2016年8月13日土曜日

店によってこうも違うおもてなしの仕方・・

すべて見栄えで決まるのかぁ~?!!
ーオーシャンは大事だがねぇ・・!!


(ハワイ最新ニュース)アラモアナ・センターの3階海側にモートンズとならんでロンギーズというイタリアン・レストランがありました、と書いたのは、ここがクローズしてしまったからです。そのわけは・・・思うに「眺望」。

今まで店に入るとバッっと真っ青な海が目に飛び込んできました。それが、9階建ての超高級コンドミニアムの建設が進められて、ビューがなくなってしまい閉店!
レストランの「眺め」が店の寿命の「長め」に通じることになるんだぁ・・・

  
 写真左がビフォア―:オーシャンビュー、写真右はアフター:今度はコンド・ビューに

ハワイの場合、海が見えるというのは非常に大切な要素。(ただし、お隣のモートンズはお料理に焦点を当てるためでしょうか、窓はありませんが・・・)ホテルとかコンドミニアムでは海が見えるか見えないかで料金が大幅に変わりますし・・

「ビュー」つまり見た目がいいってことがお金になるんですよねぇ。美味しいパスタを出していたロンギーズが閉店したのは残念ですが、ここで、見方を変えて・・見た目より、実質に重点を置いてみたらどうなるか??

実は、ここにお連れした時、お友達から「手術でもするの?」って言われたほど、たいそうな格好をさせられました。テーブルにはハサミをはじめ手術用医療道具を思わせるようなものがならび、前掛けやプラスチックの手袋をはめさせられ、しかもテーブルには、布ではなく大きな紙のテーブルクロスが敷き詰められ、まさに手術室って感じ。

  
 写真左:テーブルにあるのは手術道具? 写真右:プラスチックの手袋にエプロンをして

ここは、パールシティーの近くワイマル・ショッピング・センターと、カネオヘのウインドワード・シティー・ショッピング・センターに2店舗を持つ「Cajun King ケイジャン・キング」という店。
「ケイジャン」をウィキペディアなどWEBサイトで調べると、米国のルイジアナ州やメーン州に住むカナダ南東部旧フランス植民地に住んでいたアカディアから移住したフランス人で、アカディアンがなまってケイジャンになったとか。

ケイジャン料理というのは、タバスコやチリなどを使った辛いスパイスの効いたルイジアナの郷土料理で、特に野菜や肉、ソーセージなどを煮込んだ「ガンボ・スープ」や炊き込みご飯の「ジャンバラヤ」などが有名。

地元で手に入る食材を生かした、素朴でシンプルな料理、自給自足を強いられていたこともあり、ザリガニとかワニ、かえる、エビ、カニなど身近に手に入る食材を使った料理だとか。

  
 写真左:塩コショウのシュリンプ・ランチスペシャル 写真右:インゲン豆の炒めたもの

ここハワイのケイジャン・キングは、それにハワイのローカルテイストを加えて出しているということで、人気のある店なんです。ローカルテイストって、量かな?ものすごい量です、驚きます。


今回7名で頼んだのは、
①8ドル99セントのシュリンプ・ランチ・スペシャル 2皿
1つはピリ辛のケイジャン・スタイル・シュリンプで、もう1皿はソルト・アンド・ペパー・シュリンプ これに白ご飯かチャーハン付きで、我々はチャーハンを頼みました。

②インゲン豆をガーリックでピリ辛に炒めたもの 1皿 12ドル
これ以外に、スパイシー・エッグプラント(ナスのピリ辛炒め)12ドル、ブラック・ビーン・クラム16ドルもおいしいけれど、残念ながら本日はありませんでした。

③コンボ#1 48ドル 
ロブスター、ザリガニ、ムール貝、エビとあさりを、ケイジャンスタイルのソースで料理してもらい、辛さはミニマムで注文。(料理法はケイジャンのほかに、ガーリックとバターとか、レモン・ガーリック・バター、ブラックビーンソースなど6種類あり。また辛さの度合いも、マイルド、ボルケーノなど4種類から選択可能)

コンボは#1から#4まであり、ロブスター、ダンジネスクラブ(おうぎ蟹)、キングクラブレッグ(タラバガニ)、スノークラブレッグ(ズワイガニ)などから選択できます。


  
 写真左:Cajun Kingの外観  写真右:コンボはビニール袋に入ってくる


ここのモットーは、「コンボは汚れるので手で食べてください」・・・というわけか、きちんとしたお皿やフォーク、ナイフは出さず、ビニールの手袋が用意されているのでした。

我々が注文したコンボ#1は、大きなビニール袋に入ってドカンとテーブルに置かれました。これで通常2~3名用、たくさんのレモンと白ご飯付き。それをあの手術用道具で、ロブスターやエビの身を取り出し、手でムシャムシャ食べるのです。


食べた後のソースが美味しそうなので、残すのはもったいないと、ご飯にかけたのですが、最高の味! きれいに食べ切り、皆さまにご満足いただけました。

最後食べた後を見るとやっぱり、すっごく汚くなっていた。紙のテーブルクロス、紙のお皿やプラスチックのフォーク、ナイフだと、まとめてポイ捨てができるので、経済的だし、時間も節約できるしということで、超納得・・・


見栄えだけ見てると、なんじゃこのレストランは?(怒)と思われるかもしれません。でも汚れを気にせず、美味しいものを思いっきり食べるという、素朴でシンプルなスタイルこそが、ケイジャンの真髄?? 

ここはビールとソフトドリンクスのお値段が同じ3ドル、もちろんソフトドリンクスは何倍でもお代わり自由なんですけど。特にランチタイムはビールが1ドル、ドライバーしてくれる人のことを考えて、皆ソフトドリンクスにしたけど、これはちょっと失敗したかなぁ・・・。ミディアムの辛さなのに、私には超辛かった。でも美味しかった。辛いから、ソフト・ドリンクスをたくさん飲み、お代わりしました~~!!


所で、店の人から入る前に言われたのが、「6名以上の団体は、自動的に18%のチップを加算させていただきます。」。18%のチップって、案外大きな数字になるんですよね。人数が多いとなぜチップが18%になるのか。この間KZOOの日本語ラジオ放送を聴いていたら、「チップというのは、店に入るものではなく、ウェイターやウェイトレスがもらうもの。客が多いとその分彼らの忙しさが増すので、チップを自動的に18%加算するのではないか?」との意見があり、妙に納得。
チップのない日本ではわからないことでしょうが、例えば100ドル食べると、この場合18ドルチップが加算されるので、118ドルになるんです。団体でなくても自動的に加算する店もあるので、請求書はよく見てから支払いましょう。




●アラモアナ・センターのフードランド開店日決定!間近だよ~!!

47395平方フィートという広さの新しいフードランド・ファームズは、アラモアナ・センターのエヴァウィング1階、白木屋から見て駐車場を挟んだ対面に8月31日オープンと決定。

新しいコンセプトのスーパーマーケットとして、旅行者も喜んでもらえる場所になるということで、開店したら取材してまたご報告します。


見た目も大事だけど、やっぱり味が一番の姫庵より


●「知らないハワイがいっぱい 最新版」ハワイでイスラム文化が学べるシャングリラツアー、ハワイのショーがどこがベストか、海へと続くインフィニティープールなど、「最新版」では新しい情報をたくさん追加しました。これ1冊あれば、知らないハワイを楽しく遊べる!

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