2013年1月26日土曜日

待たれる春はいまそこに、桜咲く満開のハワイへ

常夏ハワイに春来たりなば・・ー桜満開、ボランティア満杯

(ハワイ最新ニュース)アベノミクスのおかげで90円を超える円安。ハワイへの観光客の皆様は、まだ円安の影響はそれほど受けないことを祈っていますが、これを機会に経済界も春がくるといいですねぇ。

ハワイは一足先に桜が満開!!今週末1月26日から来週にかけてお花見シーズン。桜があるワヒアワ・タウンは、1973年ごろからイナフクさんやナカソネさんらのボランティアで植えられ、500本もの桜の木が町の中で育っているというのが、KZOO日本語ラジオ放送を聞いていて勉強したこと。

そのうちの95%が沖縄で咲く濃い避寒(寒緋)桜。桜は日本からワシントンに、そして沖縄に行き、巡り巡ってハワイのワヒアワに。種から大事に育てられた桜なんですって。

ワヒアワ本願寺では26日夕方7時から9時まで桜祭りが行われます。また2月7日には9時と11時にトロリーツアーもあります。

ところで、成熟開花している2月からのイベントを、見所聞き所を交えてご案内します!
●2月1日(金)と2日(土)午前11時~夜11時 プナホウ・カーニバル
 
1841年創立の、伝統あるプナホウ・スクールはオバマ大統領が出身したことでも知られていますが、幼稚園から高三まで3750名余の生徒がいます。ここは大学受験のための学校で、全米の中でも一番大きなそして一番古い私立学校なのです。

授業料は、9ヶ月で2万ドル弱(180万円程)というエリート校ですが、奨学金やスカラーシップなどのシステムも整っていて、14.5%の生徒が何らかの教育補助を受けています。


ここのカーニバルもそのためのもので、しかもカーニバル自体歴史がイッパイあるのです。

まずは、1932年卒業アルバムを作るために生徒が催し、その時240ドルを集めたのが最初。

1936年には、高校2年とPTAが一緒になり、カーニバル・ライドも取り入れ、それがだんだん大掛かりになっていきます。

現在では60以上もの食べ物屋台やゲーム、乗り物、野菜花の販売など多彩なものが出店されて、ハワイでも非常に人気のあるカーニバルとして満開!!


ここでぜひ試して欲しい見所聞き所を、赤い太字で示してみました。

毎年5千ポンド(2300Kg)もの砂糖を使って作られる、ポルトガル風揚げパン、マラサダ屋台。

マラサダ屋台は、1957年にスタートし、今では開催2日間で15万個以上売られている名物デザート。

こんなに売られているのに屋台は1つしかないので、長蛇の列になるが、写真のように出来立て熱々をじっと暑い中待つのが、カーニバルのよさとなってるんじゃなかろうか・・。
全ての収益金は、プナホウ学校の奨学金として400名以上の生徒のために使われています。すごいマンパワーでしょう? アンパンマンならぬ揚げパンマンのカーニバル、ご協力よろしくね。
その外、食べ物屋台では、テリバーガー、チキンプレート、タコサラダ、トウモロコシなどがあって、全てボランティアが携わっています。この食べ物屋台で、もう1つ試して欲しいのが、2日間で3万3千食以上売れるという、ポルトガル風豆スープ(ポルトガル・ビーン・スープ)。このスープは、味が濃く美味しいと、評判が評判をよび、こんな売れ行きレコードにになってしまっているのです。

また、マンゴーチャツネとリリコイバターを販売しているテントもぜひ覗いてほしい。生徒を中心にボランティアによって、夏に収穫した5千ポンド(2300Kg)のマンゴーがこのカーニバルのために寄付され、ボランティアによって手作りされた数は、なんと8千瓶!!またリリコイ・バターも同様に手作りで、毎年2千瓶販売されているという素人はだしの絶品。
高校2年の生徒を中心に、何千人という生徒、父兄、学校関係者そして卒業生のボランティアが集まり動かしているカーニバル、今年のテーマは「ワイルド・ワイルド・ウエスト The Wild Wild West 」ですってよ。
もう1つ忘れてはならないものに、1972年から行われてきたハクレイ・テント
ハクレイを作るためのシダやトロピカルフラワーの採集は、ハワイ島にいる卒業生を中心に行われ、収穫された花を箱につめてオアフ島まで送ったりする作業もすべて、ボランティアがやってるんだって。

