2019年5月31日金曜日

時間がゆっくり流れるハワイでは20年が案外あっという間なんだけど・・・

ハワイ20年そんなの関係ない~?!!


ーあ、それそれ関係ねぇ~けど、やっぱりすごいのが~!!- 




(ハワイ最新ニュース)1998年からスタートして20年、目標の1000号を迎えることができましたのも、一重に皆様のお蔭と心から感謝しております。編集長として指導くださった先輩、観光客側のアイデアを提供しモデルになってくれた友人、ずっと読んでくれた皆さま、コメントを送ってくださった方々等、心から御礼を申し上げます。


さて、20年なんて大きなことを言ってられない出来事が世間にはあるのですね。なんと、今回は42年も続いているイベントがあったんです。ハワイアン音楽の最高峰「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」が行われるハワイ・コンベンション・センターに早速行ってきました。 ナ・ホク・ハノハノとはハワイ語で「優秀な星」という意味、今後もずっとこの星が輝き続けますように~!!


  
   写真左:2019年今年のナホクハノハノ 写真右:欠席だけど5冠とったマーク・ヤマナカ


今年第42回ナ・ホクの受賞者はハワイ島出身の日系人マーク・ヤマナカが、最優秀アルバム賞、最優秀アイランド・ミュージックアルバム賞、最優秀男性ボーカリスト賞など、5冠もの賞を「レイ・レフア」という新しいアルバムでかっさらいました。


会場では、家族や友人が集まり受賞された人やグループに対して大変な拍手やハグなどがありますが、ヤマナカさんは欠席で、すごく残念。会場での臨場感はすごいんですよ~!!日本では考えられないような歓声で盛り上がります。


最後はテレビで見てましたが、マークの代わりに左のカップルが何度も登場。イベント会場いっぱいに流れる彼のテープによる声は、本当に素晴らしく、だれでも魅了させられたので、これから機会があったら、ぜひお聞きください。


このナホクの授賞式はハワイのローカル・テレビ局KFVEで夜7時から中継されているのです。(写真右)テレビでは顔がはっきりと写されて、高いところからのカメラもあるし、誰が誰か字幕も出されるので楽しめます。



受賞の合間は、ハワイの有名エンターテイナーの方々が、普段以上のコラボ演奏(右はケアリイ・レイチェルとケアウホウのグループのコラボをテレビを通してとったもの)でステージを盛り上げるので、最高の音楽が聴けるのです。


所で、今回はナ・ホク・アワードに出席見学する皆さんもアウト・スタンディングなので、それを上手にご紹介できれば、40年以上も続いているハワイの音楽的文化のヒントがでるかと思った次第。この会場で目に付いたことを4つ見つけました~!!皆さんはいかがでしょうか


1.それぞれに着飾ったドレスの素晴らしさ~自分が作ったドレスも含めて

やっぱりこういった世界的に有名な催し物では、ドレスアップしなくちゃと思うもの。舞踏会の時に着る「ボール・ガウン」とよばれる、スカートが広がった贅沢なイブニング・ドレスが最高。きれいな人はドレスでますます引き立つんですよね。後光がさしているような感じさえしてきますもの。

 
   
   写真:レッドカーペットにボールガウンのイブニング・ドレスが似合いますねぇ


下左写真の女性がつけている、ふわふわした胸元の飾りは、英語名「ペレのヘアー」ハワイ語で「ヒナヒナ」と呼ばれている生花「エアー・プラント」。ご本人に聞いたところ、毎年ご主人の分も含めて服はご自分で手作りしているとか。今年はヒナヒナ、頭にもヒタヒタと「ペレの髪」をつけていました。

  
    写真左:ペレのヘアーを上手に飾って 写真右:アコヤガイを胸元に


この「ヒナヒナ」は一か月に一度霧吹きをすればいいという植物なので、こんなイベントにはピッタリ。ハワイ島は火の女神「ペレ」の髪にたとえられていますが、「ペレの髪」と呼ばれるのはこの植物のほかに、もう1つ。ハワイの火山から噴火のときに風に乗ってくる極細のガラス繊維のこともそう言われています。また噴火した粒状のものは「ペレの涙」ということで・・植物以外のペレは、ハワイでは超怖いんですよぉ~!!


