2014年10月25日土曜日

アラモアナ・センターのフードコート、「箱」が新しくなると、美味しく感じる

ほとんど完成、新生フードコート!!
-11月の完成をまたずランダムは、いち早くご紹介!-

 

 
(ハワイ最新ニュース)10月もあと残すところ一週間。
最後を締めくくるのはもちろん、ワイキキはカラカウア通りのハロウィーン・イベント。

そして11月の感謝祭、12月クリスマスとあっという間に月日が矢のごとく過ぎ去っていきます。

そして、ランダムも目標の「千号」到達まであと200号余りですが、あと4年ほどかかり、これから先、まだまだ険しく長い道のりが待っています。険しいという意味は、「年齢との戦い」。年をとるにつれてドンドン忘れ、怠惰になっていく。いつまでハワイに対する「ヤジ馬根性」的興味が保てるか・・・それが問題だ。


さて、今回の話題は、ランダム同様これから先4年後、脚光を浴びる場所はどこかチェックしたら、なんと「アラモアナ・センター」に行き当たったんです。


超高級コンドの建設ラッシュ、新店オープンに加えて、ホノルル・レイル・トランジットの工事が順調(?)で、カポレイとアラモアナ・センター間21駅42分という電車が2017年に一部開通、2019年に完成予定だって。あくまでも予定で、これにハワイアンタイムがプラスアルファ・・・

先の長い話ですが、今からプロジェクトが進んでいて、アラモアナ・センターは現在大改築真っ只中

元シアーズ跡は「ブルーミングデールズ Blooming dales」という高級デパートが15年秋オープン予定だし、ダイニング、エンターテイメント、小売店の数々とともに待ちに待った1000台収容の駐車場も出来る。そして2016年にノードストロームも開店予定。その上レイル・トランジット駅が同センターに出来るので、まだまだ工事は続くんですが、ここに来てちょっと朗報がはいりました!!


2015年を待たず、今年秋に改築工事終了っていう場所が出てきたのです。

そこは、アラモアナ・センター1階海側にあるマカイ・マーケット・フードコートというファースト・フード店を中心とした集まり。


ここでは、この度の工事で床、天井、照明などが新しくなりました。植木鉢のグリーンなど最終段階はまだですが、本日は改築工事終了間際のフードコートの様子を皆様に一足先にご紹介~!!


アラモアナ・センターでのショッピングは旅の目玉です。
買い物に夢中になって、食事を忘れるケースもあるし、食事時間を余りかけたくないとか、同センターから外に動くのが面倒だ、家族で来てそれぞれの食べ物の好みが違って困るとか・・・そういう時、このフードコートは頼りになるんです。

それではご一緒に、「入れ物」が生まれ変わったフードコート内に入ってみましょう。

  
  写真左:フードコートに入った所にあるダイニング   写真右:スロープを下りた所にも広いダイニング
 
 
写真上が新しくなったフードコート。
照明も明るくなり、床や天井も白を基調にずいぶんきれいで清潔な雰囲気になりました。フードコート真ん中にスロープがあり、くだっていくと竹が植わっている広いダイニング・エリアに出ます。ここは高い天井から明るい光が入るようになっていました。椅子とテーブルは元のままでしたが、床や天井、照明によってずいぶん雰囲気が変わりました。


イタリア、メキシコ、韓国、日本、タイ、ハワイアンなど各種料理店があり、嬉しいことにはメニューが大きな写真つきになので、初めて来た人でもよく分かり、注文しやすいんですよね。 

まずは一通りぐるっと回ってから、自分の好きなものを選ぶといいでしょう。

忙しいランチや夕食時には、まずは席を確保し友達やグループで順に買いにいくことがお勧め。

コップの水はタダでくれるし、お皿やフォーク、箸など余分にもらえます。またほかの人が注文するのを見てからやれば、ドレッシングやホットソース、醤油など無料でくれるものがあります。

  
  写真左:「ステーキ&フィッシュカンパニー」     写真右:ブリトー、チリ、タコスのメキシコ料理

さて、30店舗ほどあるフードコートのなかから選ぶのは難しいかもしれないけど、肉が大好きなら「ステーキ&フィッシュ・カンパニー」はいかが?

