充実したハワイ夏休みの過ごし方!!
ーこの夏こそチャレンジ~!!ー
(ハワイ最新ニュース)ハワイでは来週から新学期が始まろうとしていますが、日本はこれからが夏休み、このところたくさんのお客様がハワイを訪れています。この時期はやっぱり家族連れが多い。そこで、今回はまずファミリーで目いっぱい楽しめる一日をご案内いたしますぅ~!!
●充実した夏休みを過ごす その1 家族で一日
昔にさかのぼること1999年、まだ旅行会社で企画をしていた時、ハワイで初めてのウォーターパークが、西オアフのカポレイという町に出来ました。その名も「ハワイアン・ウォーター・アドベンチャー・パーク」。
写真左:ウエット&ワイルド入口 写真右:簡単なスライドから絶叫型まで種々あり
当時は周りが海に囲まれたハワイで、ウォーター・パークに客足が向くのかと危惧する向きもありましたが、海では体験できないウォータースライドやアトラクションがたくさんあり、オープンと同時に大変な人気。
あれから17年・・・現在にいたってもハワイでただ1つの本格的なウォーター・パーク。やっぱり巨大な設備費がかかるので次次とできるわけがない。
2009年に「ウェット・アンド・ワイルド・ハワイ Wet'n Wild Hawaii」と名前が変わり、オーナーも変わりましたが、広さが29エーカー(東京ドーム3個分)の敷地に、25個のライドとアトラクションは、ベスト・ファミリー・スポットとしてずっと人気を保っています。
それでは、なぜこんなに人気なのか、体験してそれを探りながら、いろんなライドやアトラクションなど、園内についてご紹介アドバイスしていきたいと思います。
(1)安心して遊べるパークとして施設全体の運営に力をいれているからだ!!
ここでは年齢制限はないものの、各アトラクションでは細かい身長制限を設け、身長42インチ(107cm)、48インチ(122cm)、52インチ(132cm)以上と3段階に分かれて利用するようになっています。
写真左:日英両語で書かれた注意事項 写真右:細かく英語で書かれた注意事項
ただ、身長制限のサインはあちこちで見かけますが、殆ど英語で書かれていること、cmではなくインチになっているのが気になりました。各ライドの入口には、はいれる身長の実高さのサインが立っていて、それをクリアーした人が乗れるようにしているのでわかりやすいのはいいけど・・。並んで順番が来ても、クリアーしないとはじかれるので、前もってわかっていた方がいいよね・・。園内入口や更衣室前カウンターに日本語のパンフレットがあり、cmが乗っているし、園内の地図もありで、助かりました。
なお、身長制限でライフジャケット着用MUSTの規定があることから、これは無料貸し出しになっているし、園内備え付けの浮輪も無料でした。お、ここではお金を取らず無料にしてくれているぅ~!!Thank you!! あれもこれも別料金というウォーターパークだと、お金が湯水のように流れちゃうから!!
写真左:あちこちにいるライフガードは笛で注意喚起 写真右:身長チェックが随所にあり
園内は、
① 警備員が厳しく目を光らせて不審な行動や安全面を監視
② AEDや救急医療員の常備配置あり
③ 赤十字社よりも厳しい訓練を受けたライフガードを各所に配置
④ 殆どのプールを水深90cmに基本設定
⑤ 遊歩道は特殊加工を施しているので滑りにくくなっている
などと、細かい配慮が随所にあり、安全面で非常に気を配っているのが長く続いた秘訣ではないでしょうか。そりゃそうだ、この場合のオミズの世界は安全という信頼関係が基本で、何かあっても水に流してっていうわけにはいかない。
(2)子供から若者、大人まで楽しめるものが数多くそろっているからだ!!
年配者も楽しめる本物の川や池のような全長260mのリラックス・プールがあるかと思えば、ジャクジーや温水ジャクジーもあり、かとおもうと小さい子供が喜ぶキノコの滝やトロピカルなミニスライドのケイキ・コーブあり。122cm以下はライフジャケット着用MUSTという、61~122cmの人工大波がくる巨大ビーチプールもあります。
写真:巨大なウェーブプールは人工の高波が起こり、ライフジャケットと浮輪で楽しく遊べる
5階建ての高さから滑り降りるスライダーや、カーブ連続のボディースライド、空中に飛び出すスリリングなスライダー、15メートルの高さから渦の中を滑り降りるトルネード・スライダー、200メートルの水流を下っていく2~6人乗りのスーパーラフト・ライドなど若者向けの絶叫スリル・スライダーが次々にそろっているのも特徴といえましょう。怖いよぉ~、だから乗らなかった。
写真左:家族でラフトに乗り200m水流下り 写真右:丸い筒から15m下に降りるトルネ―ド
特に世界一のハーフパイプ2人乗りスライド「シャカ」はスリル満点で、絶叫が辺りに響きわたり、見ているだけでも怖そうだし、ハワイで一番パーフェクトなウェーブを人工で作り、サーフィンやボディーボードができる「ダ・フロー・ライダー」(別料金要)は、上手下手がすぐわかる。上手な人がやるときれいに波にのれて、見ているだけでも楽しい。
写真左:絶叫がこだまする「シャカ」 写真右:上手な人が波に乗ってるアトラクション
写真:大量に水が落ちたり、スライドや浮島の橋があって面白いウォーター・ワールド
「ウォーターワールド」は7種類のファミリースライドとアスレチックなミニ・プールがある子供用プールですが、年配者にはこれでちょうどいい感じ。浮いている橋を飛び越えて向こうにいくのは、バランス感覚のテストになるかも・・なおここは122cm以下のライフジャケット着用が義務付けられています。
また102cm以下はスライドが使えないという厳しい面もあり、ライフガードが小さい子は一人ひとりチェックしてOKやダメ押しをだしていました。
高台からのスライダーは待ち時間が長いこともあるが、周りの景色が素晴らしいので、あっという間に順番になるような・・・気がするのは私だけでしょうか。週末はやっぱり待ち時間が長かった。それに高台まで階段を登るのが疲れた・・・そうだ、日に焼けるから日焼け止めをしっかり塗っておかないとねぇ。
(3)その他注意事項や老婆心からの一言!
