2015年2月28日土曜日

カイルアタウンはノカオイだらけ~!!

カイルア・ノカオイ、クレーペ・ノカオイ!!
ーノカオイ (No Ka ′Oi )は、最高って意味!!ー

    

  
(ハワイ最新ニュース)カイルアの町がドンドン変わっているというので、久しぶりに行ってみたら、昔ながらの田舎町が、オシャレなタウンに変身中!

まずは、カイルア道路に「カ・マラナイ」という4階建てコンドミニアムが6棟も建って、素敵になっちゃったし~!!寝室が1つのユニットで6700万円からですって・・・・カ・マラナイはカイルアタウンにありるので便利、たまらない魅力あり~~

    
   写真左:カ・マラナイ・コンドが出来ました  写真右:そこを通ってカイルアビーチに行く観光客

それに、3月4日からオープンするターゲットの辺りも変わってるんです。ターゲットはハハニ通りとヘキリ通りの交差点にあり、開店後は混雑が予想されるので信号も出来ました。ハハニ通りは道幅が広くなりました。見てください、このターゲットの周りを・・・・母に見せたいステキなハハニ通り・・・
  
     写真左:もうすぐオープンするターゲット       写真右:ターゲットの前の広くなった道
ターゲット向かい側は、皆様おなじみの行列が出来るパンケーキの店「ブーツ&キモズ Boot's & Kimo's」があり、今日もココはたくさんのお客さんが外で順番待ちをしてました。


   
  写真左:ハハニ通りに面したブーツ&キモズ   写真右:ブーツ&キモズの前は待ち人でイッパイ

 
しかもですよ、ブーツ&キモズと、ヘキリ通りをはさんで向かいの「ロクシー Roxy」店の前に、たくさんの貸し自転車が・・・

そうなんです。
カイルア・タウンは今では自転車で散策できる若い人の町になっているんです。常夏の軽井沢もどきって感じもしますが、さわやかな貿易風を肌で感じながら走るサイクリングは、ノカオイ!!



そして、このヘキリ通りには「クレープ・ノ・カ・オイ Crepes No Ka 'Oi クレープ最高!」っていう店も新装開店しました。



実は2008年からオープンしていた店で、古い「ブーツ&キモズ」店の隣にあったのですが、100メートルほど先のところに移転し、それがまたブース&キモズのすぐそば。お互い持ちつ持たれつ、つかず離れずの程よい関係。

このクレープ・ノカオイはフィリピン出身の奥さんカカイさんと、タヒチが好きなアメリカ人のご主人クリスさんご夫婦がオーナーで、クレープで成功、2014年10月この新築店舗に移転したというわけ。
 
  
     写真左:クレープ・ノカオイの外観       写真右:クレープ・ノカオイの店内(2階もあり)

クレープって言うと皆さん甘いものと思いがちだけど、甘クレープと食事クレープがあって、どちらも美味しいんです。どちらを選ぶかはお好み次第だけど。

本日頼んだメニューは、朝11時までしか出さないし、売り切れたらそれで終わりっていう「ウルティメイト・ブレックファースト・クレープ Ultimate Breakfast Crepe 究極の朝食クレープ」。これはロコの間でも一番人気があるメニューなんですって。

ポテト、ポーチドエッグ、玉ねぎ、ローズマリー、チェダーチーズ、ベーコンビッツを四角に包んで、ホームメードの黄色いホーランディーソースをかけて食べるというもの。

まさに朝食としてお腹にたまるクレープで、ホーランディーソースの代わりに途中からトマトケチャップをかけると酸味が加わり、食欲がまたわいて来ますよ~!!違うソースをかけるだけで、2度楽しめる究極のクレープでもありました。
  
     写真:すぐに売り切れるウルティメイト・ブレックファースト・クレープ $10.55 は大きい!!

午前10時40分頃に店に入り、すぐに注文したんだけど、ウエイターが「ちょっと待ってください。まだあるかどうか確認しますから。」といって厨房にとってかえした。幸いにも本日は、まだ売り切れていなかった。

テーブルにやってきたクレープは、大きな四角い形をしたもので、二人で分けてもまだ多い。ポテトとチーズにタマゴが絡み合ってお腹がいっぱいになりました。

他にもマッシュルームやほうれん草がはいった「ザ・ベジタリアン・クレープ」とか、トマトやバジルの「ザ・ゴッドファーザー・クレープ」、ほうれん草とオニオンがはいった「ポパイズ・パワー」などが大人気だっていうので、次回はコレに挑戦したい~!!