もちろんハクレイを作るのも、ボランティアの大事な仕事。あっという間にきれいなハクレイが売れていきます。

カーニバルに来ている人の頭に、花の王冠が飾られていたら、ここのハクレイ。その後ドライフラワーにして、帽子に飾るなど、大事に使われています。
こういった屋台の見所とともに、各種のライドでハワイの一日をロコになりきって、あるいは子供時分にもどって思いっきり遊んで欲しい~!!
●チャイニーズ・ニューイヤー
 
今年のチャイニーズニューイヤー(旧暦のお正月)は2月10日(日)。

ロイヤルハワイアンセンターでは、チャイニーズ・ライオン・ダンスやマーシャルアートの演技が2月10日ロイヤルグローブにて午後5時から行われ、ヘビ年を祝います。
ここで、見所聞き所:
ライオンダンスが行われる時は、赤い封筒にお金をいれて、ライオンに上げると福がくるのです。小銭をいれて、試してみませんか?日本の獅子舞とは姉妹みたい。そりゃそうだ、お互い寸志を渡して、志姉妹(ししまい)だもん。


元祖チャイナタウンでは、旧正月と水仙の女王まつりイベントを開催。

2月1日(金)2日(土)8日(金)9日(土)朝10時から夜10時まで、チャイナタウン・カルチュラル・プラザにて
2月2日(土)朝10時から夜10時まで ナイト・イン・チャイナ・タウン マウナケアとスミス通りにて
多くの屋台がでて、歩行者天国となり、ホテルストリートでは3時半からパレードもあり。

見所聞き所:屋台で中華料理を堪能し、爆竹の中でにぎやかなドラの音とともに踊るライオンダンスで、「邪気」を吹き飛ばし、「蛇来」を祝うってのはいかが!!


●2月10日 第5回ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイ
場所はカカアコ・ウォーター・フロント・パーク
時間は朝8時半から午後6時ごろまで
  
日本からもたくさんのウクレレ・クラブが参加するが、今年はハワイからマノアDNA、オータサン、ブルース・シマブクロ、ジョディ・カミサト、そして日本からは主催の関口さんのバンドや、そしてあのビギンもくるという出演者スケジュールが出されました。
  

見所聞き所:広い芝生で寝転がって、のんびり一日ハワイアン・ライフに埋没しよう。
ダンス、ライブに加えて、シェイブアイスや食べ物屋台あり、ウクレレ販売テントや各種クラフト・テントもあり。

音楽に飽きたら、ゴザかダンボールを利用して、丘から駐車場めがけてスリリングな芝生スライディングで子供と楽しんでみるのもいいかも~!!

  
 
●乞うご期待 3月1-3日 ホノルルフェスティバル

3月1日から3日に開かれる、第19回ホノルルフェスティバル。
サブテーマは「世界を変える合言葉 ~交流・学び・そして感動~」。

その感動を昨年に続きもう一度。
今年もあの新潟県長岡市の平和を祈願した「長岡花火」が、3日の夜8時半からワイキキビーチにやってくる!!見所聞き所は、まずこの花火から。ワイキキの夜空に美しい花々が満開 これこそ「花美 ハナビ」ってことですね!!


  

サブテーマ「交流」の見所の1つはもちろん、ハワイの高校生が作る御輿。
マウイ御輿デザインコンテストは今年10回目。優勝したのはカメハメハスクールマウイ校
御輿の屋根の上には地球儀が乗っています。新幹線や富士山、相撲力士などのデザインが取り入れられたものになっていて、なかなか斬新。

もちろん、花火の前に行われるパレードも、華々しいもので、見逃せませ~ん。
  



姫庵


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