2018年9月29日土曜日

ビルの壁を使った壮大なウォールアート!!

ハワイの変化は怖くない?!


―土嚢以外にもこんな変化が!!!-


 

(ハワイ最新ニュース)先週発信したちぐさランダム967号で、カイルアビーチなどの砂が少なくなっていて、ワイキキではキングタイドの時には土嚢を積んで波に備えるホテルもあると書いたのですが、たまたまワイキキに行く機会があり、それを見てきました。


  
 写真:シェラトンワイキキ・ホテルの前のビーチもこんな感じで通れません・・・


ハレクラニホテルからシェラトンワイキキに行く海沿いの舗装された小道が、波が押し寄せる関係で、通れなくなっていました。


  
 写真左:海沿いの小道は通行止め  写真右:波の浸食に備えて土嚢も用意  


ビーチタオルなどを貸し出すシェラトンのブースの前には板塀ができていたし、土嚢もたくさんおいてありました。スタッフに聞くと、「夏はキングタイドに備えていましたが、今はそれの心配はなくなりました。でもハリケーン・シーズンに備えて土嚢を置いています。」ということで、ビーチが少なくなり、波が押し寄せるのを防ぐ対策をいろいろとっていました。


 
シェラトン・ワイキキの隣はハレクラニですが、ビーチ側にはやはり板塀が作られていて、波への対処としていました。


板塀ではハレクラニにふさわしくないのですが、季節によってはもう少しビーチが増えそうな気もするし・・というわけで緊急処置にしてあるのかも。


地球温暖化が与える影響に我々がどう対処していくか、草の根運動でもやらないよりはましですよねぇ~!!




ちぐさランダム769号で、キングスビレッジが再開発されるという話をし、2016年には工事着工されるなんて書きましたが、まだ工事は行われていません。どうなっているのかとおもっていたら、この度キングス・ビレッジと、それに隣接するハレ・ワイキキアパート、パシフィックエドワード・アパートという3か所 1.05エーカーを買い取り、そこを壊してタイムシェアの31階建ての建物を作るというニュースがでてきました。


  
 写真:1972年に建設されたキングス・ビレッジも2019年には壊されて、タイムシェア―になります・・・


ヒルトン・グランド・バケーション(HGV)の発表では、ホノルルで6番目となる32階建てのタイムシェアを作ることになったとのこと。32階建ての建物と言えば多分330フィートくらいになるので、建物の高さ規制の変更はOKになったのでしょうね。


建物にはスタジオタイプ、1ベッドルームユニット、2ベッドルームユニット、3ベッドルームユニットの191ユニットが作られ、それとともにフィットネスセンターとか、プール、ビジネスセンターなどもできるということです。


キングスビレッジのテナントさんたちは2019年1月31日までに閉店しその後工事を始めて2022年には完成させるとのことで、ここがまたホットな場所になりそうです。ビーチからちょと離れているので、土嚢の心配はいらないですよね。




さて、もう1つのニュースは、ケアモク通りからカラカウア通りに入る時に目についた建物です。鯨の絵が描かれたウォールアートいかがでしょうか?なかなか素敵じゃありませんか?


ロイヤル・アロハと呼ばれるアパートの外壁に鯨の美しい壁画、心をうばわれましたぁ~!!ワイキキに入る時にはぜひ目にとめてくださいね。この絵、どうのう???土嚢よりずっと気に入った。青い空と青い壁画とぴったり!!



でもやっぱり土嚢が気がかりの姫庵より






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2018年9月22日土曜日

壁は壁でも、こんな壁なら欲しい

ハワイの壁は強固?!

―荒波にも耐える壁なんてあるのかなぁ…!-

 

(ハワイ最新ニュース)14年ぶりのハワイという知人を連れてカイルアに行ってきました。しばらく行っていなかったカイルア、私の目から見ても、ずいぶん変わっていましたが、特にびっくりしたのが、カイルア・ビーチの波による浸食の影響の大きさでした。

  
 写真左:カイルア・ビーチに植えられている木を見ると 写真右:根っこが浸食作用で表面に出てきてます

 

丁度カイルアビーチでは、熱帯性低気圧レーンの影響でしょうか??大木が流れ着いていて、しかもビーチに植えられた木々の根元があらわになっています。

そういえば2013年には切り立った6フィートにもなる砂壁が出来たり、潮流の変化で砂が浸食され、川の生活用水が逆流したために修理をしました(ちぐさランダム729号)が、今また浸食が激しくなってきたように思いました。


地球温暖化で、海面が上昇し、カイルアもラニカイも干潮時でないと美しいビーチが見られなくなっています。ラニカイでは海へ続く小道を歩いていくと、干潮時には白砂の美しいビーチが見え人々を喜ばせますが、満潮時には小道からビーチに降りる階段まで波が押し寄せていて、びっくりしたのを思い出します。

  
  写真左:ラニカイビーチへいく小道は人気者 写真右:歩いていって美しい海が見えればラッキー

このきれいなビーチが満潮になると、なくなってしまうなんて、信じられないと思いますが、地球温暖化に加えて、浸食の波から自宅を守るためにビーチに壁を作ったりすることも、波の流れを変え砂がなくなる理由の1つでもあるんだとか・・・。強固な壁を作っても、波の浸食は続く??どこでも大変だぁ~!!

