2017年5月21日日曜日

壁戦争に突入~?!

トランプの壁VSハワイの壁!!ーこんな壁なら平和に過ごせる~!!ー


(ハワイ最新ニュース)トランプ大統領がメキシコとの国境に長いウォール(壁)を築き、費用はメキシコにと宣言したり、「入国禁止令」の大統領命令を出したりと有形無形の壁を手当たり次第に作るような大統領令が次々出されています。

連邦裁判所に執行停止の申し立てを行った、人種のるつぼ「ハワイ州」、トランプ大統領が掲げる「壁(ウォール)」政策に風穴が開けられるか?・・・
今回みんなに受け入れられるような素敵な壁がないものかと探してみると・・こんなものが見つかりました。もう皆さん知っていますよね?
●「緑の壁(ウォール)」で憩いの場を与える。
  
 写真:ワード・ビレッジにあるサウス・ショア―・マーケット・プレイス内の緑の壁

TJ MAXXやノードストロームのRACKといったアウトレット店があるワード・ビレッジの建物1階に、昨年11月に出来たサウス・ショア―・マーケット・プレイス(ちぐさランダム884号でご紹介)、その後ここに「緑のウォール」ができて、人々に憩いを与えている風景に偶然出会いました。

この緑の壁をバックにコーヒーを飲みながらおしゃべりしている人、ラップトップを使って仕事をしている人・・・なんだかこの光景をみるだけでも、とんがった気持ちがやさしく穏やかになってくるみたいです。

●巨大な「アートの壁(ウォール)」で町が活気に包まれる。
緑の壁の近く、アラモアナ・ブルバードを空港に向けて数分走り、Cooke Streetという道が見えたら、山手側に右折すると、カカアコの工場地帯に入ります。この辺り一帯に、巨大な「アートの壁」があちこちにできているのです。
  
   写真右:Fisher Hawaiiの外壁の魚たちはかわいかった・・これが目印になるかも

2011年からスタートした「Pow Wow Hawaii」というイベントが、このアート・ウォールの始まりであるとか。Powとはアートが人に及ぼす影響、Wowはアートが観客に及ぼす反応、それを合わせたPowWowは、本来はアメリカ先住民(インディアン)の言葉ですが、文化音楽、芸術を祝う集まりを表しているって。

  
ハワイでは、2011年から一週間ほどのイベントが毎年行われています。海外のアーチストにローカルの・アーチストと、100名以上がコラボして倉庫や小さい工場が集まるカカアコ・エリアの建物の壁に、「壁画プロジェクト」を行ったというのもイベントの1つで、これが花を咲いたのが「カカアコ・ウォール・アート」。なお、これ以外にも美術と音楽の学校や、コンサート、ギャラリーショー等の行事が開催されてきました。
  
  写真:全体に花を描いた建物や、外壁いっぱいにハワイアンの女性の絵はすごかった

このカカアコ地区は現在開発が非常に進んでいるエリアで、せっかく描かれた素晴らしいウォール・アートが壊されてしまうこともあるし、他の絵にとってかわられることもあるのですが、ドンドン数も増えてきたとか・・。
  
       写真左:ライオンや象もいるよ  写真右:点描のような描き方

嬉しいことに素晴らしい作品の多くは、まだそのまま残してくれているので、今ならまだ間に合う~!! 噂を聞き伝えた人々がやってきて、ウォール・アートの観賞を思う存分しています。
  
この左の作品は2015年に書かれたものだとか、やっぱり塗りつぶすのは惜しい素晴らしい作品ですが、いつまで残っているやら。

今回見に行った時にも、傍でじっとたたずんで観賞している方に会いました。近辺をウォール・アートを探しに散策をしている方々にもいたし。





カカアコのかなり広いエリアに作品が点在しているので、歩きながら見て回るだけで、大変いい運動になりますが、日差しの強い午後はかなりきつかった・・。

作品からちょっと離れてみると、なるほどと思うことをたくさん発見。例えば、写真下左は、すでにあった窓をサングラスに見立てて描いたピンクの髪のポップな女とか・・

  
   写真右のワイルドな作品は駐車場の壁としてバッチリ~!