  
いつものように、他のテーブルに座っていたお客さんに感想を聞いて、写真も撮らせてもらいました。

男性は私達と同じもので、女性は「ラバーズ・ディライト」というイチゴとバナナの甘クレープ。「とっても美味しい~!!」って喜んでたカップル、甘いムードが漂ってましたよ~。

となると、甘クレープもよさそうですねぇ、次回、何人かと一緒に行きたいなぁ。

車で来る人は、店の裏に広い駐車場あり、もしココがイッパイだったら、ターゲットの駐車場に停めて、ちょっとお買い物をしてから寄るのもありかしら。
 
 
    
      写真左:オーナーのカカイさん       写真右:店外のテーブルでついばむ鶏の親子   
オーナーの一人、カカイさんと話す機会がありましたが、笑顔がかわいい人で、これならはやるはずと思った次第。

貿易風がさわやかに吹く日は、外のテーブルでたべてもよし、ちょっと混んでいたら、吹き抜けの2階のテーブルで食べるのもよし。なお、店外のテーブルには、スズメならぬ鶏の親子がおこぼれをついばみにきていて、カイルアはやっぱりどこかのんびりしているなぁと思いました。


さて、この所、野菜がはいった食事クレープをいただく機会が多くなり、これにはまっていますが、ハワイは今話題のパンケーキだけでなく、クレープでもB級グルメが楽しめる。ちぐさランダム808号ではハワイカイのモエナ・カフェのソフィスティケイトな野菜クレープやベトナムの素朴なクレープをご紹介しましたが、今回の四角いクレープもなかなかのものでした~!!  


  
       
         写真左:モエナ・カフェの野菜クレープ           写真:バクナムのベトナム・クレープ
皆さんはどれがお好きかしら、 今度一緒に食べ比べしませんか?
クレープに魅せられた姫庵より
 

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2015年2月21日土曜日

もうすぐ春ですねぇ~♪

春3月ハワイの目玉!!ー3月を包むものは色々ありますよぉ!!ー

    

  
(ハワイ最新ニュース)
春三月もあとわずかでやってきます。ハワイでは、こんな目玉イベントが待ってます。

●第21回目を迎えるホノルルフェスティバル、3月6、7、8日(金~日)の3日間盛大に行われます。

今年の見所の1つは、7日(土)のシンポジウム「ハワイでエコーツーリズムを浸透させ定着させるには」:
ハワイコンベンションセンター3階301号室にて午後1時半から4時まで行われるもので、入場無料。日英両語での開催となっています。

ハワイは海だけでなく、ハイキングや古代王朝の跡などが緑の中にたくさん点在し、エコーツーリズムとの兼ね合い上、ランダムレポーターとしても見逃せない。

同ハワイ・コンベンション・センターの1階でも各種催しものが開かれます。
7、8日の盆ダンス(盆踊り)は6月から9月にかけてハワイ各地で盛大に開かれる盆踊りの幕開けとなるもので、他に縁日・カーニバルをはじめステージでは全国からのパーフォーマンスが終日ご覧いただけます。
  
  写真:カラカウア通りで夕方4時半から行われる御輿やねぷたなども入ったにぎやかなパレード  
          
そして、8日はカラカウア通りでのパレードと、それに引き続き夜8時半からの華麗な長岡花火。口コミで年毎に人気があがり、今年のワイキキビーチは座る場所があるかしら・・・
 
●カイルアに目を向けると、3月4日(水)から、あの「ターゲット」がいよいよオープン。

前にダイエイ(後のドンキ)があった場所で、ターゲットが作られるにあたり色々問題が起き、2012年7月に出来るという計画が、ドンドン延びてようやく開店となります。

ホールフーズに続き、ターゲットが出来ることで、ますますカイルアは目が離せなくなりますねぇ~!!ターゲットだけに、カイルアに的を絞って行こう~~!!

●先週ココマリナ・ショッピング・センターにあるモエナ・カフェ(Moena Cafe)のことを書きましたが、横目で見たクレープとパンケーキが食べたくって、再挑戦。詳細はちぐさブログに書いていますが、皆さんにもぜひ試してもらいたくって、ここにも書かせて~!!

