2015年5月30日土曜日

ドンドン広がっていくナ・ホク・ハノハノの来年を祝って~!!??

第39回ナ・ホク・ハノハノを目指せ!
ーケアリイ・レイシェル独り占めで今年もすごかった!次回ははだれだ!?ー
 
(ハワイ最新ニュース)5月23日(土)にハワイ・コンベンション・センターで、第38回ナ・ホク・ハノハノ・アワード・ショーが行われました。

ナ・ホク・ハノハノはハワイ・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ(HARA)によるもので、世界で唯一ハワイアン音楽しか流さないKCCN-AMラジオ局が1978年スタートしたのが最初、今ではハワイ版グラミー賞と称されるハワイ最高峰の音楽賞です。

今年のナ・ホクはオープニングから変っていて、4月に日本で第一回「ナ・ホク・ハノハノ・アワード・ノミネーション&ミュージック・フェスティバル」を開催。ここで5月末に決定するナ・ホクの候補者を発表すると同時に、歴代の受賞者や話題のミュージシャンなどを招いたフェスティバルが開かれたのです。

  
 写真左:昨年数々の賞をとったマーク・ヤマナカ  写真右:オープニングで歌うケアリイ・レイシェル

五年ほど前から、5月を「メレ・メイ」という音楽月にして、一ヶ月間ハワイアン音楽やフラダンス漬けになるハワイ。そのクライマックスを飾るのが「ナホク・ハノハノ・アワード」授与式で、興奮はいやが上にも高まる!!
昨年はマーク・ヤマナカが、数々の賞を独り占めしたが、今年は、ひさしぶりにCD「カワイオカレナ」をだしたケアリイ・レイシェルに受賞前から熱いスポットが当たっていました。

   
       写真左右:受賞会場前の広場では有名なアーチストや着飾った人でごった返し 

午後5時からのスタートですが、4時にはノン・ホストのカクテル・レセプションが受賞会場前であり、美しいレイをつけ、着飾った話題のアーチストがあちこちに見られます。ここでは、気楽に一緒に写真を撮らしてくれるので、ハワイアン音楽のファンにとって、うれしい受賞式なのだぁ~~。
 
夕食が含まれ、アワード・セレモニーに加えて、候補者や有名アーチストのライブが見られて、写真も写せて一人170ドル弱ですので、見逃す手はないですね。

      
 写真左:カピアポと新人賞候補のフ・エヴァの一人と   写真右:ココで販売される美しいレイ

大太鼓の威勢よい音とともに開場となり、これから賞の発表が始まり、始まり~~。 
 
  
 写真:ナ・ホク・ハノハノ・アワード会場の雰囲気 左は開園前 右はスタートしてから 

アワード会場がオープンしても人々はお互いにレイをあげたりもらったり、挨拶してハッグしたり、写真を取り合ったりとなかなか静かになりませんが、すぐそばを有名アーチストが通ったり、隣のテーブルで見られるというのは興奮しますね。   
   
   
    写真左:会場内でレイのあげっこをしているワイプナ3人 写真右:受賞されたエイミーが壇に上がって

今年も、前評判が高いアーチストはやっぱり周りからすごい拍手が起こります。特に新人賞の声援はすごかったですねぇ。こういった興奮に包まれた臨場感はやはり実際にいってみないとわからないもの。
 
   
     写真左:最優秀新人賞をとったフエヴァの3人        写真右:最優秀EP賞のナホア

    
  写真左:受賞会場入口のインタビューや撮影風景 写真右:クリスマスソング賞のジナイとわれらがパリ

 
会場の中では授賞式やライブパーフォーマンスが行われていますが、外でもKZOOのアナウンサーによる受賞者へのインタビューがあるので、こちらも覗いて好きなアーチストへ密着取材。受賞の嬉しい顔が目の前で拝め、日本語英語が飛びかうインタビューに、ハワイならではの感をいだくことができま~す。

   
     写真左:舞台のある前のほうで写真を撮る     写真右:パリさんが受賞した時の喜びの顔
  
ナホクの受賞会場で、お気に入りのアーチストの受賞があれば、前のほうに出て行って写真をとることも出来るので~す。私も何度もしゃしゃり出て、一番前のかぶりつきで楽しい写真をたくさん撮らせてもらいました。ステージの左右には大きなスクリーンが設置されていて、そこでもバッチリ見られるけど、生で拝顔するアーチストの興奮した受賞光景は忘れることができません~~!!
 
