2016年9月24日土曜日

うつぼはなんでも食べちゃうよ~!!

全員集合!アラモアナ!?
ーココにだけこんなに集まる??!!
(ハワイ最新ニュース)私事で恐れ入りますが、右手薬指の関節炎(Arthritis)で人工関節手術をしました。家事を真面目にしたり、キーボードをよく使うなど、手の酷使でなるという関節炎。調べていくと腱鞘炎、リュウマチ、痛風なども関節炎に含まれ、幅広いのに驚かされます。今回は、指の関節が腫れ、曲がり、握れず、痛むには、手術しかないという医者の話に乗った!!ランダム愛読者の中でも、間接的にみても、なんらかの関節炎で、悩まれている方が多いのでは??

高齢化が進むにつれて、腰の関節を人工に取り換える手術も増えて、友人知人でも「新しい関節で、痛みなく歩けるようになり、人生がまた楽しくなった。」という声も多く聞きますが、指の人工関節は初めての経験。  
通常でも医療費が高いハワイ、高齢者も(保険によっても異なるが)20%程度の自己負担あり。その分関連医療分野が協力しあって、治療にかかわる時間を短縮しているようで、その様子はちぐさblogに載せてみました。


病気をほっておくと進行するように、経済も周りに合わせて動かないと停滞する。そこに、ハワイの生き残りを考え、活性化をしていくような、いかないようなニュースが飛び込んできました。ハワイにとって長と出るか半と出るか、2017年をお楽しみに。

① ワイケレといえば、日本人にはコーチやUGG、バナナ・リパブリックなど有名ブランド店のアウトレットがある「ワイケレ・プレミアム・アウトレット」が知られています。ルミアイナ・ストリートを渡ると「ワイケレ・バリュー・センター」というローカル中心のエリアもあり、そこのKマートが12月末に閉店決定となりました。バリューセンターにはプレミアム・アウトレットから無料のトロリーでいけるけど、観光客で行く人は少ないよねぇ。

KMartは1962年設立、ミシガン州に本部をおく大手ディスカウント・ストアーで、05年に百貨店で有名なSeas Holdingが買収。このたびの会社発表によると、売上不振のため、全米2千店程あるうち64店舗を閉鎖だって。ターゲットやウォルマートに比べると値段も安いのですが、品質は考慮の余地あり?でも9月末から閉鎖のための在庫一掃セールが始まるそうで、早いもの勝ち・・こりゃ、お買い時!ちょっとトロリーで行ってみない??!

②アラモアナ・センターの考えていることは??
アラモアナ・センターといえば、全世界のブランド店が集まっていることでも有名ですが、このたび発表された2017年に向けてのニュースを見ると、おやおや、どう思う??

    
     写真:ターゲットも、ロス・ドレス・フォ・レス店も増えてきた

・カイルアにもある「ターゲット」が、旧ノードストロームの場所(カピオラニ通り側に面した場所)の2階と3階にオープンする予定とか。

ターゲットといえばKマートと同じディスカウント・ストアで、1902年ミネソタで創立され、現在では全米で1500店舗程あり、ハワイにはアロハスタジアム近く、カポレイ、そしてカイルアにあるのですが、今度アラモアナにオープン予定。カイルアのターゲットに行くと、日本人観光客に対する配慮が感じられます・・・

そしてその1階には全米に展開する衣料中心のアウトレットで有名な「ロス・ドレス・フォ・レス」も入ってくるとか。それなら、今あるケアモク通り山側の店はどうなる?アウトレット店って、店舗レンタルが安くないと生き残れないよね。アラモアナは安くするのかな?それとも品物の値段が高くなるのか???


