャイナの展示方

ボーン・チャイナの陶器展示方法は、写真上右のような配置でした。鑑賞者の目線にたって、皿や器の中を見やすくしているのですが、友人が驚いたのは、「日本ではこんな展示方法はしない。地震が多いから、すぐ落ちて壊れてしまうもの。」と言うものでした。

なるほど、さもありなん。  
鑑賞後はやっぱり落ち着いてコーヒーを飲んだりちょっとしたランチを食べたいものですが、ホノルル美術館もスポルディングハウスも地元でも話題の美味しいカフェがあります。

どちらのカフェも、人気のランチスポットで、ココでランチをするだけならば、入館料は払わなくていいのです。事前に予約していくことをお勧めします。

サラダやサンドイッチなどヘルシー嗜好の方々に大変好まれる自然にやさしいレストランです。

ホノルル美術館カフェの営業時間は火曜から土曜まで 朝11時半から1時半まで 
予約は808-532-8734
スポルディングハウスのカフェは火曜から土曜は11時から2時まで。
日曜も12時から2時までオープン。予約は808-237-5225
高尚な鑑賞から始まり、最後はやっぱりここに落ち着きました。それで胃(い~)、それで胃(い~)

姫庵より
 
 
 
 

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2015年6月20日土曜日

終戦70周年記念の今年こそ、真剣に「平和」のあり方を考える時では??

まさか??は・・ありえないために
ーやるべきことは何か、ちゃんとやらにゃぁ~!!-
 
(ハワイ最新ニュース)第二次世界大戦後70年が経とうとしています。70年たった今、日本を取り巻く環境が変わっていることもあり、国会では安全関連法案に関する激しいやり取りが行われていますが、これを機会に、国民皆で「平和」について真剣に考える時になったのではないかと思います。
    
ここハワイは、常夏の楽園というイメージが強いけれど、戦争勃発の引き金が引かれたパールハーバー湾内に、今も沈んでいる戦艦アリゾナ号が、そして隣には戦争終結の降伏文書調印式が執り行われた戦艦ミズリーが、という具合で人々に「平和」を考えさせる場所となっています。

そしてまさに今、第二次世界大戦終戦70周年を記念したイベントが8月15日(土)に開かれることになりました。戦艦ミズリー号の横たわるフォード・アイランドで、長岡市の花火大会が夜8時頃から開催されるというものなのです。フォード・アイランドは一般の人は入れないが、周辺でバッチリ見られるって~!!当日軍の施設が解放されるかもしれないので、分かり次第お知らせします。

  
     写真:ホノルル・フェスティバルの時にワイキキビーチ沖で打ち上げられた長岡の花火

  
ホノルルで行われる長岡花火大会は毎年3月に開かれるホノルル・フェスティバルの最終日カラカウア・パレード終了後、夜8時半から打ち上げられ、口コミが口コミをよび、回を重ねるごとに多くの人がワイキキビーチに集まり楽しんでいます。

発端は、2012年3月2日長岡市とホノルル市が姉妹都市提携を結び花火大会を開催。

しかし評判がものすごく、アンコールの声があちこちからでたこともあるのでしょう、巨額の費用がかかるのに、それ以降毎年開催されています。

実は2011年のホノフェスに花火大会をやる予定だったんですが、あの時東日本大震災が起こり、翌2012年からのスタートとなったのです。

今回8月15日に打ち上げられる花火大会も、長岡市提供により、オアフ島に住んでいる方を対象に、20分にもわたり打ち上げられる超豪華なもので、パールシティー、アイエアなどを含めパールハーバー海岸エリアの至る所で鑑賞できるというのがすばらしい!

さて、威勢のよいこの長岡花火は、「平和」の願いがこめられた特別なものなのです。というのも・・・・

終戦をあと少しで迎える1945年8月1日長岡市に空襲があり、1480名の方々が犠牲になりました。

このため翌年から毎年8月2日と3日、慰霊と復興を祈る花火大会が開催されてきたのです。

このように長岡は花火を通して、「平和」について考えてきた町であるからこそ、パールハーバーへの思いも強い。花火を打ち上げて、戦争でなくなられた方々への鎮魂と平和への祈りを当地で捧げたいという思いが、ようやく実現することになり、本当にすばらしいことだと思います。