たとえば、HARAの会長であるパリさんが「1000 Crystals」でInstrumental Compositionを受賞した時、「もう、本当に思いがけず、本当に本当にとってもうれしい~!!」と言った時の喜びの顔とか・・・
    
  
写真左:最優秀インターナショナルアルバム賞のケンタロ・ツシマ 写真右:この人たちにもあげたかった

受賞時のコメントって、案外本音が思った以上にでて楽しいですよね。たとえば、最優秀インターナショナル・アルバム賞のケンタロ・ツシマさんは、アメリカに住んでいたので、英語はペラペラ。
 
ピアノからゴスペル、そしてハワイアン音楽へと変わっていって今回受賞した彼の一言が、「前のガールフレンドが、フラダンサーだったんです。」だからハワイアン音楽なんですね。元彼女のお蔭!お礼をいわなくっちゃいけないかもよぉ~!!
 
ホノルル・フェスティバルで最初から一緒に仕事をした太鼓のケニーエンドウさんが、スラッキーギターのジェフ・ピーターソン、尺八のライリー・リーと一緒にだした「アイランド・ブリーズ」が話題となり、いくつかの候補にあがったんだけど、残念ながら今回は賞が取れなかった。でもこの会場ですばらしい演奏をしてくれて、うれしかった~、
ナ・ホクの受賞者については、アロハストリートが速報でだしているのを、そして受賞状況はナホク事務局のフェイスブックを見て臨場感を味わってください。

  
しかし、今回はなんといっても、7部門で賞をとったケアリイ・レイシェルがすごかったですねぇ。
 
ちょっとあげただけでも最優秀ボーカリスト賞、お気に入りエンターテイナー賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞などなど。
 
久しぶりのCDであり、ハワイアン・ミュージックであり、話題の人であり、賞を総なめにするのもわかりますが、オープニングで歌ってくれた声量のあるすばらしい歌を聴くと、胸にずしんときて、総なめ超納得~!!
 
来年も、日本で4月にナ・ホク・ハノハノ2016年の候補者を発表し、それから2ヶ月ナ・ホクのレース・スタートとなることを期待してやみません。
 
ハワイでは音楽だけで生活をするのはむずかしく、銀行家とか弁護士とかの本業があって、副業にスラッキーギターやウクレレ、ハワイアンをしている人もかなりいます。
 
CDを出すというのは大変お金がかかることなので、毎年出すのは本当に難しい。日本のフラや音楽、旅行などの業界が一緒になって今まで以上に応援してくれると、ありがたいですね。
 
日本にファンがたくさんいるケアリイ・レイシェルさん、数々の賞をとった今回のCD「カワイオカレナ」が最後だぁなんていわないで、次のCDを出して、2016年のナ・ホクをさらに盛り上げてくれるよう心待ちにしていま~す。
ハワイアン音楽のすばらしさに酔う姫庵より
 
 
 
 
 
 
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2015年5月23日土曜日

ノースショアのハレイワがまたまた面白くなったノース~!!

新規:ハレイワ・ストアー・ロットとコーヒーファーム
ー昔の雰囲気を残したノスタルジックなエリアが登場!!ー
 
(ハワイ最新ニュース)ハレイバタウンのマツモト・シェイブアイス店とその周りが再開発され、5月2日にオープニングを迎えたので、皆様にご報告!!

まずこの辺りの土地や建物は、カメハメハ・スクールの持ち物で、すでに90年以上もたっていることから、再開発に乗り出したわけです。
そして出来上がったのが、「ハレイワ・ストアー・ロット Haleiwa Store Lots」という昔の雰囲気を残した一画。

再開発前の問題点は2つあったとみた!
1つは、人気の高いマツモト・ストアー周辺に駐車場がなく、交通渋滞を起こしていた。
2つ目は、きれいな公衆トイレがない。

今回の再開発でこの2つがクリアーされていた。
まず駐車場:ハレイワ・ストアー・ロットの後ろに広い駐車場あり。でもこれでも土日は相当込んでますがね。
そしてトイレも、雰囲気に合わせ、ノスタルジックな昔風プランテーションを思わせる建物になって誕生。

   
     写真左:道路の後ろに広がる駐車場     写真右:駐車場に隣接して作られた公衆トイレ
そしてこの一画は、マツモト・シェイブ・アイスのストアーを中心に、色々散策し、お土産を買ってもらおうという意図がよく見える場所になっていました。
 駐車場側に、ハレイワ・ストア・ロットのサインがあり、そこから見えるハレイバ・フルーツ・スタンドには、パイナップルやバナナ、パパイヤなどのトロピカル・フルーツがいっぱい。
  