  
   写真左:超お勧めの野菜のクレープ       写真右:2~3人で食べたいパンケーキ

ベジタリアン・クレープ11ドルも、ぺティート(1枚)のバナナ・シャンティリー・パンケーキ 9ドルも、馬鹿デカイのがでてくるので 2~4人程で分けて食べたい。上品な盛り付けのベジタリアン・クレープは、野菜とトロトロとしたチーズの共演が最高。45分待っても十分に価値あるお食事で、満足度120点。
●そしてクレープといえば、今回はベトナム料理のクレープもご紹介したい~!!
サウス・キングストリートにあるバクナム(Bac Nam)というお店。店の表は路上駐車が出来るし、裏にバクナム専用の駐車場も用意されていて、バックなしじゃなくバックあり。

  
        写真:ベトナム・クレープはレタスやミントと一緒に食べるんですって・・・

クレープの皮はカリカリしていて、海老や豚肉、もやしなどがイッパイはいったこのベトナム・クレープは9ドル95セントというお安さ。レタスやミントにはさんで、甘すっぱいソースをつけて食べるんですが、ヘルシーな上美味しい!! 

 
この店は、テレビにでたこともあって、日本人観光客にも人気があり、日本語のメニューもそろっています。場所柄、タクシーでの往復をお勧め。

左のカニカレーは絶品。小18ドル50セント、大26ドル95セントで、ココナッツ風味のクリーミーで濃厚なカレーの中にカニがイッパイはいっています。フランスパンとご飯が出てくるので、両方試してみてください。

これ以外にベトナムのスチーム団子8ドル50セントやイカの詰め物10ドル95セントなどはすぐにオーダーしないと売り切れちゃうこともあるからご注意って、ご一緒した常連さんからのアドバイス。

実を言うと香草(パクチー、チャイニーズパセリ)が苦手なんですが、同じく苦手という方がいて、お互いいたわりあいながらいただきました。香草の香りがちょっと残っていても、美味しいものは美味しいんですねぇ~!!一人じゃないっていいですね、香草どうしよう、横においてこうしょうよ、なんてね。前もって香草を別にと交渉しておけばよかったかなぁ。

なおアルコール類は各自持参(BYOB bring your own bottle)となっています。
 

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2015年2月14日土曜日

他の州では見られないハワイが持つ強みから

古代も現代もハワイアンで正解!!ー言葉も食事も大切にしたい!!ー
    

  
(ハワイ最新ニュース)先日和田誠・糸井重里編の「土屋耕一のことばの遊び場」という本をいただきました。「ことばの遊びと考え」「回文の楽しみ」の2冊で成り立っていて、日本語をもう一度見直すいい機会でした。

歴史の重みがあった地名を変更していることなども含めて、我々はどうも日本語を大切に思わなくなった風潮があるように思いますが・・・。

ハワイでは道路や地名、人の名前など身近にハワイ語があるので、いやでも興味がわき、ハワイ語の意味を調べる「ハワイアン辞書 Hawaiian Dictionary」はいつも手元において置く本の1つ。
今回のトピックス、2つの違ったものをハワイ語というくくりでご紹介してみたいと思います。はてさてどうなることやら・・・・

(1)美しい海の「モアナルア」
モアナルア(Moanalua)は女性名に使われていて、「美しい海」という意味があるとか。モアナは海や湖、ルアは「2つ」という意味もあり「2つの海」とも言われています。

ハワイでモアナルアといえば、まず頭に浮かぶのが、3716エーカーの広さがあるモアナルア・バレー、「カマナヌイ・バレー・トレイル Kamananui Valley Trail」と呼ばれているハイキング・トレイルもバレー内にあります。
  
  写真左:モアナルア公園の奥にトレイルが      写真右:トレイル入口は鉄の門が降りている

モアナルア公園から山手奥にそのトレイルがあり、鉄の門で封鎖されていたけど、そこはやっぱりハワイアン。人が入れる広さのスキマが開いていて、ウェルカムしてくれます。
 
モアナルア・バレーはカメハメハ大王がオアフ島を征服した時、この周辺の「レミの泉′Lemi Spring」で休息したといわれる由緒ある場所です。

その後カメハメハ5世に譲られ、そしてビショップ博物館やカメハメハ高校で知られるプリンセス・パウアヒが受け継ぎます。
パウアヒは米人の夫チャールス・ビショップのビジネスパートナーであるデーモン氏にこの土地を譲りました。

