2017年8月25日金曜日

プライスレスなこんな自然、お好きかしら?

ハワイの古くて新しい発見?ーハワイの価値にプラスされるプライスレスな物とは

(ハワイ最新ニュース)
この光景じっくりとご覧いただけますか。真っ青な海にヨットやアウトリガーカヌーが出て、岩場にいる人々が眺めている・・・。

日南青島の鬼の洗濯岩を、ハワイ風に優しく滑らかにしたような岩層に座って・・こんな場所がオアフ島にもあったのです。

ハナウマ湾の裏側にポートロック(Portlock)と呼ばれる高級住宅街があり、その先端ポートロック岬に「ココカイ・ビーチパーク」と呼ばれる公園があります。つい、「お~い、どこかい?」「え、ここかい?」なんて冗談がでてきてしまう・・・。実はこの写真は、そのビーチ公園から、ちょっと東のカワイホア岬にあるスピッチング・ケーブ(唾を吐く洞穴)の言わば岩場。いかがですか、癒されるでしょ。ココカイは見つからず、スピッティングは見つかったってのが本音ですが。

  
  写真:チャイナウォールと呼ばれる切り立った崖に太平洋の波が押し寄せます

ココカイ・ビーチパークからこの辺りにかけての一帯はチャイナ・ウォールと呼ばれる、幾層にもなった切り立った崖でできています。ココカイの場合は海水は3メートル程下になるので、ダイビングをする人も多く見られます。ダイブをした人からの忠告は、体が強波で岩場にぶつかり怪我をする場合があり、さっと陸に上がることが肝要だとか。


  
 写真:左のハナウマ湾も右のココ・クレーターもどちらも火山噴火でできたクレーター


オアフもハワイ島と同様火山の島。大昔に海抜6千メートルの海底から、溶岩が何度も次々と流れ出し、波によって削られ幾重もの岩層をもつチャイナ・ウォールとよばれる岩壁を作ったとか。ハワイカイ地区にある、ココ・クレーターもハナウマ湾も、火山の噴火によってできたクレーターで、ハナウマの裏側ポートロック一帯は、白砂のビーチではなく、溶岩が流れてできた岩場が多くなっています。

波によって溶岩が削られ、スピッティング・ケーブと呼ばれる洞穴もできました。荒々しい波がこの洞穴に流れ込み、逆噴射となって、ちょうど唾を吐くように波が水煙と共にドドッ~と勢いよく戻ることからこの名前がついています。


  
  写真左:チャイナウォールの崖とその下にあるのが 写真右:スピッティングケーブ

特にスピッティング・ケーブは、ココカイに比べ9~15mもの崖の下にあり、荒々しい波が寄せてはかえす危険な所。ところが向こう見ずな若者がダイビングスポットとして肝試しをする様子がyoutubeに掲載されています。ここから飛び込んで命を落とす方も多く、7月末にも二人救助され、そのうち一人は亡くなりました。

ここでのダイビングは危険でお勧めできませんが、海風に吹かれながら、押しては返す波や、紺碧の太平洋を見ていると心が癒され、時間が経つのも忘れ、プライスレスなひと時をおくることができます。まだそれほど多くの人が来るところではないので、ゆっくり散策できますよ。ただしトイレも水飲み場もないのでご注意を・・。


今回の探索も、いつものようにハワイ通のご夫婦と一緒に探し当てたのですが、思いのほか大変で、結局ココカイ・ビーチパークの方は見つかりませんでした。スピッティング・ケーブへの行き方ですが、ワイキキから行く場合ハワイカイのカラニアナオレ・ハイウェーからポートロック道路に右折し、ルマハイ・ストリートの行き止まりまで進みます。


  
 写真左:ルマハイ・ストリートの行き止まり 写真右:ちょっと手前の入口からはいる


行き止まりの一歩手前にあるケーブへのトレイル入口は、名前もなくサインもないので見つけるのが大変な上、トレイルの道は細く、大変急で、しかも滑りやすく、特に雨が降った時はぬかるんで滑るので十分気を付ける必要があります。


  
 写真左:細く急で滑りやすいトレイルをおりる 写真右:真っ青な海が目に飛び込んでくる

今回はココカイ・ビーチパークには行けませんでしたので、次回ぜひここを取材して白砂の多いハワイのビーチと違った、プライスレスなハワイの顔をご紹介できればと思います。