・その上、1階の海側オールドネイビーの隣に「サックス5thアベニュー」のアウトレット店「Off 5th」が入るとか。オフ・5thは、アウトレットといっても、もともと高いんだから、家賃が高いアラモアナでもやれそう・・・

というわけで、アラモアナ・センターに玉石混交入り乱れての「全員集合」となることに。

ワイキキには先日、インターナショナル・マーケット・プレイスに高級デパート「サックス5thアベニュー」が大々的にオープン、そのそばにはノードストロームのアウトレット「Rack」もオープン。Rackから2,3軒海側にはロス・ドレス・フォ・レスもあるし。ワイキキも玉石混交??何が良くて、何が悪いのか・・・

というわけで、ワイキキとアラモアナで有名ブランド店ならびにアウトレット店などで競い合っていくのでしょうか?ピンからキリまでみんな一緒くたの「人種のルツボ」ならぬ「ショッピングのうつぼ」が全員集合し、皆のお金を飲み込んでいく? これでもっと面白くなるか、ごちゃごちゃになるか・・長と半どっちだ、どっちだぁ~!!

紫の指プロテクターでロボット化?の姫庵より



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2016年9月17日土曜日

日常大工から日曜ハワイへ

日曜ハワイの有意義な過ごし方!
ー日曜だけの濃いハワイ・・してくれる??!!

(ハワイ最新ニュース)日本にいるハワイ大好き・ハワイ通の皆様に助けられてちぐさランダムが18年以上も続けられています。今回も、それらの方々とこんな素敵な日曜を過ごしました。でもこの行程で行けるのは日曜だけですよぉ~!! 


(日曜・ハワイ・ドライブ・スペシャル・バージョン)
朝9時頃 ワイキキホテル出発! 
15分ほどで、カパフルのこの店へ。住所:3210 Martha St, Honolulu 今話題の3個1ドル熱々ミニサイズ・スパニッシュ・ロールをカウンターでフウフウ言ってほおばる。ナンディング・ベーカリー、ナンデェ~こんなに売れるのか、食べたらわかる。ここは日曜だけじゃないから安心してね!!

                 
 写真左:ナンディング・ベーカリーはジッピーズの隣  写真右:熱いから気を付けて

一口食べるとわかるのですが、中が空洞になっていて、バターがたくさん使われています。入れてある袋も油がじわっと染み出てくるほどですが、冷えても、チンして食べれば美味しい。小腹に入れたところで、さあ、ハワイのゴールドコーストと言われる東海岸へ出かけましょう!

  
     写真左:潮吹き穴       写真右:ラビットアイランド

10時半 東オアフを回って
美しい東海岸線を眺めながらドライブ。
ハナウマ湾入口をちらっと通り過ぎ、潮吹き穴やサンディービーチ、マカプウ展望台、シーライフパークを越えて、週末だけ一般に開放されているベローズ・ビーチ(Bellows Field Beach Park)へ。

週末じゃない場合は、お隣のワイマナロビーチがおすすめ。人も少なく、南の島に来たようなノンビリした雰囲気が味わえる。

ベローズ・ビーチはベローズ空軍基地の中にあるビーチのために、平日は入れませんが、土日は開放しています。入口からかなりあるので、バスで来た場合はずいぶん歩きます、やっぱり車で・・。

ここは、カイルアビーチなどと比べても、やはり人が少ない、その分ビーチを独り占めをしているようで、より幸せを感じます。できれば、ゴザを持参してしばらく横になるか、あるいは波打ち際を歩いたり、海に入ったり。着替えるところ、シャワー、トイレあり。でも今日は時間がないなぁ、ごめん!


  
 写真左:ベローズの海は静かだった 写真右:入口で売っているフリフリチキン

ビーチの帰りには、ベローズの看板がある入口で週末だけ販売する「フリフリチキン」を、ほんのちょっと、1/4羽程味見してみて。フリフリ・チキンはぐるぐる回してグリルしたチキンですが、とってもおいしいんですよ。ノースショアのハレイバでも週末やっています。この後本格的なランチなので、今日は味見だけね・・・

12時半 カネオヘの「ハイク・ガーデン」にある ハレイバ・ジョーズ へ
1998年創業の、ノースショアはハレイバにあるのがご本家。ノースショア・サーファーの心意気を受け継ぎ、ちょっと眠たいようなゆったりとした雰囲気に、アロハスピリットがいっぱいの店が、それがカネオヘのハイク地区にもやってきた。