ペンキで塗られた巨大な壁を見ていると、芸術的価値に驚くとともに、一体どれくらいペンキを使っているんだろう、この壁を作るのにどれくらいの日数と、ペンキ代とかかったのだろうなんて思ってしまうのが素人の浅はかさではありますが。
  
    写真左:かわいい漫画の壁 写真右:工事現場の板塀はいたずら書き的

コンドミニアムでしょうか、開発中の工事現場の板塀にもペンキが塗られてアートが書かれていました。どちらかというと、こちらはアート・ウォールというよりもいたずら書き的なグラフィティ・ウォールという感がしました。どちらにしてもこの一帯は数多くのウォール・アートをご覧いただけ楽しむことができます。

  

皆さんウォール・アートを鑑賞するだけでなく、そこに自分たちも入って絵の一部になったり、新しいアイデアを出して構図を変えた写真を撮ったりで、なかなか面白いものがインターネット上に発信されています。
ロシアと接触していたことで弾劾裁判の話まで出てきているトランプ氏、彼の描く壁を「芸術の壁」や「緑の壁」と対抗させたら、最後は・・絶対正義が勝つのでありま~す!!

こういった構図なら大好きな姫庵より

 


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2017年5月13日土曜日

ドンドン変わるハワイを追跡するのは思った以上に大変~!!

ハワイ、ちょっと見ないと変身してます~!!ーデラックスからディスカウントまで~!!ー


(ハワイ最新ニュース)ザ・カハラ・ホテル&リゾートのプルメリア・カフェのランチに行ったら、ホテルの改装工事をしていました。
まずロビーですが、フロント側は壁ができて、改装工事中。フロントやコンシェルジェはロビーに机を出して対応していました。

ザ・カハラ・ホテルのWEBサイトを見ると、3月15日から6月15日までの改築工事だとか。フロントデスク、コンシェルジェ、プルメリア・ビーチカフェなどの工事で、プルメリア・ビーチカフェは夜はやっていますが、朝と昼はホクズを使っての営業。ただしスタッフが教えてくれましたが、プルメリア・カフェはこの金曜日(5/12)で工事終了とのことです。

  
 写真左:海の景色がすばらしいホクズでランチ 写真右:ここのサラダ最高!

我々はお陰で景色の素晴らしい「ホクズ」で、ゆったりのんびりしたランチをいただくことができました。朝ごはんが遅かったので、軽くサラダ2品頼んだのですが、新鮮でおいしかった。窓から海の眺めも素晴らしかった。


ホテルのWEBを見ると、改築工事が原因で宿泊を取り消しする場合、工事でご不便をおかけしないようにしているが、それが理由の場合はキャンセル料を取らないとのこと。こんな対応をしてくれるホテルこそ泊まりたいものです。


●アラモアナ・センターといえば、有名ブランド店が軒を並べているので有名ですが、ここに異変が起きています。ブランドのアウトレット店や、アメリカで売り上げが上位のディスカウント店をここで開店させようとしているのです。
 
  
 写真左:ターゲットは秋に、OFF 5THは営業開始 写真右:2階からエスカレーターで1階に


そのまず第一が、5月11日にオープンした「サックス5th」のアウトレット。サックス5thといえば、ニューヨークの5番街にある旗艦店が、売り上げ全体の1/5を占めるといわれていて、先日ワイキキのインターナショナル・マーケット・プレイスに店を出したのでも知られていますが、「OFF 5th」 はそのアウトレット店、ハワイではワイケレにもあります。

このたび新しくできたOFF 5th の場所は、前にノードストロームのあった「マウカ・ウイング」の1階です。入口は2つあり、マウカ・ウイングの2階からエスカレーターで降りるか、カラカウア通りの1-Ala Moanaの高級コンド玄関側(前にオリオリ・ステーションがあった傍)から入るかです。


  
 写真左:高級コンド1-アラモアナ側の入口 写真右:カラカウア通り入口はターゲット工事中


マウカ・ウイングの1階がOFF 5th、2階は、この秋オープンする全米でも有名なディスカウント・ストアー「ターゲット」がはいります。ブランド店とアウトレットやディスカウント店が混在していくアラモアナ・センター・・・

それだけにとどまらず、海側のフードコート近く、オールドネービーのならびにやはりアウトレット店として人気のある「ロス・ドレス・フォー・レス」がオープン予定となっています。2016年末にはオープン予定だったんですけど、工事時間のロスがあったのでしょうか、ロス・ドレス・フォー・レスの方は、開店までにもうちょっと時間がかかるようです。


 
エヴァ・ウイングの方もフードランドや白木屋などがオープンしてにぎやかになっていますので、ロスが開けばまた人の流れが変わってくるかもしれません。


客足はもちろんモール・レベルのセンター中心で、そこにはルイビトン、バーバリー、シャネルなどのブランド店が数多く入っていますが、1階やセンターから離れた場所には、値ごろ感のあるお店を置いて客層を広げるのは、中々のアイデア!となると、今後も安いお店がもっとでてきそうで、楽しみ~!!