ワイキキでは「キングタイド(大潮)」になると、ビーチの傍にあるホテルは土嚢を置いて海水が入ってくるのを防ぐというニュースも出ています。今ではハワイ沿岸の34%は気候変動などによる波の浸食で危険にさらされているということで、これらを防ぐためには地球温暖化を何とかしないと・・・。 これまた大きな大きなが立ちはだかりましたが、草の根運動で、蟻の穴をあけることによって、この壁が崩れていく可能性が・・・無きにしも非ず、大きな希望をもちましょう・・・




  写真:ヌウアヌパリから、海の色が白く変わるサンドバーの様子を撮ってみると

さてさて、カイルアの隣町にあるカネオヘ町の海の真ん中にできたサンドバー(三角州)では、干潮になると砂のビーチが現れることで有名です。朝早くこれを見にヌウアヌ・パリまで行ってみました。写真ではあまりうまく撮れませんでしたが、ちょっと沖合が白くなっていて、海の色の濃淡が現われとてもきれいでした。このサンドバーもみんなの力で自然を大切にして後世まで残していかないと・・・蟻の穴ほどでもなんでもけっこうです、お互いの強固な協力に・・。



ところで、ハワイは、オハナ=家族が大変仲良く、お互いに助け合う様は見ていて気持ちがいいものです。今回9月21日にグランドオープンを迎えた「こころカフェ」も、家族愛に満ち溢れたお店で、普通のオープニングセレモニー以上で感激しました。

  
 写真左:ロイヤルハワイアン2階フードコート 写真右:ハワイ風たい焼きワッフルアイス「シャカブーム」

通常のセレモニーにはその店の従業員、これに携さわった人々(建築関係とか大工さんとかデザイナーとか)、それにメディア関係者に牧師様などが集まってセレモニーをしますが、今回はローカルの普通の人々がかなり集まっていて、不思議に思って尋ねてみました。そうしたら、オーナーやその奥さんの家族、友達、親戚一同が一緒に祝福に加わっていたのです。こりゃあ強固な、いや最強の壁で守られてるぅ~!!

写真右上、親指と小指を立てて、親愛の情を示すハンドサイン「シャカ」は、アロハとかマハロ(ありがとう)などの愛情、感謝、尊敬の挨拶表現。それをワッフルにして、あずき、チョコレート、ハウピアや、パイナップルなど4種類から選んだアイスクリームを乗せ、シリアルやフルーツをトッピングした「シャカブーム」(6ドル50セント)は、ハワイのシンボル!「こころ」という名前をお店につけたわけがここにあった~!!

  
 写真左:フワフワ生地の棒つきワッフル「もちポップス」写真右:スクラムを組んだ強固な家族壁

ところで、親戚の方の一人と話していたら、「試行錯誤を繰り返し、試作品をいただき、みんなで手伝ってようやくパイナ・ラナイのフードコートに初の出店ができました。」と大喜び。奥様も感極まって、嬉し涙を流したほど。こんな温かい「こころ」がたくさん集まったこのカフェは長く続いてくれることでしょう。味も美味しいし、見た目もインスタ映えするので、ぜひ訪れてみてくださ~い。営業時間:年中無休 朝10時から夜10時まで 電話:808-388-6552



  
   写真左:ホノルル・コーヒー・カンパニーの外観 写真右:その内部は・・・

さて、時を同じくして、ハワイ・コンベンション・センターのカラカウア通り向かい側にある「ホノルル・コーヒー・カンパニー」の「ホノルル・コーヒー・エクスペリエンス・センター」が、この度地元のNPOパウワウ・ハワイのアーチスト兼ディレクターのジェフ・グレスさんとコラボしたので、全員集合~!!てなりました。

  
 写真左:コンベンション・センター向かいに出来たアートウォール 写真右:作者のジェフ・グレスさん

この画はダイアモンドヘッドにワイキキの海、そしてALOHAと大きく書かれた手書きの文字の中に代表的なハワイを描きだしています。Aは珈琲豆の成っている木にコーヒーカップに入った温かいコーヒー、Lはピンクのロイヤルハワイアンホテルとカヌー、Oはパイプラインの波にサーフィン、Hにはハワイを代表するイイヴィの鳥(蜜を吸う鳥)とオヒア・レフアの花、そして最後のAはライフガード所と夕焼けという具合。

  
 写真:ウォールアートをもっとズームインしてみると・・・

ワイキキの入口にできたこのアート壁は、世界から繰る人々をアロハ出迎え、アロハで送る友好の壁だったのだぁ~!!アーチストのジェフさんに聞いたら、まさかワイキキでウォールアートが描けるとは思わなかったと言っていましたが、ここでもロイヤルハワイアンでパイプラインを描いたカメア・ハーダーさんをはじめとして、お母さんや多くの友達が集まって祝福。友達の壁の輪ってうらやましいですねぇ~!!

  
 写真左:ここの朝食、ランチ美味しい 写真右:特にマカロンは絶品~!!

友人に聞いたのですが、ホノルル・コーヒー・カンパニーのこのセンターは、ビジネスマンにとって、よく使う場所の1つだとか。理由は、無料のパーキングがある、中で自由にインターネットが使える、静かでコーヒーのアロマの香りが漂いこころが安らぎ仕事がはかどる、冷房が効いていてトイレもきれい。そしてなにより、コーヒーが美味しく朝食やランチもエンジョイできる。というわけでした~!!

壁がこんなに強固だとは~!!うらやましい姫庵より






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