今回終戦70周年ということで、日本からの親友と一緒にアリゾナ・メモリアルを訪れました。
一般の観光客に混じり、館内でビデオを見ましたが、前に見たビデオとはずいぶん違っていていたのです。アメリカの立場、日本の立場をそれぞれ公平に紹介し、山本五十六を始め、我々がなかなか見ることのできない日米の当時の軍の様子も双方の立場からしっかり説明し、その上で多くの尊い人命が失われたこと、いかに戦争が無意味であり平和が大切であるかを語りかける映画になっていると感じました。

  
     写真:戦艦ミズリーを遠くにみて、今も沈んでいる戦艦アリゾナの記念館上から・・

高校からの親友と、お互いに平和について忌憚ない意見が出し合えたのは大きな収穫でしたが、アリゾナ記念館を訪れてみると、その悲惨さは70年経た今も胸に迫ります。

1941年12月7日(ホノルル時間)日本帝国海軍による真珠湾攻撃で、戦艦アリゾナは乗組員1177名中1102名死亡、ご遺体の多くは今も戦艦アリゾナの中で眠っていて、メモリアルの一番奥にある慰霊所の大壁に名前が刻まれています。

慰霊所の大壁の前の左右にある小さい壁にも、最近亡くなられた方々の名前が刻まれているのを見つけました。これは真珠湾攻撃で生存した乗組員で、海に眠る軍友と一緒にしてほしいと、死後アリゾナに遺灰を葬ることを希望した方とのこと・・。

  
   写真左:メモリアルの奥の慰霊所にある壁に刻まれた名前 写真右:メモリアルの7つずつある大窓

このメモリアルは沈没した戦艦アリゾナの甲板の上を横切るような形で作られていて、ビジターセンターの博物館に飾られている模型を見るとその状況がよくわかります。

記念館は真っ白な長方形で長さが56メートルほどあり、よく見ると両端が高く、真ん中が低くなっています。これは最初の攻撃によって受けたアメリカ人の心を表してたものだとか。

  
  写真左:戦艦ミズリーからみた記念館 写真右:戦艦アリゾナの上に建てられた記念館の模型

真珠湾攻撃による痛手に立ち直り勝利は得たが、戦争によって多くの犠牲を出した悲しみを表し、しかも左右両側と天井に7つずつある大きな窓は、真珠湾攻撃が行われた12月7日の「7」を示したとのこと。

記念館の中には、沈んでいるアリゾナの甲板を見渡せる四角い穴があり、昔はここにレイを捧げて海に投げ入れましたが、海洋生態系を考慮して、今では名前が刻まれた壁に供えられていました。

しかしここに、毎年花ではなく、「献酒」をされる方がいるのです。
形がひん曲がってしまった「黒焦げの水筒」を持参し、中の「バーボン」を海に捧げるのが菅野さんという方で、ここにも「平和」への強い祈りの物語があるのです。

長岡よりももう少し前の1945年6月、静岡市でも空襲があり、2千名の犠牲者がでました。この時、空中でB29同士が衝突し桑畑に墜落、米兵23名が死亡、その時一人の米兵がしっかりと握りしめたためか指跡が残った「黒焦げの水筒」が見つかりました。
   
 写真左:毎年行われる黒焦げの水筒セレモニー  写真右:菅野さんと米軍関係者によるバーボン献酒

桑畑の関係者であった伊藤さんは、私財を投じ犠牲者のため「平和観音像」を建立。それとともに「死んだら敵も味方もない」という信念で「B29墜落搭乗者慰霊碑」も建てました。

同じく菅野さんも私財を投じ、1972年から毎年戦災遺族と米軍関係者による日米合同慰霊祭を行ってきました。そんな菅野さんに転機が訪れます。

開戦50周年記念の1991年、真珠湾でのセレモニーに出て深く感銘をうけ、次年から戦艦アリゾナ記念館上で、この「黒焦げの水筒」の慰霊祭を行うことにしたのです。

彼のモットーは、
今日の平和の陰に両国の犠牲者がいることを忘れてはならない。」 

そして、このアリゾナ記念館のすぐそばにあるのが、戦艦ミズリー号で、ミズリーは現役を引退しても、この地で戦争終結の歴史を伝えて続けています。

終戦70周年記念日の8月15日、大空にあがる長岡の美しい花火を見ながら、我々は大きな代償をはらって得た「平和」について、しっかり考えていかなければと強く思います。


  
 写真左:降伏文書調印式が行われたミズリーの甲板  写真右:真珠湾にもっていく秘密兵器はこれ
  
なお、余談ですが、アリゾナ・メモリアル・ビジターセンター等にいく場合、お財布やカメラ以外の手荷物を預けなければなりませんのでご注意ください。でもこの写真のようなシースルーのバッグなら、預けなくてもチェックポイントをスルーできま~す。

姫庵より
 
 
 
 

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2015年6月13日土曜日

ますます変わるハワイのこの情報をお知らせするのは、今しかないでしょ~!!