●ココカイ・ビーチパークやスピッティング・ケーブに行った帰りは・・・
  
 写真左:ハワイカイのモエナカフェ 写真右:カポレイにもモエナ・カフェができた~!!
ハワイカイのココマリーナ・センターにあるモエナ・カフェ、ここはいつ行っても混んでいますが、エッグベネディクトも、アサイボウルも、野菜のクレープもどれも最高に美味しく、プライスレスな食の体験ができます。でもここは朝6時半から午後3時までで、待ち時間も長いのでご注意を。

でも西オアフのカポレイに最近できたカ・マカナ・アリイ・ショッピングセンターにも店をオープンしました。こちらは朝8時から夜9時までやっていますし、店も広く、待たなくてもすぐに入れます・・今のところですがね。本当はここでもたくさん写真を撮ったのですが、間違ってみんな消してしまいました。次回をお楽しみに、残念~!!
●1979年にオープンして以来38年間楽しませてくれたレストランがねぇ・・
アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチの1階の海側で、ステーキを自分たちでBBQして食べるレストラン「ショア―バード」がこの度9月30日でクローズするというニュースが飛び込んできました。


ここのオーナーいわく、9月30日でアウトリガーとの賃貸契約が切れるのを機会にリタイア―することを決心したとか。

もちろんショア―バードの向かいにあり、15年続いた姉妹店「オーシャン・ハウス」もクローズすることになります。




BBQの雰囲気を味わいながら、サンセットを見ながら、ハワイアンのライブを聞きながら、サラダバーで野菜もいっぱい食べながらと、お値段もお手頃で、プライスレスなハワイの休日をしっかり楽しめたレストランがなくなるのは、とっても残念です・・・今までアロハ&ありがとう~!!

プライスレスな思い出を提供したい姫庵より


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2017年8月19日土曜日

今出てきているのが複合体だって、これで風吹くGO~!!

驚きのコンセプトでハワイ展開?ーもこみちレストランをオープンと思いきやー

(ハワイ最新ニュース)イケメン俳優「速水もこみち」の「Moco's Kitchen モコズ・キッチン」という料理番組がハワイでも放映、自然体で話しながらイケメンが、自分で作って食べるというちょっと変わったコンセプトの番組、たった5分だけど意外に面白い。オリーブオイルを使いすぎるというコメントがあるらしいが、先日亡くなった日野原先生も、ハワイの講演でオリーブオイルは体にいいって言っていたっけ。うちもジャンジャカ使ってます。


ワード・ビレッジから少し空港寄り、今注目のカカアコ地区(ウォール・アートの中心)に、このたび「Salt ソルト」という商業複合体のエリアが誕生、ここも変わったコンセプトを持っているとかで、しかも評判の高い「モコズ・キッチン」(?)があるとかないとか??
 
さっそく行ってみたら・・・こちらは「モク・キッチン」と名前が違ってた! が、美味しかった。しかもココのエリアがこれからすごくなりそうだっていうんだから、取材できてラッキ~!!


  
そもそも、この商業複合体エリアの名前が「Salt 塩」。なぜそう呼ぶのか疑問がフツフツと湧き上がり調べると・・・

このカカアコKaka'ako一帯は古代ハワイアン時代に、漁村や養魚池などから成る低湿潤地で、その間に塩池が点在していたとか。



当時塩(ハワイ語でPa'akai)は「金」に匹敵する高価な品で、このカカアコの塩池は貴重だった。
1800年代、ここに移民の住宅建設が始まり、簡素な作りの「キャンプ」と呼ばれる住居が各人種ごとに作られ、学校、公園教会、鉄工場などが建設されコミュニティーがスタート。

1900年代の半ばになると住宅から商業地へ移り、卸や倉庫が建設され今日に至るが、今回「Salt」を作ることで、ハワイアンの精神を受け継いで、ここを中心にしたダイナミックな集合エリアに変えていこうということに~~。

  
  写真:カカアコ地図とその頃をセピアの古い写真風に描いた絵が描かれたレーン

37万5千エーカーにもわたるこのエリア一帯を所有していたのは、ビショップ博物館で知られるハワイ王族のプリンセス・パウアヒ、ドンドン少なくなっていくハワイアンの将来を憂え、文化の継承と教育が大切とカメハメハ学校を作り、またカカアコ・エリアをハワイアンの子孫のために残したのです。

そのうちの29エーカーにあたる場所に、未来のホノルルに役立つものをということで、ちょっと変わった集合体、商業エリア「ソルト」が作られました。

  
 写真:ウォール・アートのあるカカアコならでは・・あちこちにその痕跡が見られる

既存の建物をできるだけ再利用し、野外コンセプトに現代的デザインを加え、カメハメハ学校の使命をサポートすることを目的にスタートした「Salt」商業複合体、ちらっと覗いてみただけでも、ダイナミックな集まりになりそう~~。