ここでは開封されていない水1本以外、食物飲物の持ち込みができません。園内にあるウインドジャマー・フードコート(写真右)か、スイート・スポットというバーを利用します。
持ち込み不可にしては食べ物の種類がちょっと少ないような気がしました。またお昼時間は行列ができるので、ちょっと早めに行くといいでしょう。
温かいコーヒーや紅茶が欲しかったけど、売っていなかった。 独白:コーヒーは持参できないんですよねぇ・・・
更衣室、シャワーあり、レンタル・コイン・ロッカー(写真左)あり。
コインロッカー代は小13ドル、大18ドル。ロッカー代が高いからか、借りない人も多く見かけましたが、ガードマンが巡回してくれていても、貴重品の取り扱いに気を付けましょう。
昔はカウンターで対応していたコインロッカーですが、いまではロッカーの傍に設置された機械を使いカードや現金で支払うシステムに変わっていて、お客様の中にはやり方がわからず、まごまごする人が多かった。料金は高め設定だが、何度でも出し入れできるのは便利だった。
持参できるもの:水着、日焼け止めクリームやタオル(ギフトショップで販売もしています)、サンダル、着替え、現金やクレジットカード
持ち込めない物:浮輪(園内無料貸出あり)食物飲物(ただし水は一人未開封のもの1本のみOK)。隠しても入る時しっかりと荷物チェックがありますぞぉ~!
水着に金具がついていたり、長いひもがあるとライダーに乗れないのでこれもご注意を。さわやかな風が通り抜ける場所なので、日差しは強くてもちょっと寒く感じる時があるかも。だからタオルは一人2枚持っていくことをお勧め。
写真左:波の来るプールは無料浮輪が欠かせない。写真右:レンタル・カバナ
その他、レンタルできるものとしては、カバナがあります。125ドルのと175ドルがありますが、数に限りがあるので、入園一番に申し込まないと無理かも。日差しが遮られ、のんびりできそうだし、ちっとセレブになったように感じられるし・・
営業時間:朝10時半から午後5時まで、金土は夜9時まで毎日営業、ただし貸し切りなどで休みになったり、早く終わる日もあるので、電話で確認するかWEBでチェック要。
開園時間と同時に入るようにすれば、目いっぱい遊べます。ちょっと遅くなるとそれだけ待ち時間が増えるからね。各旅行会社から申し込むと往復のバス代もはいったパッケージで、並ばないで入れるのでいいですよ。それに車やレンターカーで行くと、駐車代8ドル取られました・・・園内で遊ぶのに8ドルも撮られるって、ちょっと高いんじゃあなかろうか…
●充実した夏休みを過ごすその2 幅広い層で、夏休みいっぱい使って
日本でフラダンスはフラ教室やカルチャーセンターで習う方が多いのですが、このたび、細かい所まで手が届くように書かれた初心者のためのフラのレッスン本ができました。その名も「フラ」(株式会社マイナビ出版 1580円+税 監修:クムフラ クウレイナニ橋本)
ネエ(動く)、カーホロ(速足で歩く)、ヘラ(広げる)、ウエヘ(開く)クイ(打つ、たたく)などの15種類の基本ステップと、アロハ(愛、挨拶)、ミノアカ(ほほえむ)、アイ(食べる)、プア(花)、マウナ(山)など31種類のハンドモーションを細かいポイントを加えた写真付きで詳細に説明。ハワイのクムフラが、「丁寧に説明しすぎる。我々の教えることがなくなる。」とクレームが出たとか出ないとか・・・
そのほかにもフラの歴史やフラを踊る時のメークのポイントとか、パウ・スカートの作り方なども載っています。
こりゃ最高だと思ったのは、手や足のステップの基本をマスターしたら、曲に合わせて踊ってみようということで、ビギナー向けには「カイマナヒラ」「ウルパラクア」を、中級用に「レイラニ」を載せていること。こんなことまでしてくれるレッスン本ってすごいよねぇ~!!
フラが初めての人はもちろんのこと、ある程度勉強した人にはもう一度自分の動きを振り返り、ついたくせを直すなど、幅広いフラレッスン本としてお薦め。「充実した夏休みの過ごし方その2」として、いかがでしょうか??売り切れて「重版出来」を待つより、早目のお買い求めをお勧めしま~す!!
充実した夏休みを送った姫庵より