今夏もマスマスあついハワイ~!!
ー言わないだけで、みんな知ってるトレビアの裏の裏!!-
 
(ハワイ最新ニュース)ハワイではすでに公立学校の夏休みが始まり、7月終わりには新学期がスタート。ハワイの夏休みは日本に比べるとずいぶん前倒しです・・

来週からサマースクールが始まる所もあり、共働きの多いハワイの子供達は、サマースクールやサマーファンで勉強や遊びですごす夏となります。もちろんこの時期アメリカ本土のディズニーやユニバーサルスタジオでバケーションという方もいますが、大体ハワイの子供達にとって自然を対象とした遊びはやっぱり「美しい海やビーチ」が中心。
     
         写真左右:H1から見たパールシティー近くのマス・トランジット高架橋工事風景

さて、話は変わって最近ワイパフからパールシティーにかけて、H1フリーウェーを走っているとこんな光景を見かけるようになりました。そしてワイパフの人からは、「ワイパフの工事はずいぶん進んでいるよ。もうすぐしたら超交通渋滞がパールシティーの方に移動していくよ、イヒヒヒヒ~・・・」なんて声もきかれますが、実はこの高架橋、「ホノルル・レイル・トランジット」(マス・トランジット)の工事なんです。
カメハメハ・ハイウェーではすでに道路の工事が始まっていて、パール・ハイランド・センターに行くアカシア通り付近は、すでにかなり混雑しています。(写真左)このパール・ハイランド・センターにある24時間フィットネスに時々通うので、姫庵も渋滞騒ぎに巻き込まれてます。
そういえば、ホノルル空港へ行くH1フリーウェーも工事が始まるようで、ステンションや交通コーンがあちこちに置かれ、ホノルル空港への道を誘導してくれています。
予定ではカポレイという町からアロハ・スタジアムまでは2018年オープン、カポレイからアラモアナ・センターの区間は2019年オープンということなんですが、巷では「ハワイアン・タイムがこれに加算されるのを忘れないようにねぇ~~♪」なんて極楽トンボみたいな声がでてます。
ということで、カポレイやワイパフの工事進捗状況がどうなのか、野次馬根性まるだしのランダムレポーターは、早速行ってみました。下の写真が現在の状況で、これを見るとまだ大分かかりそうですねぇ・・・・
  
  写真左:ファリントンハイウエーでワイパフ町を進む      写真右:行き止まり迂回ポイント
ところでマス・トランジットのルートはWEBサイトに載っていて、東カポレイ~UH西オアフ~ホオピリ~西ロチーワイパフ・トランジット・センター~リーワード・コミュニティー大学~パール・ハイランド~パールリッジ・センター~アロハ・スタジアム~パールハーバー・ネイビーベース~ホノルル空港~ラグーン・ドライブ~ミドルストリート~カリヒ~カパラマ~イヴィレイ~チャイナ・タウン~ダウンタウン~シヴィック・センター~カカアコ~アラモアナ・センターまでの21駅を42分で結ぶことになってます。
パール・リッジ・センターからアラモアナ・センターまで24分、ホノルル空港からアラモアナ・センターまでは16分、ダウンタウンからアラモアナ・センターまでは4分で、観光客にとってはこれらの駅を利用してくれると思うのですが、全線開通したら他の駅やその周辺も楽しめるような企画をするといいかも。それまでに、ランダムでもどこが穴場か調べておきま~す!!
というわけで、まだま~だ先の話になりそうですが、今回WEBサイトの情報から拾ったいくつかの「マス・トランジット・トレビア(雑学)」をご紹介して、マスマス興味をもっていただければと思います。
●運賃について
マス・トランジットと市バスは同じ単一の料金システムを使用。そして市バスもマス・トランジットにも両方乗れ、シニア料金、学割などの料金帯があるのは今の市バスと同じ。42分乗ろうが、4分乗ろうが同じ料金・・・日本のスイカのようなシステムができないもんねぇ。
●運行状況について
マス・トランジットは早朝4時から深夜12時まで運行、混雑するピーク時は毎5分ごとに、そしてピークでない時には11分間隔。で、走る・・・みたい。
●車両について
全部で80両用意され、ピーク時は一台4両編成のものを17台運行させる。4両編成時の収容人数は800人で、これはバス10台よりずっと多く運べるって。・・・そして速度は最高時速88キロ、平均速度は時速48キロ。これって早いんでしょうか遅いんでしょうか。それにバスの方が小回りは効くわなぁ・・