      写真左:ハレイワ・ストア・ロットのサイン     写真右:ハレイワ・フルーツ・スタンドの果物


そしてフルーツスタンドの奥は「ウェイラーズ・ジェネラル・ストアー」で、ハレイワ・フルーツ・スタンド側からも、違和感なくそのままジェネラルストアーになっていくんです。もちろん別に入口がきちんとあるんですけどね。

ここは、ハレイバならではのサイン土産もあれば、Tシャツあり、お昼用のカリフォルニアロールやいなり寿司も販売。しかもポキ(ポケ)や温かいラザニア&スペア・リブ、カルアポークなど量り売りもありました。
    
     写真左:ジェネラルストアーのお弁当           写真右:同じストアーの店内
この店でノースショアのお土産とランチ用弁当を買って、マツモトでシェイブアイスをゲットし、バニヤンの木の下でゆっくりいただく・・・なんてことで、観光客受けしそう~!! 

そのほかには、高級アロハ・シャツの店「カハラ」、サーフ・ショップでありデザインの面白いTシャツがある「T&C」、水着の店「スプラッシュ・ハワイ」などをはじめ、いろんなお店が軒を並べはじめてます。
 
  
 写真左:アロハシャツで超人気の「カハラ」 写真右:いろんな小物もあるブティック「グアバ・ショップ」
そして、ここで一番人気の「マツモト・シェイブアイス」の店ですが、2ヶ月前からバニヤンの樹のそばにある仮店舗(元の店の裏側)で営業!!
道路に面した元の店は閉まっていて、丁度そこにいたマツモトさんに聞いた所では、「2ヶ月前に隣の仮店舗に移り、あと2ヶ月したら、外観はそのまま残して、店内をきれいに改装したマツモト店が出来るはずなんだけど・・・・。」ということでした。ついでに、しっかり者の奥様に聞いたところでは、「いつになるんでしょうか・・・?」。これぞまさにハワイアンタイム~!!
  
   写真左:改築工事のため閉めたマツモトの入口   写真右バニヤンの樹の下でシェイブアイス
仮店舗のマツモト店内は狭くて、店の外にもTシャツなどのオリジナル商品を置いていました。シェイブ・アイスを食べに来る人が多いので、ステンションを置いて行列を整理できるようになっていましたが、行った時は、ちょうど波が一段落したところ。でも外のバニヤン樹のそばで、シェイブアイスを食べている人を多くみかけましたぁ~!!
   
         写真左:マツモトストアの仮店舗入口          写真右:マツモト仮店舗の内
あと2ヶ月ほどしたら、新しいマツモト・シェイブ・アイスのお店のレポートができるかなぁ?こちらも楽しみにしています。それまでには他にもお店がオープンしていることでしょうし、次回のレポートをお楽しみに。
 
さてさて、ハレイワに行く途中に新しくコーヒー・ファームが出来たというので、ちょうどハレイワに行くならば、そちらにも寄ってみることに・・・。
ドール・プランテーション手前カメハメハ・ハイウェーにこんな建物を見つけました。なんだ?これはって思ったら、これがその目的物だったんです。
それでは思った以上に、雰囲気のよかった店をご紹介しましょう~!!
もしカメハメハハイウェーを通り過ぎてもすぐ右に曲がれば、もう1つ入口があるので、問題ありません。ここはカフェでもあり、コーヒー豆の直売店でもあり、トイレ休憩でもありって具合で案外便利に利用できそう。 
  
     写真左:グリーン・ワールド・コーヒー・ファーム入口  写真右:コーヒーの木も植わってます 
ちょうどコーヒーの花の咲く時期だったのでしょうか、コーヒーの木が植わっている農場(?というにはちょっとミニミニだけど)には、花と実の両方を見つけてラッキーでした。
コーヒーの花はピカケに似た可憐な白い花でいい香りがしました。豆はまだ緑でしたが、これが赤紫に変わって収穫を迎えます。
ここでは、ハワイ諸島の島々から取り寄せたフレッシュなコーヒー無料試飲があるし、コーヒー豆も販売。今日はマウイやカウアイのコーヒーの試飲もありました。
奥に入った店内では、コーヒーに関する世界中のポスターが、壁に所狭しと飾られていて、とってもノスタルジック。日本のポスターもあるんですってよ。残念ながら見つけられなかった。皆さんの中で行かれて見つけた方はぜひ教えてね。

棚には十数種類のコーヒーの豆や、オリジナルTシャツ、マグカップなどコーヒーに関係するお土産もたくさんあり。 、またカウンターのカフェではエスプリッソからスムージーなども販売していて、行列ができてました。シェイブアイスも売っていた・・・
 