またグレーと白を基調にした落ち着いだドレスに「どひゃあぁ~」と目がくぎ付けになったのは、胸元に小さなアコヤガイがいっぱい飾られた方でした。これはすごいけど、重たくないかなぁ。この日は午後4時過ぎなのに暑くって、汗かきながら走り回っていたので、アコヤガイで涼しくなれば・・とうらやましさもありました。地味な色だけど、派手なデザイン。素晴らしい~!!


  
   写真左:頭の毛もツートンカラー 写真右:ダスベーダーのようでポーズがきまる


もちろん男性陣はタキシードやアロハでピシッと決めている人が多かったけど、鳥のようにリリアンらしきものを垂らした男性は、みんなが写真に収めてましたし、背が非常に高いダスベーダーのような男性は、とても気さくでポーズをとってくれました。


会場前の広場では、開場が近づくにつれて、有名エンターテイナーをたくさん見かけまし。大体、素敵なレイをたくさんつけているので、それを目指して写真を撮らせてもらったり、サインをもらったりして、満足満足。



ナホクのプログラムにサインをしてもらったのは、あの有名な「カビカKawikaさん」。このプロブラム20年といわず、ずっと大切にとっておこう~~!!





2.ハクレイやレイなどの花や植物が、衣装を引き立たせることをよく知っている

  
  写真左:ハクレイの美しい女性グループ 写真右:造花のハクレイだが紫の服とマッチ


ハクレイをつけた女性陣に声を掛けたら、どんどん集まった。どの人も笑顔がいいですね。造花ですが、服は友達が作ってくれた大好きな紫という女性も笑顔が抜群!!


  
 写真左:レイスタンドも出てましたが、高い~!! 写真右:黒にプウケニケニの黄色いレイは生える

この日は皆さんレイをもってきていて、お目当ての人にあげてました。ついでにキスやハグも公にできちゃうし。臨時のレイ・スタンドができていたんですが、高いんですよ。紫や黄色、白、ピンクなどが生えますが、ピカケの花を幾重にもしたレイは令和というわけではなく、女性にとってやっぱり特別でした。



3.何にもましてファミリーやペアでの色使いを大事にしているんです

小さい時から、この色とこの色は似あわないとか言われて育ちますが、ハワイの人々のコーディネートは上手です。赤や紫、黒、黄色などを上手に組み合わせて個性を引き立たせます。


  
    写真左:パパとおそろいの格好してるのよ 写真右:紫と赤を使ったカップル


写真左は、一か月ほど前に生まれた次男に自分とおそろいのタキシード(?)を着せて、かわいい靴も履かせて、パパは本当にうれしそうに堂々と抱いていました。パパが大きすぎるが、この子も生まれた時8ポンドちょっと(4キロほど)あり、今は5キロほどだって。ほかに娘二人と息子一人も来ていて一緒に撮れなかったのが今思うと残念。


  
  写真左:家族が多く来てました 写真右:彼女たちも4人姉妹の家族です~~  


ここでもプウケニケニの黄色いレイが輝いていますね。上の写真右の女性軍はパンクロックがお似合いの「4人姉妹」だと教えてくれました。どの子もかわいくってキュート!!


4.飾る時は半端じゃない~!! 頭はもちろんのこと、足まで‥見てよ!!


シンプルで素敵だなと思ったのは、やはり髪に生花を飾っている方々でした。特におばけアンスリュームを帽子のようにつけた方は目立ちました。体が大きい方は大柄な生花をバッとつけると、頭に張りがでますねぇ。


      
    写真左:頭はお化けアンスリュームで 写真右:あたしたちの生足や靴も素敵でしょ


とおもっていたら、「私は足まで気を配っているのよ。」という声が聞こえて、撮らせてもらった写真がこれ。生足にペディキュアの赤が効いています。



ヘビメタ音楽の方々も参加で、左の彼女は高い靴はいていました。そうなんです、頭のてっぺんから足のつま先まで、おしゃれには気を抜くということがありません。でも、彼女もレイが黒を引き立てていました~!!


ということで、このナホクハノハノはハワイ風に花や貝をふんだんに使って最高なおしゃれで着飾った方々が見られる一番の機会でもあるんです。特に大人のおしゃれがフンダンにみられる。体形など気にせずに自分が楽しむおしゃれ、そして人も楽しませる~!!私もバッチリ楽しみました。 




どっぷりハワイ風コスチュームに浸り、ハワイ音楽に酔いしれた姫庵より 









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