さてそんな「ソルト」で中心的役割を果たしているのが「モク・キッチン」。ハワイアンの女性の絵が描かれたパーキング場から降りてくると、店のサインがどこにあるか初心者はわかりずらい。でもアラモアナ通りから入ってくると緑で書かれたサインがバッチリ目に入ります。

  
   写真左:モクキッチンの入口    写真右:モクキッチンの店内

店内に入ると、右手に美しいハワイアンの大きな壁画が目に飛び込んでくる。一方がガラス張りなので案外明るい。店内もまた店外にもテーブルが沢山置かれていて、昼間から混んでるぅ~~。


             ハワイ料理のパイオニアと呼ばれるピーター・メリマン・シェフが手作りレストランを目指しているとか。手作りレストランとは郊外にある地元の農園や農場の新鮮な食材を、シェフ主導のコンセプトでカカアコのお店でお客様にお出しすること。

  
 写真左:キノコとナポリのチーズを使ったバーガー 写真右:絶品フレンチフライとサラダ

ここでよく注文されているものをウエイトレスに聞いたところ、ガーリック・トリュフ・オイルのフレンチフライ 8ドルとのことで、すぐさまこれを注文。

それと同時に頼んだのが、高級レストランに出てくるマウイ島クラのワイポリ農園から来た新鮮なサラダ 11ドル(オーガニック・ビーツやマウイオニオンなどの野菜をオレンジ・ジンジャー・ビネガーで和えたもの)

フレンチ・フライ・・絶品でした。特にこの店特性のソースをつけて食べるとどんどん食が進んでしまった。サラダももちろんOK!

キノコとナポリのプロヴォローネ・チーズを使ったバーガー12ドルも美味。二人であっという間に完食。料金はチップや税も入れて38ドルほど。


             そうそうここの「Moku」というハワイ語は「島」という意味。「島のキッチン」なんて日本語にしても素敵ですよね~!!


  
 写真:3つに分かれているパイコ 外はカフェ、中は花屋と服やデザイン物を扱う店


「ソルト」の店店を覗いていくと、「パイコ」と呼ばれる植物園的ブディックを見つけたぁ~!! カフェと花屋と小物や服など3つ合わせたブティック集合体となっていて、このアイデア超面白い~!!外のカフェー・テーブルは混んでました。

  
 写真左:ビレッジには各種のビールが 写真右:カウンターもテーブルもあり

次に珍しかったのがビールの店「Village Bottle Shop & Tasting room」入って右手の大型冷蔵庫に500以上ものビールの缶や瓶が置かれ、奥のテーブルやカウンターで試飲も可能。

この「ビレッジ」はクラフトビールショップとビールカフェの集合体。カウンターには16のビール・タップや8つのワイン・タップもあり、好きなお酒をゆっくり飲むことができるというもの。ビール・オタクにはぜひ行ってもらいたい場所。ビールに詳しい人と行って珍しいビールを選んで一緒に飲みたい。


というわけで一部をご紹介しましたが、これからも変わったコンセプトのお店が開いてくると思うので楽しみです。

●ここも変わったコンセプト集合体~!!
  
   写真:ハイヤット・セントリック・ワイキキ・ビーチの1階がぁ~~

ワイキキはシーサイド・アベニューとクヒオ通りの角に旧名ワイキキ・トレード・センター 現ハイアット・セントリック・ワイキキ・ビーチという建物あり。

ここの1階は、ノードストロームのアウトレット「Rack ラック」、アメリカン・セービングス銀行、ジャンバ・ジュース、スターバックスなどがありますが「Rack」の横に新しく「Dukes Lane Market & Eatery デュークス・レーン・マーケット&イータリー」という集合体ができたんだって。イーターリーってメイド・イン・イタリアかと思ったら、食べる(Eat)から来たEatery(飲食店)という会話英語からなんですねぇ・・・。


これはABCストアによるもので、レストランとグローサリーの集合体という新コンセプト、クラフトビールやカクテルも楽しめるバーがあり、ピザやバーガー、プレートランチなどのテイクアウトも充実だって!!実をいうと傍までいったのに駐車場がなく入れなかった。外だけ写真を撮っただけだけど行ってみたい、行くぞ~!!


  
    写真左:デゥークの入口   写真右:店内オノズバーガーのバー


ココにあるのは「Basalt バサルト」と呼ばれる地産地消にこだわる150席のレストラン、「Raw Bar ローバー」は日替わりのポキや刺身、オイスター、シーフード・カクテルと生ビール、クラフトビール日本酒、ラムなどドリンク集合!!