リブアイやニューヨークステーキに加えてシュリンプ、グリル・サーモン、貝柱などのシーフードもあり。
10ドル50セントのロコモコを見つけましたが、野菜がついてないので、サラダバーから4ドル弱のミニ・サラダを頼むといいでしょう。

  
  写真:「ラハイナ・チキン・カンパニー」の店頭と、ショーウインドーにあるローストポークや丸ごとチキン  


「ラハイナ・チキン・カンパニー」は、ローストポークやプライムリブの塊、ローストチキン丸ごとも販売されていて、プライムリブとローストポークのプレートで12ドル50セントから。

ここの客は、やはり若い男性が多かった・・・鉄板焼きなら、「ひばちさん ジャパニーズ・グリル」っていうのもあるよ~~。
 
 



   
  写真左:フードコートのハワイアン料理店 写真右:「ポイ・ボウル」にはラウラウやロミサーモンも

ハワイに来たからには、ハワイアンフードを試してみなけりゃという方にぴったりなのが「ポイ・ボール」。 ハワイアンフードをプレートにしているのが、看板下に大きな写真で掲載されています。

ラウラウがはいっているハイビスカス・スペシャルは10ドル24セント、ペースト状になったポイや、ロミロミサーモン、そしてココナツ・ハウピアもついてきます。

  
   写真:「パラダイス・カフェ」ではパン、マフィンや各種サンドイッチに加え、各種サラダあり   

バター・クロワッサンとかココナッツ・クロワッサン、アップル・クロワッサンなどいかが?クロワッサンBLT 6ドル95セント、コールドサンドイッチ七面鳥の場合 7ドル95セント、ミックス・グリーンサラダで7ドル50セントと、女性が好みそうなメニューをそろえているのが「パラダイス・カフェ」。 
 
   
   写真:ママズ・スパゲティーハウスでは新鮮なアサリやシャケがショーウインドをかざる

シーフード・パスタやクラム、シュリンプは「ママズ・スパゲティー・ハウス」でいかが?
新鮮なアサリがたくさんはいったシーフード・ハーベストが13ドル50セント、蒸したあさり12ドル50セント、ガーリック・シュリンプとサラダで8ドル99セントなどなど。

鮭やあさりが砕いた冷たい氷の上に乗っているのをみるだけで、美味しそう。
演出がうまいです。

  
  写真:コナ・アバロニは海洋深層水で育った藻を餌にした新鮮で最高級品の美味しいアワビ 

毎週土曜日にKCCファーマーズマーケットでアバロニBBQを販売して行列が出来る店として大人気となっていた「コナ・アバロニ」、このフードコート内に2014年2月にお店を出していたのですね。

生アワビや焼きアワビはもとより、あわびご飯もあるんだって。そして新しいメニュー「ガーリック・パセリ・バターアワビ」とか、「蒸したジンジャーあわび」などもあって、色々工夫しています。

陳列ケースの客側には「熱いのでやけどに注意」なんて書かれたサインがあると、もうヨダレたらたら・・・


  
    写真:「Aja寿司&弁当」の店で見つけたお弁当と店前の雰囲気

2011年5月にオープンして3年半になる「アジャ・寿司&弁当」は、やっぱりお客さんが多いです。 今回は食事時の混雑をさけて、10時頃に行ったのですが、お弁当を買うお客様がかなり待ってました。ミニ弁当6ドル49セントとか朝食弁当4ドル25セントとか・・お値段もお手ごろ。お弁当だけでなくお寿司、サバやしゃけ、煮物、サラダ類などお惣菜もあり。

チャイナタウン・エクスプレスではプレートランチをはじめ、熱々の肉まんやシューマイ、そしてデザート類などがそろっています。

本物のチャイナ・タウンに行く時間がない時、この店にはいるだけでも雰囲気が味わえる。


他にも中華ではパンダ・エクスプレスという有名店もあり。あるいは「ナニワヤ・ラーメン」のラーメンやヤキソバなら当たり外れはないと思う・・・



 
ちょっと気になる店だったのが、「ブルー・ウォーター・シュリンプ」。ガーリックシュリンプとかシーフードパスタ、ロブスター、シュリンプ&ステーキなど写真は大きく出ているんですが値段が見えなかった。

食べた後のデザートは、「ハーゲンダッツ」のアイスクリーム、お餅やおはぎを売っている「カンサイヤマト」、パイナップルの形のクッキーで有名な「ホノルル・クッキー・カンパニー」、シナモンとバターがたっぷりの「シナボン」など勢ぞろいしていて、みんな食べたい。今回全部の店が書ききれなかったのがちょっと心残りですが・・・。

ちなみに私はワカメや野菜をイッパイ食べたかったので、「ヤミ・コリアンBBQ」でカルビとシュリンプのプレートを頼みました。

以上、姫庵からの体験レポートでした。
 
 
 
 

 
 