 
   
 写真左:グリーン・ワールド・コーヒー・ファーム店内  写真右:5,6種類ある無料コーヒー試飲カウンター
今回試飲した中では、グリーン・ワールドの自家製コーヒーもよかったけれど、カウアイのコーヒーや、カラメル味がするコーヒーも、そしてアイスコーヒーもなかなかのものでした。無料試飲だったので、全て試してみた~!!味の違いがわかって楽しかったよ・・・

       
     写真左:マウイのコーヒーも無料試飲OK   写真右:ワイアルア自家製コーヒーの豆
ここで試飲した後に自分の好きなコーヒー豆をお土産にするって案外気が利いていていいものじゃないのでしょうか。この店も、ツーリストに喜ばれて、末長く続いてくれるように祈っております。
姫庵より
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2015年5月16日土曜日

これくらいの入園料なら、安いもの。この木なんの木だけでなくほかも見てね~!!

モアナルア「この木なんの木」どうなった?!
ー入園料たいした額じゃない!!??ー
 
(ハワイ最新ニュース)テレビのコマーシャルで有名な「この木なんの木」のあるモアナルア・ガーデンですが、赤字が続いている公園の管理維持のため、4月15日から入園料制をスタート。どうやって徴収しているのかを含めて、早速行ってまいりました。
  
    写真左:パーキングに新しくできたフェンス    写真右:相変わらず観光客の多い駐車場

駐車場の入口には、タクシーや客を乗せた車は駐車代がかかる旨のサインが出されていました。パーキングから庭園に入るところはギフトショップ側の一箇所に絞られ、他に出入りできた所は、新たにフェンスが設けられ入れなくなっています。

午後に訪れたのですが、駐車場は相変わらずかなりの車があり、園内にも観光客がいました。ギフトショップの入口前のベランダに係員がいて、来園者にギフト・ショップ奥にある会計で入園料を支払っていただくようチェックしていました。
   
 写真左:モアナルアガーデンの「この木なんの木」 写真右:車椅子用スロープもできたギフト・ショップ

またギフトショップの右側に新しいサインが立てられ、入園料は大人3ドル、地元民とミリタリーは1ドル、12歳以下の子供は大人同伴が必要で料金は無料と日英両語で書かれてあります。

  
 写真左:新しく建てられた料金表のサイン  写真右:入園料支払いはギフトショップ奥のレジスターで

その他、開園時間は朝7時半から日没30分前までとか、園内の使用に関する注意書き(アルコール飲料、ペット、スケボー、ラジコン飛行機などの禁止)が記載。

  
また、公園に関して事前の許可申請が必要で、有料になるケースとしては、プロカメラマンによる写真撮影や営業用撮影、ウエディング、25名以上の団体利用、プライベートグループ、集会やパーティー、時間外の利用など。

今回試しに入園料を支払った時、カマアイナ(地元民)といいましたがIDカード(身分証明書)までは請求されませんでしたが、用意されることをお勧めします。
        
なおモアナルアでは毎年7月に一日だけプリンスロット・フラ・フェスティバルが開かれてきましたが、第38回の今年から、二日間のイベントになり、今年は7月18日と19日の土日開催となります。

2日間行われることにより、ハワイの人だけでなく外部からも参加できるようになるとのこと。また、参加費用は無料だが寄付を募っているって・・・。二日間に亘るフラ・フェスティバルの詳細は後日~~!!

このプリンス・ロット・フラ・フェスティバルは、ハワイに数少なくなった「土でできた舞台(パフラ)」で踊るのと、大きなモンキーポッドの下でゴザをしいて、一日ゆっくり見ることができること、食べ物やクラフトの店も出るのでエンジョイできるという具合。

プリンスロットはのちにカメハメハ5世となりますが、フラの復興に尽くした業績をたたえて開催されるプリンスロット・フラ・フェスティバル、現在では1万3千人もの観衆が集まる大きなイベントになっています。
歴史的にみても、ぜひ一度は訪れていただきたい催し物が、今年から二日間になるということですので、いろんな新企画もだされることでしょう。お楽しみに~!! 
 
姫庵より


●「知らないハワイがいっぱい 最新版」ハワイでイスラム文化が学べるシャングリラツアー、ハワイのショーがどこがベストか、海へと続くインフィニティープールなど、「最新版」では新しい情報をたくさん追加しました。これ1冊あれば、知らないハワイを楽しく遊べる!