ハイクの店は、オープンエアーのレストランだった処を、2000年に居抜きで購入。店の装飾品はサーファーの雰囲気いっぱい・・

レストランの眼下は、トロピカルガーデンに、鯉が泳ぐ湖、そしてコオラウ山脈が目前に迫るという大変景色がいい場所で、ハイクガーデンと昔から呼ばれています。

昼間はガーデンのところではウエディングも出来ますが、ハイクのハレイバ・ジョーズは夕方~夜なんですが・・・日曜だけは、朝昼の時間帯も営業!!
ハレイバにあるのは海の家、ハイクは山の家って雰囲気。これで海彦山彦両方そろったぁ~!!

  
 写真左:ハイクのハレイバ・ジョーズ  写真右:この席からの眺め、すばらしいでしょ!

サンデー・ブランチはバイキングで、料金は一人25ドル95セント。もう一度言うけど日曜の朝9時から14時までしかしてないからね。前に日曜以外でも昼間空いていると思っていって失敗した経験が物をいった。でもその時は、下の景色を見ただけでお預けだった、今回はその時のリベンジ~!! 
 
新鮮なサラダ、トロピカルフルーツ、プライムリブから、シュリンプ、魚、シェフが焼いてくれるオムレツ、デザート・・という具合。

なお、飲み物はマイタイ1杯8ドル、コーヒー2ドル50セント。おしまいの2時近くまでひっきりなしに地元の人を中心にお客様が来ていて、雰囲気もよかった~!

さて、昼食が終わったところで、もと来た道をUターン。シーライフパークにある航海・旅行の安全や豊漁の神様を祭るヘイアウ(男性と女性のヘイアウ2つあり)にもお参りし、マカプウ・トレイルには3時半ごろまでには入りたいものです。


   
 写真左:シーライフ・パーク近くのヘイアウ  写真右:1909年創立の沿岸警備隊の灯台も

ここは誰にでも人気のあるトレイルで、広い舗装された道を犬を連れたり乳母車でも登っていったり、老若男女誰でも登れるのでいつも駐車場が混んでいます。でも3時半ごろならば空きも出るので、午後のハイキングとなったのだ~!!

ハイキングは約1時間15分の行程で、紺碧の海が眼下に見られ、かわいい灯台もあり、冬にはクジラの潮吹きやブリーチ・ジャンプも観察でき、ウェール・ウォッチングのベストプレイスには望遠鏡まで備え付けられて至れり尽くせり。

  
   写真左:小さな子供も坂を登って・・  写真右:マカプウ・トレイルの展望台一番上の展望台からは、ラビットアイランドや、シーライフ・パーク、コオラウ山脈の屏風岩などがみられるし、週末には、ハングライダーをする人が上から降りてくるのも目撃できる。

  
 写真左:広い舗装の登山道なので歩きやすい  写真右:時々展望エリアで海を見て一休み

日陰がないのと、海風が案外強いので、日焼け止めクリームをしっかり縫って、ペットボトルの水を忘れないようにすれば、家族で行くのに最適なところ~!!

さて5時前にいったんホテルにもどって、着替えをしてから、いざ夕食へ。
今回は、まだ行ったことのないカイムキの街にある  12thアベニューグリルと相成りました。

ここは、ふつうは5時半から、日曜のみ5時からオープン、予約要。ただし、開店早々は空きがあるので、日曜の5時がねらい目。数々の賞を取っているレストランでございます。

  
 写真左:バーカウンター  写真右:厨房と手書きのメニューがよく見える

オーナーのケビンさんはニューヨーク生まれ、カリフォルニアで経験を積み、南仏やプライベート・ヨットのシェフとして腕を磨き、1996年にハワイに上陸、まずはケータリングで、2004年に「12thアベニューグリル」をオープン。2013年には、昔ファミレスのビクトリア・インがあったこの場所に、店を移したというわけ。