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2014年10月18日土曜日

昔からつながりの深い日本とハワイ、自然の脅威についても似ています・・・

ハワイの自然の強力パンチ!!
-もうちょっとやさしくしてよ!-
 

 
(ハワイ最新ニュース)カリフォルニアで、二週間過ごしている間に、秋の気配がそっと忍び寄ってきました。

ラグナビーチで見たのは、群れをなした渡り鳥でしょうか、常夏ハワイで感じられなかった「秋」がしみじみ伝わります。

ハワイに戻ってみると、まだまだ暑い。
例年10月に入ると朝晩涼しくなって、貿易風がさわやかに吹きつけるはずなんですが、今年は地球温暖化の影響か、いつにも増して暑いムシムシする日が続いています。


日本では10月になっても大型の台風18号、19号が立て続けに上陸し、大きな爪あとを残しましたが、ようやくピークを過ぎたもようで、安堵されておられることでしょう。


その1
ハワイはこの週末、熱帯性低気圧アナ(ANA)が接近しており、ハリケーン<カテゴリー1>に格上げなんて話もでてましたが、ハワイ諸島の南を通過予定。

人気ディズニーアニメ「フローズン(アナと雪の女王)」に出てくるアナはAnnaで、スペルがちょっと違うけど、エルサ(Elsa)より弱いはずだから、ご利益は得るさ??
8月8日の大型ハリケーン・イーゼルでハワイ島はヒロの町とボルケーノ間にあるプナ地区が特に大きな被害を受けました。

今回もまた一番勢力を増している時にハワイ島に接近する模様で、ハワイ島では17日(金)公立校休校、国立公園も一時閉鎖。

ハワイ全島をあげて、水の買出しや停電対応など買物に走り回っている様子が、10月16日付スターアドバタイザー紙の一面を飾っていました。
ハワイと日本は、これらハリケーン(台風)という自然災害だけでなく、火山の噴火がある点でも似ています。特に御嶽山爆発では、瞬時で60余名の尊い人命を失うというニュースがハワイにも入ってきており、被害に会われた方々に心よりご冥福をお祈りします。

その2
ハワイでも火山が今活発に活動していますが、キラウエア火山は世界一安全といわれています。日本のように噴石や火山灰が降りそそぐ危険な水蒸気爆発噴火ではなく、溶岩が流出するタイプだからとか。しかも溶岩の粘度が低く、地表を伝ってゆっくり流れていくので、活発になるとそれを見に世界から観光客が集まるという按配で、日本とはこの点大きく違っています。

今年6月27日から、プウ・オオ火口から溶岩流が大規模にあり、9月にちょっと小康状態を保ちました。

しかし10月になってまた活発になり、日によって溶岩が一日約100メートルほども流れ、あと2週間ほどで、プナ(Puna)地区のパホア(Pahoa)村に到達する可能性ありとか。

このプナ地区というのは、溶岩だけでなく、ハリケーンでも被害を受けている地区で、溶岩とハリケーンのダブルパンチで、住民の皆さんは、戦々恐々・・・。
なお、海に流れ出す溶岩で、ハワイ島は今でも成長を続けており、1986年から20年間ほどで陸地が170ヘクタール余にも拡大しているとか。
この拡大された土地は誰のものになるのか興味はありますが、自分のものになっても、使えないのが玉にキズ・・・。

さて、ハリケーンと噴火のニュースに加えて、もう1つボディーブローのように効く、強力パンチが加わっちゃったんです!!


その3
強力パンチとは、ハワイ島キラウエアとマウイ島ハレアカラ国立公園入園料値上げの話。

国立公園側の言い分は1997年から値上げをしていないこと、野ブタや野生ヤギから植物を守るための柵を作ったり、公衆トイレの修理、トレイルの整備、ピクニックテーブルなどの設備の充実のために値上げは欠かせないとしています。


これが値上げされると、観光客の方のポケットにも大きく響く金額。これについては、2ヵ月後の12月15日に正式決定されますが、世界遺産の富士山でも、ゴミ処理などのために「試み」に入山料を取ったこともあり、しょうがないかなぁ、でも大幅な値上がりはきついなぁ・・・
ちなみに2014年から4年間で:
現在一人5ドルの入園料が、2015年は8ドル、16年には10ドル、そして17年は12ドル。5ドルから12ドル・・・これって、240%アップってことですよねぇ。


車両は2014年10ドル、15年15ドル、16年20ドル、17年25ドル。
250%アップ・・計算するのが嫌になる。

年間パスは2014年から16年までが25ドルで17年になると一気に50ドルへ。

まさしく4年間で2倍以上になるということで、コレが通るとゆっくりだが強力なパンチになりそう。値上げをしないで、設備も改善されるっていう方法はないんでしょうか・・・


以上、姫庵からのレポートでした。
 
 
 
 

 
 
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