アラモアナはパーキングも空きが多くなり助かる姫庵より

 


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2017年5月6日土曜日

ここホレわんわん、ニュースを探すと色々でてくる~!!

また新しいニュース出てきたよ~!!ー変えようとしているんですよ~!!ー


(ハワイ最新ニュース)ホノルル国際空港の名前が4月27日から「ダニエル・K・イノウエ・国際空港」に変わったということは、ハワイ州のWEBもすぐに変えたし、色々なニュースで日本にも流れたのでご存知の方は多いと思います。

3レターコードはそのまま「HNL」ですが、空港のサインも外されたというので、新しい看板がつけられたかなぁって見に行ったら、そこはハワイアン・スタイル!!5月3日現在まだついてませんでした・・


ハワイ島のコナ国際空港も2017年1月1日付けでエリソン・オニヅカ・コナ国際空港と名称変更したのですが、ハワイ州のWEBをチェックすると、本日現在でもコナ国際空港アット・ケアホレという名前のまま。ホノルル空港はWEBですぐ名称を変えたのに、コナはそのままってずぼらと言おうか、おおらかなハワイアン・スタイルといおうか・・

ま、とにかくコナもホノルルも日系人の名前がつくという栄誉ある出来事が続いていてうれしいことです~!!ハワイはトランプが大統領になってから、睨まれているような・・それまではオニヅカ、ダニエル井上、そしてオバマ大統領と50番目に州になっても一番端っこにあっても頑張っていたのですが。あ、でもまだがんばってるよねぇ。トランプの大統領令にダメ押ししたっけ~!!



ハワイ州の上下両院は、資金不足のため、途中で尻切れトンボとなりそうになっていた鉄道システムを、最初の予定通りアラモアナまで進めるため色々苦労していますが・・・
今回不足分の建設費を獲得する為(?)、ホテル税の増税を承認というニュースが、アロハストリート(参考:ハワイ・ニュース・ナウ)に出ていました~!!

写真右上は先日カポレイの新しいショッピングセンターを訪れた時に見た、新鉄道システム(ホノルル・レイル・トランジット)の最初の駅「イースト・カポレイ」の出発点で、ここからスタートです。

まだ駅もできていませんでしたが、議会では、これから10年にわたり現在の9.25%のホテル税を12%にしていくことによって、12億ドルの増資ができ、ホノルル・レイル・トランジットが予定通りできる予定・・らしい。でもコールドウェル・ホノルル市長はそれでも足りないっていっているんです。ビジターの方よろしくお願いします。それにしても、足りない分は住民の税金がまた使われるんだろうなぁ・・・うまくやらないとそれに加えて赤字路線で余計税金を食うことになるかもね。



●ペットと一緒に泊まれるホテルがワイキキにできたぁ~!!
 
   

ワイキキのシーサイド・アベニューの所にあった、1階に昔メンチャンコ亭があり事務所などが中心だった建物「ワイキキ・トレード・センター」が、2016年12月にホテルとして生まれ変わりました。その名も「ハイヤット・セントリック・ワイキキビーチ・ホテル」7階から22階まで230室で、8階にフロントやプール、レストランがあります。
  
 写真左:8階にあるフロント 写真右:フロントの奥がプールサイド


ここは、新しいホテルで、まだ知られていないこともあり、超穴場かも。WEBでチェックしてみると、リゾートフィーとして25ドル/泊とられるけどチェックした時は1泊178ドルから出ていた。クヒオ通りに位置するけれど、オーシャンビューの部屋もあり、ADAの部屋もあり、深いお風呂やペットも宿泊可なんです。

ホテルに電話してわかったんですが、なんでもペットは1泊でも数泊でもチェックインの時に100ドル支払えばよく、ドッグフードも用意してくれるって。(ただし宿泊OKは50ポンドまでの重量の犬に限るって。)ジェジェは10ポンドなのでクリア~!!
  
 写真左:8階にあるプールの傍のバー 写真右:同じく8階のザ・ラナイ・レストラン


フロント、プール、レストランがある8階にいってみると、ザ・ラナイというカジュアル・ダイニングなかなか雰囲気がよかった。残念ながら部屋の中は見られませんでしたが、WEBでのコメントも悪くない。ぜひみなさん一度泊まってみて、教えてください。


なお、1階にはスタバやジャンバ・ジュース、それにノードストロームのアウトレットであるラックも入っていました。

ラックからダイアモンドヘッドに向かって5分も歩くと、新しくできたインターナショナル・マーケット・プレイスのクヒオ通り側で、ショッピングやダイニングにエンジョイできるエリアとなっています。

新しいネタ探しに奔走している姫庵より

 


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