2013年6月1日土曜日

来年のナ・ホク・ハノハノ授賞式を楽しむために・・・

世界遺産の富士山、ハワイ遺産はナ・ホク?
ーナ・ホクは、ハワイアン音楽界の最頂点ー

(ハワイ最新ニュース)世界文化遺産登録直前というのがマウント富士。今後予想される大幅な登山客に対し、登山の人数制限、入山の規制、ゴミ処理の対応、入山料徴収など自然環境を守り安全に登山してもらうため、ゴマウントした対策が検討され始めています。ゴミに耐え、増える登山客をものともしない富士は不死身だ。

ハワイの文化遺産といえば、なんといってもハワイアン文化。古代ハワイアンは文字をもたず、チャント〈詠唱〉やメレ〈歌〉などの口述によって、またフラ〈踊り〉によって、歴史を後世に伝えてきました。ハワイアン音楽はハワイ遺産として、チャント必要不可欠な地位にいるのです。
5月25日(土)ハワイ・コンベンション・センターにて、ハワイのグラミー賞ともいわれるハワイアン音楽の祭典「第36回ナ・ホク・ハノハノ・アワード」が発表されました。

受賞者、受賞アルバムが決定された今、ハワイ遺産のお土産に大切な方にプレゼントしてはいかがでしょぅか。今回は、そんなお手伝いができればうれしいです。アルバムを買えば、ハワイアン音楽界がうるおうことにもなるわけでこれこそ、ナ・ホクホク!!


●ナ・ホク・ハノハノ受賞アルバムからランダムが選ぶのはこれ!!
  


1.フラダンスを習っている方に贈りたい
最優秀ハワイアン・アルバム賞最優秀新人賞最優秀グループ賞最優秀アルバム賞と、4賞を獲得した男性3人グループのナ・ホア(Na Hoa)。受賞したアルバムの名前も「ナ・ホア」なので、覚えやすい。

このアルバムは、ダンスしやすい軽快でリズミカルな曲が多いためフラをやっている人にお勧め。しかもハワイアン独特のファルセットも効いている。
 
 
2.やさしく癒されるのが好きな方に贈りたい

ハワイの国宝歌手亡きジェノア・キアヴェがお墨付きをだした歌手で、美しいファルセットで魅了する、その名もエミー・ハナイアリイ(Amy Hanaiali'i)。

彼女は2007年にナホク・ハノハノ賞を4部門で受賞し、本場グラミー賞にもノミネートされたというベテランの美人歌手。

受賞当日はワシントンDCにいて、授賞式にはでられなかったが、今回は「父の孫娘 My Father's Graunddaughter」で、最優秀女性ボーカリスト賞コンテンポラリー最優秀アルバム賞の2部門で受賞。
 

 
 
 左:ウクレレオールスターとしてタイマネ、カレイ、ブリトニーの演奏 右:受賞を喜ぶブリトニー
 
3.ウクレレ好きの若者に見逃せない

まだ23歳という若さで最優秀ウクレレ・アルバム賞最優秀インストルメンタル作曲賞の2つを受賞。ウクレレ・アルバム賞受賞の際には、「ジェイク・シマブクロが受賞すると思ってスピーチを用意していなかったわ。」といって、驚きを素朴に表したのは、ブリトニー・パイヴァ(Brittni Paiva)。

彼女はハワイ島ヒロの出身で、ベース、ギター、スラック・キー・ギター、ドラム、ピアノなどを演奏するマルチ楽器奏者。今回の受賞アルバム「テル・ユー・ホワット Tell U What」は、ジャズ、ポップス、レーゲなどバラエティー豊かなアルバムに仕上がっている。
 
 
    

4.やわらかく包み込まれたい方にお勧め

演歌歌手のジェロにも似ている彼は、レゲエが似合いそうな風貌だが、ハワイに養子にきて、養父母からハワイアンを薦められ、ハワイアン・ミュージックの才能が開花。すばらしいファルセットで、万人を魅了する新人のカマカケハウ・フェルナンデス(Kamakakehau Fernandez)。

今回新人賞、ハワイアンパーフォーマンス賞にもノミネートされ、結果は最優秀EP=Extended Play賞を受賞。受賞アルバムは「ワヒ・マハロ Wahi Mahalo」。
 