マーケットは地産の野菜やオーガニック食材も豊富。

チーズや生ハム、自家製ペイストリーやグラノーラ、それに加えて高級ワイン、ドリンクスをはじめ、ハワイのお土産に最適な蜂蜜やコナコーヒーも揃い、滞在中に必要な日用雑貨や薬、洗剤まであるぅ~!!
これ以外に「Chill チル」というエスプレッソ、コーヒー、紅茶を提供し、アサイボウルやピタヤボウルも出す店や、「The Vault ザ・ヴォルト」の世界のワインやシャンパン、ビールなどのリカーショップ、「Bakery ベーカリー」ではクロワッサンやマフィン、スコーン、サンドイッチなど毎日手作りを提供・・・だって。 

集合体という新しいコンセプトにびっくりの姫庵より


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2017年8月12日土曜日

旅行の真髄は神髄で始まる・・・

ハワイでこの驚き「なんだ、なんだ?」ーハワイ旅行の神髄は驚きと感動にあり!!なんちゃってー

(ハワイ最新ニュース)旅行って日常生活からの脱出ってよく言われます。観光地では、その非日常を如何に演出して見せ、感動を呼ぶかが常に求められるので、今回はそれを探してみることに~~。


●常夏ハワイなのに降ってくる驚き~!!
ちぐさランダム912号で紹介したマジック・オブ・ポリネシアのダメ押し追加取材~!!

あの時あまりの驚きがあったので、純真な子供たちに見せたら、一体どんなリアクションをするか知りたくなりました。



丁度誕生日が近いというのが二人いることもあって、彼らをここに招待することに~!! なお食事ですが、前回はDLXとフキラウを試食ましたが、今回は人数が多いこともあり、それらに加えてSTDとキッズ・メニューにも追加挑戦した取材となりました。


  
     写真:左がDLXのステーキ、右がフキラウと呼ばれるシーフード

ここのDLXのステーキやフキラウ・シーフードは、まさにレストランで食べているような美味で、出来立てをサーブしてくれるので最高でした。ここのカクテルショーでもいいのですが、ディナー・ショーにした方が、
1.美味しい食事にありつける 
2.ディナーとショーで料金も割安という一石二鳥に加え、席もいい。


なおDLXとフキラウのメニュー、どちらも大好評でしたが、柔らかく味がいいステーキにちょっと軍配が上がったのは、メンドクサがり屋がいたせいかも。カニの肉を取り出すのが苦手だとね・・・。でもシーフードが好きなひとはこちらをぜひ。日本と違う出し方食べ方に驚きがあり~!!


  
 写真:左が大人用STDで魚とチキン、マッシュポテト、右は子供用のチキンとマッシュポテト

今回食べたSTDメニューは、白身魚のパン粉揚げと、ショウガとゴマ風味のチキンにマッシュポテト、温野菜の取り合わせ。子供用メニューはSTDと比べると魚がついていないの違いだけで、どちらもサラダとパン、デザートがついてきます。

食べた感想は・・ショウガやゴマ味になじんでいるので、美味しかったのですが、マッシュポテトの代わりにごはんが欲しかったということでした。日本人やローカルの日系人はやっぱりお米ってことになるんですよねぇ。このチキン・ソースをかけて食べると、うぅう美味しさも格別。


  
  写真左:スライドを使ったショー前の余興  写真右:誕生日の子にはデザートにロウソク~!

マジックショーが始まる前に、ジョン広川さんが、舞台前でいくつかの余興をしてくれました。カメラマンがついて、舞台の上のスクリーンに細かいマジックを大きく映し出してくれ、とても分かりやすかったです。ショーがスタートする前、デザートのケーキに、ハピーバースデーのチョコレート・デコレーションをして、ロウソクをともし、持ってきてくれました。

この雰囲気で続いてマジック・ショーが始まると、そのままかぶりつき、ヘリコプターや大きな車の登場などに驚き、また大笑い。

年齢が小さい事もあり普段は途中で厭きてしまうのですが、このマジックショーは最初っから最後まで驚きが連続して続き、じっと見つめていました。

残念ながらショーが始まると写真を写すことができませんでしたが、マジック・オブ・ポリネシアのWEBからショーの雰囲気をご覧ください。 


 そしてポイントの最後は、上から雪が降ってくるというシチュエーション。雪の体験がないハワイの子供、最後の大掛かりなマジックに諸手を挙げての大喜びでしたぁ~!!

子供たちに、驚愕のフィナーレをプレゼントしてくれたジョン広川さん、ありがとう、このアイデアとパーフォーマンスに乾杯!!