●その他
自宅近くの停留所から各駅まで、あるいは病院やショッピング・センターと各駅まではシャトルバスを走らせる。また自家用車で駅に来る人には、東カポレイ、UH西オアフ、パール・ハイランド、アロハ・スタジアムの4箇所に合計4100台の車が駐車できるスペースを設けて対応。だから市バスにも乗れて、マス・トランジットにも乗れるという単一料金システムなんだ、なるほどなるほど。この場所では車の駐車代はかかるんでしょうか・・・これは大変大事なことで~す。
2019年には全線開通されて、観光客もあちこち利用してくれ、このマス・トランジットの運行が、いつまでも続いてくれるといいなぁと思います。だって、連邦政府からは1.55ビリオンドルが、残りは観光客とオアフ島の地元民の税金でまかなわれているんですから、途中でやめるなんってことは無し~!!でもね、アラモアナからワイキキの工事が始まると、更なる交通渋滞、頭が痛くなりそう~!!
 
さてさて、もう1つずっと続いてほしいものをご紹介しておきましょう。
ハワイの夏の風物詩としていつまでも続いて欲しいのが昔ながらの「盆ダンス」で、今年ももうすぐスタートします。KHON2のWEBサイトには2015年のハワイ盆ダンス・スケジュールが公表されました。
   

オアフ島のみならずカウアイ、マウイ、ハワイなど各島でも開かれ、老いも若きも楽しむのがハワイの盆ダンス。オアフ島を見ると、6月19日のハレイバから9月19日の沖縄センターまで4ヶ月の間、金土日の週末に各地で開催されます。盆ダンスおっかけからは、3月のホノルル・フェスティバルも忘れないでっていわれそう・・・ハワイにお越しの節はぜひ一度参加して、昭和のノスタルジーを味わってください。
 
(ご注意~!!)●スーパーのレジ袋(プラスティクバッグ)が、オアフ島でも7月1日から禁止です。
日本では当たり前だろうけど、ハワイでは今までスーパーなどで買い物をするとプラスチックのレジ袋にいれて渡してくれてましたが、カウアイ、マウイ、ハワイ島に続き7月1日からオアフ島も禁止となります。

リサイクルできる袋や紙袋、微生物分解できるタイプの袋などは大丈夫ということで、マルカイでは今までと違うもっと厚手のバッグを使うけどいつまで続くかは不明ということでした。
タイムスやフードランドのスーパーマーケットに聞くと、プラスチックバッグはなくなり、紙袋もないので、自宅から袋をもってくるように言われました。

なお、野菜や果物をいれる小さいプラスチックは今まで通り置くのでそれを使うのはかまわないということでした~。
ホールフーズなどで販売しているエコーバッグが日本でも人気で、3ドルほどで買えるのもあるので、この際現地調達してお使いいただくのもいいかもしれません。
姫庵より
 
 
 
 

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2015年6月6日土曜日

今のうちにいかなきゃ、穴場じゃなくなる・・・

ランダムもたまげたハワイの穴場~~!!
ーここの何がどうして、こんなにすごいのか!!-
 
(ハワイ最新ニュース)5月27日ハワイニュースナウで発表されたことが頭に残っています。それは、ハワイは全米で4番目に健康なシニア州であり、高齢者はアクティブで、肥満や早死が少ないという結果とともに、痩せすぎや関節炎者が多いんですって。この統計では一番健康的なシニアがバーモント州、一番不健康なのがルイジアナ州だって~~。