5.愛し、いたわりあう夫婦に送りたい

ハワイ語で歌うウェルドン・ケカウオハ(Weldon Kekauoha)は、最優秀男性ボーカリスト賞を受賞。アルバムの名前は「ピリアロハ Pilialoha」。

彼は人気が高いベテランで、一般から応募したお気に入りエンターテイナー賞も同時受賞。

4人の子供の父であり、愛妻家でもあるゆえのピリアロハ(愛し合う夫婦)、なるほど、なるほど。
ハワイ語で歌っているので、ハワイアン・アルバム・パーフォーマンス賞、ハワイアンアルバム賞にもノミネート。

彼の甘くソフトな声は、フラの中でも優雅な踊り方とマッチするため、日本のフラ界でも年齢が上の層に特にひっぱりだこ状態。以前メリーモナークで、ミス・アロハが彼の曲を選んで踊ったことでも知られている。
 


今回は5つのアルバムをピックアップしたが、これ以外の受賞でもう1つ紹介したいのがこれ。

男性ボーカリスト賞やお気に入りエンターテイナー賞にもノミネートされ、結果は最優秀アイランドミュージック賞最優秀ソング賞受賞の、ネイサン・アヴェアウ(Nathan Aweau)。

受賞アルバムは「イオ 'Io」(イオとはハワイ王朝の神聖なる鷹)。音楽一家に育ったネイサンは、ピアノ、ギター、ウクレレ、サクソフォーンなどをあやつり、グラミー賞にノミネートされたこともあり。

彼の声は万人が美しいと認めるもので、デゥオで出ていたハパの時代から、何度も男性ボーカリスト賞にノミネートされ、2002年に最優秀男性ボーカリスト賞を受賞。

このような受賞アルバムをじっくり聴くと、心から癒されること間違いなし。インターネットなどで、さわりを聞いた上、好みのCDをぜひお買い求めください。そして、何度も何度も繰り返し聴いて耳になじませるといいでしょう。

そして来年5月に行われる「ハワイ5月音楽祭 メレメイ」や、メレメイのフィナーレを飾る「ナホク・ハノハノ・アワード・セレモニー」に参加すれば、ハワイアン音楽が今までよりずっと身近に感じられることでしょう。
 
なぜって、毎年、前受賞者がプレゼンテイターとして登場したり、受賞の合間のライブで演奏したりするからです。
 
  
たとえば、今年のナ・ホク授与式では、昨年の最優秀男性ボーカリスト賞、最優秀ソング賞、最優秀アルバム賞と3つを獲得したクアナ・トーレス・カヘレ(Kuana Torres Kahele)も美しいフラを踊る女性とともに参加。〈写真右)
彼以外にも、ゲリー・アイコ&カパラや、ウクレレ・オールスターズ(カレイ+タイマネ+ブリトニーの3名)、ジョニー・ヘルム、ホオケナなど名だたるミュージシャンの生演奏で、会場は大いに盛り上がりました。
しかも、ナホク・ハノハノの授賞式には、ハワイの儀式に使われるレイが大活躍をします。タキシードやイブニングドレスに身を包み、普段目にしないような美しい生花のレイや高価なニイハウの貝のレイを幾重にもつけたミュージシャンの方々に出会えるのです。


  

レイをかけているのは、今年ノミネートされた人とか、昨年受賞した人、ベテランの有名歌手など、ひときわ輝いている方々。ハワイアン・スピリットをイッパイ持っているので、一緒に写真を撮らせてもらえるかも・・・。

 
ナ・ホク・ハノハノアワードの詳細取材については、ちぐさブログの受賞会場に行ってとか会場でみたものはなど、ぜひご覧ください。
 
ナ・ホクを主催するNPO財団HARA(ハワイ・アカデミー・オブ・レコーディング・アート)の代表パリ・アカフエさんから、「来年のナ・ホクは、今年を超えるような大きなハワイアン音楽の祭典にしたい。」というコメントも出されています。来年の大躍進をHARAの底から願っています。
 
それでは、来年5月の音楽祭(メレ・メイ)やハワイ・コンベンション・センターで行われるナ・ホク・ハノハノ授賞式で、お会いできるのを楽しみに~~♪

ナ・ホクの授賞式がはいったツアーを、企画しませんか? 
セールス先はもちろん日本のフラ・ハラウ。すぐに予約で満、旅行代金も即払うってょ~!!

姫庵
 
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