というようなことが、このバレー内にある写真つき観光案内サインに載っていて、なかなか興味深いものがあります。

   
        写真左:デーモン家の石階段のなごり       写真右:デーモン家の暖炉の跡

モアナルアを譲渡されたデーモン氏は、皆様よくご存知「この木なんの木」のある庭園モアナルア・ガーデンの持ち主。またこのモアナルア・バレーにはデーモン氏の子供が石の家を建て、階段や暖炉の跡を見ることができ、トレイルはここからスタート~~。
 
  
             写真:モアナルアバレーにある7つの石橋のうちの2つ


今回のトレイルでは、石橋を7つ通りますが、これは1800年代後半イタリアの石工による手作り石橋で、当時馬車もここを走っていたようです。しかも道路に沿って住居もあったということですが、今ではジャングルと化して昔の面影は、石の名残にしか見ることができません。

  
   写真左:マンゴの木の下の巨木が老女の石     写真右:老女の石に彫られたペトログリフ

7つの石橋の最後に「ポハク・カ・ルアヒネ 老女の石」と呼ばれる巨岩があります。ちょうどマンゴーの花が満開になっている下にひっそりありました。別件ですが、今年はあちこちでマンゴーの花が満開。強風がなければ今年はマンゴーの当たり年になるかも。

この老女の石にはこんな話が残されています。ある宗教儀式を執り行う時に、物音を立ててはいけないことになっていた(カプ)が、幼子が泣き止まなかった。カプを破ることは死に値することであったため、子供の祖母はこの石の陰に逃げてカプの効力がなくなるまで隠れていた・・・それで「老女の石」っていう名前になったのでしょうか。

その石には20以上ものペトログリフが残されていますが、風雨にさらされ今でははっきりと残っていないのは残念なことです。
  
      写真:どの橋も大きな岩が橋の入出口に置かれているが、それはなぜか?

ところで、7つの石橋を渡る際、橋の両入口に大きな石が置かれています。なんでこんな大きな石を置いたのだろうかと疑問を持ち、色々調べてみましたが、現時点ではその謎はまだ解けていません。

昔は馬車も通ったということですから、この石はその当時おかれたものとは思えません。多分古い石橋なので、重い車両が通ると破壊する恐れがあり、それを防ぐための車止めではないかと想像します・・そうだとしたら、日本の道路にある黄色い鉄棒の車止めではなく、「石」というのが、ハワイらしく素敵じゃありませんか??
  
  写真:トレイルの道は四輪駆動が通れるような広さで、石畳のような、川底のような所も歩きます

今回歩いたトレイルは往復30分から40分の短いもので車が通れる道だったり、石畳だったりで初心者でも全然問題なかったのですが、このトレイルをもっとずっと奥に行くと、裏オアフ・ハイク地区の「天国への階段 Starways to Heaven」につながるのだとか。

天国への階段は1942年にアンテナ・ケーブル建設のために作られた海抜854メートルの階段で全部で3922段あります。鉄の手すりなど腐って危ないために1987年から登山禁止とされました。その後も登る人があとを絶たず、本物の天国への階段になってはいけないからと、政府はセキュリティーまで置いて監視したんですって。

なお、このモアナルアバレーは1970年代にH3高速度道路が通る候補地にもなりましたが、谷にある歴史遺跡の保護運動が行われ、2008年には保護政策も打ち出され、残されることになりました。日本だったら、保護するということを第一に考えるでしょうか・・古いものも大切にしたい。
 
(2)お休みどころはモエナ(Moena)

ハワイ語にお店の名前をつけることはよくあります。今回行ったハワイカイのショッピングセンターにある美味しいお店もハワイ語でした。

寝ることを「モエモエ」といいますが、この店の名前はモエナ・カフェ(Moena Cafe)。モエナというのは休息を取る場所とかベッドとかを意味します。2年半前にオープンしたっていうこの店は、まさにそういう所でした!!