シニアになってみると、思った以上に健康を追求してしまいます。健康的でハッピーな生活を送り、最後は家族に迷惑をかけず、コロリといくにはどうしたらいいかしら・・・なんてね。

と、思っていた時、お誘いがかかりました。健康のためには「緑茶」がいいんですって?
そういえば、日本でも最近は「お茶カフェ」のニュースが流れてましたっけ・・・今回の最初の穴場がこのお茶、ハワイのお茶なんで~す。

本日訪問した店のテーブル上に乗っていたカフェイン・含有量のサインを見ると、170グラムのコーヒーの中には80-135のカフェインが含まれ、コカコーラだと23、ウーロン茶で12-55、そしてなんと緑茶は8-16という低い指標で、びっくり~。お茶が穴場??

思った以上にカフェインが少ないお茶は、発ガン作用抑制効果とか虫歯や食中毒の予防、動脈硬化や血糖値や血圧を下げたりと、インターネットのお茶緑茶効用を見ると効果はすごいものがありますね。
さあ、そういうわけで、今回はお茶、それもハワイのお茶のお話から始めることといたしましょう。
 
ハワイのナチュラル・ティーを取り扱っている「ティー・チェスト Tea Chest」という会社があります。ココの食用ほおずき「ポハ・ベリー」のお茶が美味しかったとちぐさブログに載せたことがありました。(写真左)

この会社が今回「MWレストラン」という地元ローカルに人気のレストランとタイアップして、食事にマッチしたお茶を提供するイベントを開催。このレストランでは毎月いろんなイベント<ポップ・アップ・イベント>を開くんです。

食事にペアリングのワインとかお酒はよく聞きますが、お茶との組み合わせは初めて・・・。どんなのかしら?
まずはこのイベントが行われたMWレストランですが、かの有名な「アラン・ウォンズ」で働いていたミシェルとウエイドのご夫妻がはじめたもので、店の名前は彼らの頭文字をとったんだって。ということで、このレストランも穴場だってこと、お分かりいただけるかしら?
でもね、この店とっても変わっているの。お店の看板に「MWレストラン」っていうのがなくってずいぶん探しちゃった。場所はカピオラニ・ブルバードのノードストロームの向かい。
住所は1538 Kapiolani Blvd. Suite107 ℡:808-955-6505なんだけど、店が見つからない。

裏のマカロア通りから行くと、ファースト・ハワイアンバンクの手前に写真下のような建物が目に入りました。あせったよぉ~!!駐車場で働いている人に聞いて、やっとココだって分かった。(車の駐車代は4ドルだった・・・) 
    
      写真左:MWレストラン外観          写真右:MWレストランの看板はこれ~!
フォークを2つ反対向きに並べたのが看板で、MとWを表しているんだって。これじゃ、なかなか見つからないですよね。ここは地元民で賑わっているので、知る人ぞ知るレストランだって。
    
         写真左:MWレストランの店内   写真右:本日はバーをお茶のために・・・ 
さて、本日はワインやビール、カクテルを出すバーがお茶を調合する場所に変身。ティー・チェスとのバイロンさん夫婦や娘さんも応援に駆けつけ、お料理にあったお茶を提供。
本日の「ティー・テイスティング・メニュー」は一人40ドルのコースで、左はコナ地区のカンパチという白身の魚にレモン・ママキ・ティーというお茶がついてきました。このコースを1つ頼んで、3人で分けて食べた・・・

ママキというのは古代ハワイアンが飲んでいたハーブティーで、抗酸化作用があり、血糖値やコレステロール、血圧を下げる効果があるといわれています。
今回はレモン・ママキ・ポン酢をかけた白身のお魚にこのママキのお茶の組み合わせ。よかったよ!!
 