ここも地元のロコが中心だと思ったんですが、5時半は日本人の観光客とファミリーが多くてあっという間に席が埋まってしまいびっくりしました。アボカドの天ぷらはぜひ食べてみてください。次回に他のメニューも試したいと思っています、

  
 写真左:カラマリとアボカドの天ぷら  写真右:ポークチョップのグリル

「突然ですがニュースがはいりました。
アラモアナ・センターの、最初ノードストロームがあった跡地に(ノードはエヴァ・ウイングに移転)今度ターゲットが入ることになりました。開店したら、またレポートします!!」

さぁ、いかがでしたか?
あなたの知らないハワイが今回も見つかりますように~!!


一日充実の姫庵より



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2016年9月10日土曜日

「君の名は」と問われたら、なんと答えよう・・・

ハワイ流「君の名は・・?」
ー世の中変われば変わるものだ・・ろうか??!!

(ハワイ最新ニュース)「君の名は」といえば、菊田一夫脚本のラジオ・ドラマで、昭和世代には、銭湯がそのとき空になったという伝説が心に強く残る真知子と春樹の数寄屋橋ラブストーリー。

それが、今世代の「君の名は。」となると、田舎で暮らす女の子三葉と東京の瀧という高校生の隕石が取り持つ3年間の時間差距離のアニメ。

どちらもプラトニック・ラブを扱った人気物ですが、ハワイ風「君の名は?」と大声で言ってみたいのが人情・・・。

① ローカル風のこの丼ぶり「君の名は?」
元大統領クリントン氏が幼少のみぎりから大好きだったというジャンクフードを食べに、ハワイで訪れたのがローカルで有名なチェーン店、中でもハワイカイの「Zippy's ジッピース」。

ココ・マリーナ・ショッピングセンターにあり、1966年創業で今年50年目を迎えるジッピーズの中で、一番景色も雰囲気もいい店~!!



この店の2,3軒隣には、日本で行列のできる支店もある、超流行りの「Moena Cafe モエナ・カフェ」がある!
  
 写真左:モエナ・カフェのパンケーキ     写真右:ジッピーズから見える景色

最近ここによく行くのですが、30~45分待ちだったり、2日間の改築工事で閉店していたりで、仕方なく(??)ジッピーズを使ったんですが、考えてみれば、全国的に有名なのはやっぱり、クリントンの方ですよねぇ・・??

ローカルにとっては、この「チリ」は故郷の母の味。アメリカ本土に住むようになると、ハワイに帰った際には、ここのチリを冷凍して持って帰り、ハワイから買っていった電気釜でご飯を作り「チリ丼」にして食べるという、ハワイ住民にとっては心の支え「ソウル・フード」の1つなので~す。


②こりゃなんだぁ、里芋のような「君の名は?」
マカプウ・トレイルに行った時に、群生していたウチワ・サボテンに釘付けになりました。

8月の終わりから9月にかけてですが、ウチワ・サボテンに赤い実がくっついていたのです。

義母がマウイ島に夏帰ると必ずお土産に持ってきたフルーツ。ちょっとサボテンの生臭さはあるが、薄味のスイカのような、甘みのあるなかなかの味で、赤い実を見たとたんその思い出が広がりました。

ちぐさブログに出した処、常連のA博士から、「ウチワサボテンの実は、カルシウムやリン、カリウムが含まれる。

骨や歯の形成、脳の活性化をはじめ利尿作用も期待でき、ベタレイン色素には、活性酸素を除去する抗酸化作用がある素晴らしい果物」というコメントまで頂きました!!