雪が降ってくるのを見たことがある子供たちにとっても、高い真っ黒な天井の奥から白い雪(?)が舞い落ちる様は「驚き」以外の何物でもないことでしょう。


●「この髭食べるの??」なんて、驚かないで!!

アラモアナ・センターではチャイナハウスが閉まってからしばらく美味しい飲茶を食べさせる大中華料理店がありませんでした。そこに後釜として2011年1月入ってきたのが、20以上も香港にレストランを持つ有名なFeng Shing Restaurant Group、香港スタイルの美味しい飲茶を提供する店をオープンして早6年半となりました。

  
   写真左:ジェイド・ダイナスティ―の外観 写真右:混雑している店内

場所はアラモアナ・センター4階ホオキパ・テラス、店前に馬の銅像が2頭いる「ジェイド・ダイナスティ・シーフード・レストラン」がそれで、メインの飲茶がメチャうまく、行列ができる店として開店以来ずっと流行っています。店内は8千スクエアーフィート(740㎡)と広く、大ステージや個室も7つあるという具合。

お昼時近くにもなると上の写真のように店内は満杯状態、急遽宴会場に使っている部屋をオープンしてくれ、10分程の待ちで済みましたが、普段はもっと待ち時間がかかるとか・・。ラッキー!

オーダーの仕方は、多くの飲茶店のようにカートで回ってくるのではなく、伝票で注文。店によると、この方が新鮮で出来立ての物を提供できるからとか。


   
 写真左:「65シーフード・ライススープ」$9.95 写真右:「67チョイサム」$8.95

テーブルに置かれるのは、各種メニューが番号順に書かれてチェックマークができる伝票と、同じく商品番号と値段が書かれた写真付きのメニュー。これらを見ながら自分たちで伝票に書き込みます。 エビとニラの蒸し餃子(ダンプリング)21番 3ドル85セント 1皿とか、タロイモの揚げたパフ 26番 3ドル85セント 1皿とか・・・それをウエイターが受け取り、オーダーとなるのです。だからでしょうか、店の中は豪華な割には・・・料金はお手頃なのがうれしい。

ここの朝がゆが大変美味しいという評判で、まずはこれを注文。1つ頼めば3~4名にちょうどいい量。お腹にやさしい味わいで、特に日本からハワイに帰ったばかりの胃袋には一番だとのこと。もちろん野菜としてオイスターソースがかかったサムチョイも絶品でした。


  
 写真左:おすすめ「46龍髭蝦丸」$4.60 写真右:「55シュリンプ・ルックファン」$5.85

そして、今回ご紹介したいのが、ここのシグニチャー46番「龍髭蝦丸 Deep Fried Shrimp Ball」。エビを「しんじょう(すりつぶしたもの)」にしてあげたものですが、龍の髭を思わせる一品にしていて、名前のつけ方も最高~!! 髭の部分がサクサクとして、マヨネーズを付けて食べると、プリプリしたエビしんじょうと合う一品となっていました~!!

このような「驚きの飲茶」がでてくると食が進みますねぇ~!!おかげですべての飲茶を堪能しました。チップや州税を入れて3人で7品食べて、一人20ドル弱。飲茶となると、お値段もうれしい驚きでした。

   
●「怖いゾンビをやっつける驚きの方法!!」
ホノルル市はこのたび道路横断中の「歩きスマホ」に対して、10月25日から罰金を科すことを決定しましたぁ~!!これって全米初だということで驚きですが、歩きスマホは危ないものねぇ・・・


スマホだけでなく、デジカメや携帯型ゲーム機などの画面を見ながら道路を渡ることを禁止した条例で、罰金は犯した回数によって変わります。

1回目は15~35ドル(1500~3500円)、2回目は35~70ドル、3回目になると75~99ドルで、最高額は500ドル(5万円)ほどにもなるとのこと。

ただし、緊急時で911に電話をかけたり、イヤフォーンを付けて音楽を聴きながらの横断歩道は違法ではありません。アメリカのメディアを見ると、歩きスマホをする人々を「スマートフォーン・ゾンビ」と呼んでいて、このゾンビを消すには怖い思いをさせなくっては~っていうわけ??!!

いろんな事に超驚いている姫庵より


●「知らないハワイがいっぱい 最新版」ハワイでイスラム文化が学べるシャングリラツアー、ハワイのショーがどこがベストか、海へと続くインフィニティープールなど、「最新版」では新しい情報をたくさん追加しました。これ1冊あれば、知らないハワイを楽しく遊べる!