ゆったり時間が流れる中、小皿にMWレストランのお料理がでて、それにマッチしたティーチェスとのお茶が添えられました。
 
    
 写真左:すごく美味しかったBLTeaとペアーのBMWアイスティー  写真右:でもこんな形で出たんです。

通常BLTといえば、(B)ベーコン、(L)レタス、(T)トマトですが、このコースで出たものは、ビーフ、レタス、トマトでした。写真左だと大きく見えますが、実際は写真右のような大きさ。これを数人で試食、コースは全部で5つ出てきて、それに別途奥様が作るペイストリーがおいしいく大評判というので、それの1つを注文。

出されるメニューはどれも見た目がきれいで、ミニ三色スミレ(パンジーじゃなくってビオラっていうのかな)の花をあしらいカワイさもいっぱい、目で楽しみ、舌で味わった午後のひと時でした。
  
ところで、このコースにでたBMWアイスティーというのは、ティーの係りのバイロンのBとミッシェル・ウエイドンのMWをあわせた語呂合わせ~!!車のBMWから想像するから、高級に思えるよね。そのとおりなんだけど・・・
最後にバイロンさんが美味しい「手もみ茶」を出してくれ、飲み比べもしました。低めの温度で揉む手もみの方がアミノ酸がたくさんはいっているって~!!甘くてトロリと感じたような・・。
ハワイのお茶「ハワイ・ナチュラル・ティー」はドンキホーテなどのスーパーマーケットでも販売しています。穴場土産としてぜひどうぞ~、なんちゃって!! 
 
さてさて、もう1箇所訪れたところがあります。ここは日本にも4店舗あって、どこも大変有名で行列が出来る店になっているんです。それはオーストラリアの「Bills ビルズ」。ここもただ今、穴場中の穴場なんですよ。何の穴場か・・・
先日、ちぐさランダム815号で「タッカー&べヴィー Tucker and Bevvy」という新しいお店をご紹介し、そこのリコッタ・バンケーキがとってもモチモチで美味しいって書きましたが、そのリコッタ・パンケーキを出していて世界イチの朝食を出す店として有名なのがシドニーの「ビルズ Bills」で、今回はアメリカのなかでもハワイに上陸したんです。日本で行列ができる店と聴いていたこともあり、時間的な余裕もなく、なかなか行く機会がみつからなかったけど、ようやく友人とここへ・・・
     
           写真左:ビルズの正面         写真右:ビルズの1階の受付と待合室
場所は、バンクオブ・ハワイ・ビルディングの向かい側。1階には受付と待合室そしてカフェ兼バー(ビーチバー)がありますが、朝食はやっぱり2階で。車椅子の方にはエレベーターもあります。
  
     写真左:ビルズの2階のレストラン店内風景      写真右:ローズヒップミントパンチとカプチーノ
2階のレストランは山小屋式で窓も大きく天井も高く、明るくってとってもいい雰囲気。我々の隣にすわっていたのは2歳と4歳の子供連れ。ちょっとお話をした所、エッグス&シングスにいきたかったけれど行列が出来ていて、子供達が待てる状態でなかったとのこと。

ここの「ビルズ」はただ今まだちょっとすいていて・・もうしばらく余裕があるかも。今日はお子様連れでも問題なかったんです。この家族連れ、すぐに入れて、お店も素敵、料理も美味しくって、ハワイのビルズは今穴場ですねと喜んでました。
  
  写真左:これがリコッタ・パンケーキ  写真右:注文の多いクラブ・チョリソーのキムチフライドライス 
彼らは、リコッタパンケーキとキムチフライドライスを食べていたので、感想を聞いたところ、「どちらもとっても美味しかった。」って。でもフライド・ライスにはチャイニーズパセリ(コリアンダー)がはいっていて、ご主人は私同様苦手だったみたい。嫌いな方は前もって取り除いてもらうように行っておいた方が無難で~す。
 
そして我々が頼んだのは、まずは飲み物にローズヒップ・ミント・パンチと葉っぱをアートで描いてくれたカプチーノをリクエスト。
それからウエイターおすすめのフルオージー・オーガニックスクランブルエッグにサワードーのトーストと、クミンロースト・トマト、ベーコン、味噌マッシュルーム、そしてフェンネル・ソーーセージの豪華版メニュー(16ドル)。
これはパンケーキのような甘いものが苦手な方で、ボリュウムのあるものが欲しい方にお勧めで~す。早く言えば肉食系男子に・・

雰囲気もいいし、落ち着いているし、日本ではあんなに行列の出来る店なのに、ハワイでは2014年3月に出来たばかりということもあって、まだちょっと余裕あり、今が家族で行ける超穴場。ただしいつまですいているかは保障の限りではありません。行って行列になっていたらゴメン!!
なおパーキングは向かいのバンクオブハワイのビルディングで、バリデーションを店がしてくれ、駐車4時間で6ドルだって・・・。 
姫庵より
 
 
 
 

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