マカプウやマウイ島のハレアカラの麓をはじめ、夏の終わりにこの実を見かけたら、まずは召し上がっていただきたい。とげに刺される分、懐かしいポピーラブ(初恋)の味がするかも。・・痛いですよ、トゲは・・その分おいしさも格別といいたいのですが、こればかりはあなた次第。



③これどこだ・・「君の名は?」
実は9月1日にオープンしたのが、ワイキキ・トレード・センターの「ノードストローム ラック Nordstrom rack」。

ワイキキのインターナショナル・ショッピング・センターの隣にあるので、人によっては、一緒くたにしてるかもしれないけど・・・。

1階と2階合わせて34,000スクエアーフィートにもなる高級ストアのアウトレット店だっていうんですが、今のところはまだ2階だけオープン。

ノードストロームのラックはワード・ヴィレッジにもあるのですが、ワイキキならば、夜の散歩がてら、インターナショナル・マーケットプレイスで夕食の帰りにちょっと覗くになど超便利。アウトレット店だけに、倉庫のようですが、その分お値段も半額位になってますから~!!


  
 写真左:やっぱり靴はいろいろある  写真右:男性物もかなりあり・・
車で行くと、シーサイドアベニューからパーキング場に入って、30分で1ドルという特別駐車料金、スタンプをレジで押してもらえれば2時間で4ドル、安い安い、ワイキキならば。でも2時間を超えると、30分で4ドルという通常駐車料金帯に変わります・・。

シーサイドには「ロス・ドレス・フォ・レス」のアウトレット店もあるので、ワイキキの観光客にはショッピング熱によるエクスタシー(快感からくる愛)が高まるかもねぇ・・・超高級デパート「サックス5thアベニュー」ができたり、このようなアウトレットがあったり、ピンからキリまでのエクスタシーを味わえます。



④かき氷で65年「君の名は?」・・言わずもがな!!


シェイブアイスといえば、ノースショアの「マツモト・シェイブ・アイス」が元祖、ここが8月27日で創業65年を迎えたとか。
マツモトのある一帯は、再開発で変わりましたが、マツモトはあまりにも有名になったため、その建物を残して営業しています。


ハワイの人が開発にマツモトの昔を残してまでも進めた理由は、氷とはいえいつまでも溶けない永遠の愛、アガペー(隣人愛)ではないかと思うのです・・・ 







ビジネスが大きくなるにつれて、シェイブ・アイスも、客の好みに合わせて、抹茶、白玉、アイスクリーム、乳糖など色々な種類を用意、ちょっと暑い日には一日で1000個もはけるとか。


かき氷を注文するまでの流れや、受け取った後に、ロゴマークのTシャツや、お土産品、スナックなどの棚を置き、そこを通らざるを得ない動線にしているのは、さすが~!!シェイブ・アイスだけでなく隣の商品へもこの「アガペー」を強調!!

愛ならまかしとけ~の姫庵より



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2016年9月4日日曜日

裏街道でも、まっとうに歩けばいつかは表に出られるもの~!!

ハワイの裏街道から表へジャンプ~!!
ーマイナーが、ひょんなことからメジャーへ??!!

(ハワイ最新ニュース)日本でもハワイでも、今年は台風や熱帯性低気圧が多く発生するようで、益々進む地球温暖化が心配です。ハワイでは、9月1~10日まで、ハワイ・コンベンション・センターやNBCで第六回世界自然保護会議が開催。オバマ大統領も参加で、それに対抗するかのように、熱帯性低気圧「マデリーン」と「レスター」が発生。


「マデリーン」は、すでにハワイ島に大雨をもたらし、「レスター」は9月3,4日の第34回沖縄フェスティバルにぶつかり、中止という事態に発展させた!!事前に取り寄せていた食材や商品は、折を見て即売会のようなのをやるみたいだけど、大変だぁ~~。

こういった台風、何処にも誰にも影響が出ない、どこか裏街道を走ってくれたらと思わずにはいられません。



さて、今回はびっくりポンの裏街道ライフをご紹介! 裏街道から表めがけて、さぁ、どう出るか、丁か半か、勝負、勝負~!!


●裏街道の人生は、ひいきがバックアップしてました!!
長年おなじみだったハウス・ウイズアウト・ア・キーのキアヴェ樹が倒れた時、ハレクラニに宿泊していた友人夫婦から、ホテルのバック・ツアーに参加しないかお誘いも受けました。宿泊客だけへの無料特典なのですが、友達の代わりに図々しくも参加。バック・ツアー(裏街道ツアー)がこんなだとは思いもしなかった!!