しかもオーナーがシェラトン・モアナ・サーフライダーでヘッド・ディナー・チーフを務めたこともあるんだって。最初に述べたハワイ語「モアナ」がここでようやくつながりました。
ホノルルマガジン誌グルメアワード 「ハレアイナ賞」の朝食部門で2年連続受賞。日本の原宿や京都にもお店をだしてるんだって。

住所:ココマリナ・ショッピングセンター

電話:808-888-7716 営業時間:毎日朝6時半から午後3時まで
      
 写真左:店の外にはたくさんの人が待ってます 写真右:清潔感あふれ、ゆっくり休息できる店内

ここは現地の人が行列を作っている店で、店内のリストに自分の名前と人数を書いて外で待ちます。今回12時頃に行ったら、45分ほど待つといわれました。隣にジッピーというファミレスがあったので、ここでコーヒーを飲みながら待ちました。本当は45分待ちと聞いたとたん帰ろうかと思ったのですが、目に付いた隣のテーブルのパンケーキの大きさに圧倒され、絶対食べなきゃと思いました。

  
   写真左:巨大なシナモンロールパンケーキ 12ドル     写真右:隣のテーブルの人のをパチリ


待つこと45分、その間にメニューを見せてもらい注文を決めておりました。ここの人気はもちろん巨大なパンケーキ 外はカリカリなかはしっとり、フルーツや大きさで値段は変わるけど9~15ドル、それとともにリクエストが多いのはエッグベネディクト12ドル50セント。


 
写真を撮るのをOKしてくれた隣テーブルのあの大きさを見たら、それだけでお腹いっぱいになって、別のものを注文することに。この大きさは4名で食べて丁度いい感じ。
 
我々が選んだものは、MCブレックファースト10ドル50セント 卵2つにベーコンか、ポルトガルソーセージ、パイナップルソーセージ、ハムなどから一品選択。またポテトかチャーハンか選択。結果ポテトとパイナップルソーセージを選び、スクランブルエッグにしたのが手前のお皿。

奥に見える皿はビジタリアンのパニニ・サンドイッチ。ナス、ピーマン、ほうれん草、トマト、チーズに、サラダかポテトチップスを選択というわけで、サラダを選び13ドルでした。


二人で分けて食べて丁度いい量でした。次回はお腹をすかせて4名ほどで行って、隣のテーブルの人が食べていた人気のバナナ・チャンティリー・パンケーキ12ドルに挑戦してみたいと思っています。
 
今回も満足イッパイの姫庵より


 
 

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2015年2月7日土曜日

道路から近くにジャングルの中のような昔のハワイ王朝跡があるなんて・・・・

歩いてすぐに夏の離宮跡!!ー時間を割かずに見られる幻の名勝ここにあり!!ー
    

  
(ハワイ最新ニュース)ハワイでハイキングというと、ダイアモンドヘッド登山とか、マノア滝ハイキング、そしてマカプウ・ポイントなどが有名ですが、あまり時間は割きたくないが、ハワイらしいハイキングの気分を味わいたいという方々に、往復20~30分でハワイアン・ハイキング体験ができちゃうというところをいくつか見つけました。

    
      写真左:ダイアモンドヘッド登山      写真右:マノア滝へのハイキング
前にお知らせしたヌウアヌのペトログリフがあるアラペナ滝やカペナ滝もその1つですが、今回はハワイ王朝夏の栄華跡をご紹介したいと思います。

場所は、ヌウアヌ・パリ・ドライブ途中にある水道局のビルディングから100メートルほど山に向かった所で、駐車場がないので路上に止めることになるのが難。サインらしいサインもないし、知る人ぞ知るっていう場所なんです。

  
 写真左:路上に車を停めるので要注意   写真右:水道局の建物のすぐそばにあるこの木が目印

写真上の路肩に停めると右手に竹やぶがすぐ見つかります。21・00とかかれた小さなサインがありその竹やぶに小さな細い道が続いているのです。これが見つかったらしめたもの~!!
  
 写真左:竹やぶを見つけたらこのサインに注目     写真右:この竹やぶの入口から

この入口から今回のハイキングはスタート。10分ほどの短い距離ですが、まずはルアカハ滝(Luakaha Falls)を目指します。 まっすぐにこの竹やぶを進んでいくと、ハイキング道はひんやりしてさわやか。ヌウアヌ(Nuuanu)とは Nuu=高い場所 anu=涼しいというハワイ語らしく高地の涼しい場所なのでさわやかに感じられることでしょう。

  
  写真左:木が道に倒れ掛かっている所を抜ける         写真右:水道管が見える
竹林がせり出していて、竹林というより竹の森って感じで、途中水道管が見えたり、倒木が道をふさいでいたりしますが、トレイルは竹の葉が積み重なっていて思いのほか歩きやすく感じました。
 