帝国ホテルのWEBサイトからはいるとバック・オブ・ザ・ハウス・ツアーがあります。ホテルの舞台裏をベテラン・スタッフがご案内するツアーで、毎週金曜午前10時から所要2時間、定員10名予約制。

ランドリーや、ベイクショップ、ルームサービス、フラワーショップ、レストランのメニューやアメニティーを印刷するショップ、スイートルームなど、その日見られるハレクラニの、内部に迫るツアーです。


ツアーガイドは、30年余りハレクラニで働いている名物スタッフ、メルバ・デメロさん。


なんでも御年87歳(?)とか、非常にアクティブで、気配りがスゴイ。日本に戻った友人が彼女の記事を送ってくれたのが右の写真。

実は今回はメルバさんが副ガイドで、本ガイドは、男性だったんです。調べていくと、ハレクラニに毎年30年以上もご夫婦で宿泊しているお客様だとか。


奥様の話では、彼女の誕生日と結婚記念日に併せて毎年、永年勤続宿泊! 

バックツアーが大変気に入り、ご主人がガイドを買って出ることに。来る前にハレクラニの歴史を勉強するのに余念がないんですって・・・


ハレクラニって常連客が多いのですが、その人たちが広告塔にもなっているんですね。これまたすごい~!!


   
 写真左:ハレクラニのフラワーショップ係員と男性ガイド 写真右:フロント前の生花

バックツアーではフラワーショップも案内されましたが、ハレクラニに飾られている花はどれも生花で、それを作るのがここで一括集中生産!それにしても生花でホテルを飾るって年間にして大変な出費だぁ~。そろばん勘定がパチパチはじけますが、世界でも名だたるラグシュアリーホテルだから、当たり前なんでしょうねぇ。


  
 写真左:アフタヌーンティーのベランダも生花 写真右:車寄せの待合場所も生花

ランドリーショップも拝見、お客様のタオル、シーツ、枕カバー、ランドリーサービスをはじめ、スタッフのユニフォームも、あっという間に、皺1つなくきれいになってました。ユニフォームは3枚配給され、洗濯はふつうなら各自がするのですが、ハレクラニはきちんとした制服ということで、ここで洗濯してもらえるんだって~!!うらやましい~!!


  
 写真左:枕カバーを伸ばすランドリーショップ 写真右:スタッフのユニフォームの洗濯も

厨房を通ると、チリ一つない清潔なキッチン、そしてシェフのみなさんとってもフレンドリー。甘いパイナップルの試食あり、ベイクショップでもパンやクッキーのお土産もあり。いろいろいただくと、泊まってもいないのに、どんどん贔屓になっていく。

     
   写真:ハレクラニ厨房、使用前のぴかぴか清潔キッチンとフレンドリーなシェフ

ルーワーズ・ラウンジではピアニストの方が待っていて、2、3曲ジャズを奏でてくれたし、その日開いていたスイートルームも見学できたし、その後ハウス・ウイズアウト・ア・キーでケーキと飲み物もいただいたし、・・・至れり尽くせりのおもてなしに、参加者全員が贔屓の塊に~!!

バックツアーのバック・アップ、裏街道どころか、ひいき筋も加わってホテルの素晴らしさを見せる堂々の表街道ツアーといえそうです~~。



●裏街道から「表に出すぞぉ~」というパトロンの心意気!!
南アメリカで取れる高価なヤシの芯(ハート・オブ・パーム)が、1994年からオぺーレーションを始めたハワイ島ハマクア・コーストの農園で作られていることが判明。ハワイ地産として表街道で広めていくには、美味しい食べ方のレシピーも広めなきゃぁという裏街道の裏仕事、パトロンによるバックアップの腕の見せ所!!


   
  写真左:レスリーとマイケルによる実演 写真右:スパゲティー風にも変化するし・・


               ハート・オブ・パームの「心」を持つ有志が集まり開かれたホームパーティで、見て食べた結果は・・・「どんな料理にも変化(ヘンゲ)するお化け食材だ~!!」

カロリーがほとんどなく、繊維が多いヘルシー食材、歯ごたえはサクサク、味は無味的だが、奥村チヨさんばりの「あなた好みの料理に変わるわ~ 好きなように私を変えて~」というパトロンが喜ぶ食材なんです~!!


                 
   写真:ハートオブパームの料理一覧  写真右:ハートオブパームのカナッペ 
            
ハート・オブ・パームはサラダに少し入れると高級感がでるというのが定番だが、これだけの料理法が集まると、裏街道から表にだすぞ~というパトロンいや後援者の心意気がわかるというもの。

ここまで書けば、みなさんも食べたくなりますよね~!!
ハート・オブ・パームはセイフウェーなどのスーパーマーケットで、ボリビア産やブラジル産の缶詰が8ドルほどで販売されていますが、やっぱり、新鮮なハワイ地産を食べたいという人に取っておきの話。


実は上の写真の料理一覧のなかで、ワイキキにある鉄板と寿司の「カイワ」が持ってきてくれたのが天ぷらなんです。サクサクとしたタケノコのような歯ごたえに、天ぷらの料理法と、しょうゆ味がぴったりマッチして、いくらでも食べられます、あなたのパトロンと一緒にお出かけください。

いくら食べても、天ぷらの油と衣以外、本体のカロリー・ゼロなんですから!!





●裏街道から表に出るには、ここまでやらないとーえこひいきではありません!!
スーパーマーケットといえば、カパフル通りに出来たセイフウェーや、カイルアやカハラにあるホールフーズなどがよく話題になりますが、どちらも米本土からハワイに来た舶来ストアー

そこに、8月31日アラモアナ・センター1階エヴァ・ウイングにオープンしたローカル生まれの「フードランド・ファームズ」が登場し、これからの台風の目になりそう、なってほしい・・・。



  フードランドは1948年に家族運営からスタートした、ハワイのコミュニティーを基盤として広まった、ローカル産のスーパー・マーケット。店の数は30以上もあり、従業員は2500名以上もいるという店ですが、今までは割合地味に、こつこつ裏街道を歩いてきたように思います。

  
 
    写真左:量り売りのお惣菜コーナー  写真右:ワインのためのバーもあり

が、ここにきて変貌!!アラモアナにオープンした店を見ると、ローカル産のものを強く押し出し、スーパー・マーケットとレストランを融合し、そこで食べることもできるという新コンセプトにイメージ・チェンジ。思った以上に脚光をあびることに。

ローカル産には、丸いオレンジのスティッカーを貼って、よくわかるようにしている。ローカル店が地産地消を声だかに宣伝するのはうれしいねぇ。えこひいきじゃないけど、その点ホールフーズはアメリカ本土生まれだもんなぁ・・やっぱり、えこひいきか・・・・


     
   写真左:コーヒービーンのコーナー 写真右:餅アイスクリームも入った


店内には餅アイスのコーナーあり、フライド・チキンやドーナツ、マグロなどのポケ、お惣菜類の量り売りなどを含め即売しており、ザ・コーヒー・ビーンズ&ティーリーフのカフェやハイ・ステーキのレストランも店内にはいり、備え付けのテーブルや椅子で食べられる・・・。あれ?これって、ホールフーズとすごく似ているんだけど、いいことは、まずはマネしなくちゃ。

それにフードランドはマイカイという会員になることで割引あり、毎週木曜はシニア割引あり、自分の袋を持って来れば、1袋5セントの割引ありとうれしい特典がたくさん控えてます。



 今までじっくりお客様のサイドに立ったサービスをしてきたことが、ここにきて無駄になってない。ローカルがローカル店を応援するのは、えこひいきではなく、判官びいきのなせる業なのだぁ~~!!


お控えなすって、裏街道はおなじみだぁ~の姫庵より



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