  
       写真左:水道管が道をふさぐ    写真右:ルアカハ滝の上は人手がかかっているみたい
古い水道管が道をふさいでいるのをまたいで進んでいくと、川のせせらぎがはっきりと聞こえ、あっという間にルアカハ滝に着きます。この辺りは昔カメハメハ4世の妻であるエマ王妃が沐浴を楽しんだという場所だったとか。

だからでしょうか、ルアカハ滝の上は水を溜めるように人工的に作った感じで、石がきれいに並べられていて、そこからちょっと落差があり、そのあとは緩やかな小さな滝がいくつも重なり長い滝になっています。
 
滝の全体を写真に収めたかったのですが、苔むしてすべりやすく、ヌウアヌ川のカペナ滝で、先日すべった体験から、深入りはやめにしました。

アメリカ本土からの友人夫妻を連れてきた地元の方と会いましたが、「道路からすぐ近くにこんな場所があるなんて。」と感激していました。
さて、この滝が終わると、5分ほどもと来た道を戻ります。すると右側にもう1つ上に上っていくトレイルがあります。

このトレイルを進んでいくと5分ほどで、今回のハイライトであるカメハメハ3世とその妻カラマ王妃のサマーパレスの跡が出てくるのです。
竹林から分かれた道は木の根が張り出している緩やかな登りで、先ほどの竹林群とはまた全然趣が違う木立群もみえてきます。そこを歩いていくと2分ほどで苔むした石垣が右手に見えます。
  
     写真左:竹林から分かれた道を登る         写真右:右手に見える苔むした石垣


この辺り一帯は、薬草で治療したりヒーリングをするヘイアウ(祭壇)だったところで、リラックスする場所という意味の「Luakaha ルアカハ」と呼ばれていました。

そしてその後カメハメハ大王が戦争で傷ついた兵士を休ませたところとして有名になり、ここから貝がとれたために「Kaniakapupu カニアカププ」(Song of the land shells 陸貝の歌)とよばれるようになったとか。

   
 写真左:カニアカププの廃墟を正面から見て   写真右: 廃墟のことを書いた石碑にはお供え物が
ハワイ王朝のカメハメハ3世は、リラックスできるパワーのあるこの聖地ヘイアウ跡にサマーパレス(夏の離宮)を建築、1845年に完成させ「カニアカププ」をそのままサマーパレス名にしました。

こういったいわれのある所だからでしょうか、ここに来るとすごくリラックスできるとか、スピリチュアルパワーがあるとかと言われています。
石でできたこの離宮は、西洋の影響をうけた1階建ての大きな部屋と、それを取り巻くポーチで出来ていて、すぐそばに石造りの厨房や、わらぶき屋根の家々があったようです。

この当時7月31日がハワイの主権回復デーの祭日となっていて、1847年の4回目にカメハメハ3世は外国の貴賓や知事の方々、そして庶民にいたるまで1万人以上も招いて「ルアウ」と呼ばれる宴会をここでしたことが、石碑に書かれています。

当時のルアウの様子を書いた資料を見ると、豚271頭、塩魚3125匹、新鮮な魚1820匹、鶏602羽、牛3頭、4000個のタロイモ、82羽の七面鳥に数々の果物・・・という具合ですごく豪華なルアウだったようです。
この場所に一万人も集まったということですから、周りの木立のあたりが大きな広場になっていたのでしょうか。この建物は避暑地として数十年使われたということですが、その当時の華やかさは今では夢のまた夢・・・
   
   写真左:離宮の内部にはいってみる       写真右:離宮のすぐそばにある石造りの厨房跡 
美しい緑にかこまれ、静寂がただようサマーパレス跡と、人もはいらないジャングルの中にあるような自然の滝という2つのサイトが、実は道路のすぐそばにあり、30分ほどで回れるっていうのが今でも信じられません。
カニアカププの石碑には、誰が供えたのかティーリーフに巻かれたハイビスカスの花のお供え物がひときわ鮮やかに目に映りました。
その時さわやかな風が吹いて、なんだか昔の人々が苔むした廃墟の中でルアウを楽しんでいるような気がしたのは私だけでしょうか。30分で回れるところなのに、時間が止まってしまったような感じ。こんな近くにあるのは本当なのか夢なのか、訪れてみないとわかりません・・・
 
歩いてすぐの名勝に心を打たれた姫庵より


 
 

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