2019年3月8日金曜日

もう春です、春爛漫!!

春ってハワイよ~!!


ーだんだん青くなってく海の上の空が少し明るくなって・・!!- 




(ハワイ最新ニュース)枕草子の「春はあけぼの」、桃尻語訳となると「春ってあけぼのよ!だんだんしろくなってく山の上の空が、少し明るくなって・・」と平成モードになります。


この訳をした高校同期の橋本治さんの友人が、新聞の切り抜きを送ってくれました。その時私が思ったのは、平成も最後になると、「春ってハワイよ~!」のほうがふさわしい。そのわけは?


日本のニュースを見ていると、春先から花粉の飛び具合を紹介します。幸い杉がないハワイはその花粉もないわけで、「ハワイに来ると花粉症が治る」。そしてもう1つこの時期のハワイは「春ってホノルル・フェスティバルよ~!!」ってことに・・・。枕草子を書いた清少納言の性格は「陽性」、だいぶん男っぽく男性の貴族とも丁々発止で、できることをひけらかす面があったようで~~橋本治さんは正反対の性格と思うけど、うう、誰かに似ている~~??


  
 写真左:ホノルルフェスティバルの大蛇山  写真右:ワイキキで見たホノフェスの長岡花火


今年で25回を迎えるホノフェスは、「ハワイの春のフェスティバル」として定着! 今年は3月8日ー10日開催で、どれも見ものですが、特に10日のカラカウア大通りのパレードとそれに続く長岡花火が待ち遠しい。実は昨年は家のそばで見て、遠すぎて迫力が足りなかった。今年の花火は25年記念にちなみ25分もやるというので、混雑が少ないと思われるワイキキの端まで行って見る計画をしています。


今年はそれに加えて「ハワイ歌舞伎」がコラボ。3月2-6日はハワイ大学のケネディ劇場で、3月8日はハワイ・コンベンション・センターのフレンドシップ・ガラ・歌舞伎・ナイトでホノルル歌舞伎として上演。中村芝翫、橋之助、福之助、歌之助4名の親子襲名記念特別公演として、ハワイでは50年ぶり、丁度移民150年記念とも重なり文化的な事業として開催される運びとなったのです。


   
写真左:歌舞伎が行われたハワイ大学のケネディ・シアター 写真右:劇場内での美しい女性


歌舞伎が開催されるケネディ・シアターには、なんと「花道」が作られました。花道は踊るときにきれいな音が出たり、舞の時うまくスライドできるように「ヒノキ」を使っています。海外で花道ができるのは、ケネディ・シアターだけということなので、これも楽しみの1つ。


  
  写真左:色とりどりの旗で雰囲気が盛り上がる 写真右:ケネディ・シアターの内部


演目が上演中は写真禁止のため、何も撮れませんでしたが、インターネットで購入した席は、花道の横で、踊りで奮闘ぶりが十二分にわかり超満足でした。橋之助、歌之助の激しい踊りの後の息使いがこちらにも伝わる距離感、白く塗っているので遠目ではわからないけど、大粒の汗まで見える臨場感で酔いしれました!!100ドルという高額の席ですが、一生に一度のことと、清水の舞台から飛び降りて、この舞台に見入りました!!


芝翫さん親子の襲名披露は2016年から各地で始まりましたが、その時必ずお供をしたのが、芝翫さんの友人が描いたという大きな屏風。ケネディ・シアターでも、この屏風を前に芝翫さんがお客様にご挨拶をしてくれました。そしてうれしいことに、襲名披露締めくくりのホノルル後、この屏風はハワイ大学に寄付してくださるとのこと。そのうちUH(ハワイ大学)に再見しに行きたいと思っています。


  
 写真左:ケネディーシアターの外ではためく色彩が盛り上げる 写真右:パンフレットで様子を~~

今回は「音で観る歌舞伎」という演目が加わり、鳥羽屋三右衛門さんの解説で、「歌舞伎の歌は音楽、舞は俳優、伎は技能を表していて、俳優の演技や景色がより印象に残るために大事な音楽」について詳しく説明がありました。大太鼓による山から吹き下ろす風や雨の音、川の流れ、また蝶々が出るときの音などのおかげでより興味深く連獅子を見ることができました。



「春って曙」だけど、「和食って凛花 Rinka」よ~!!
正統派の和食を提供する凛花は、今までアラモアナ・センター近くにありましたが、そこからワードビレッジのホールフーズが入っているビル「アエオ Ae'o」1階(映画館の山側)に移転。まだソフトオープンですが、新しいレストランは天井も高く清潔で雰囲気が最高!!


  
   写真左:凛花入口      写真右:凛花の広い店内


ここは居酒屋メニューと伝統的な和食というユニークなコンボで知られるレストランですが、今回はランチ時に行って、思いがけずうどんも堪能しました。なぜって、黙っていても3つリクエストしたうち2つにうどんがついてきたからです。


  
 写真左:お好きな小皿2つ選べます 写真右:日替わり「ポケ丼」にも小皿2つとうどん、茶碗蒸しつき


本日の日替わり定食はポケ丼。これにワカメがたっぷり入ったうどんがまるまる一人前ついてきたのです。一緒のお友達と「これ半分でも十分なのに、腹が太いね~!!」腹が太いのはうどんだけじゃない「小鉢を一人2皿お取りください。」とウエイターの方がサービス。ちくわの磯辺焼きや、卵、野菜の和え物、揚げ豆腐など色々で、しかも自分の好きなものが選べるなんて、春満開だねぇ~~!!


  
   写真左:寿司カウンターも素敵   写真右:おいしいデザートも多々あり


移転した先が十二分に知られていない今が行き時の、春爛漫と見ました。だってこれだけおいしくたくさんいただけるのですから、あっという間に混むことでしょう。もうしばらくこのままでいてほしい~~!!とは贅沢な悩み。



さて、シェラトン・ワイキキの山側にはロイヤル・ハワイアン・センターという3階建てのショッピングやレストランエリアがありますが、ここでも「春ってアンティプリマよ~!!」と言う出来事がありました。


アンティプリマといえば、美しいワイアーバッグで有名。ワイアーコードを使い手編みでエレガントで知的なバッグを作り販売しているのですが、今はハイビスカスをモチーフにしたハワイ限定のコレクションが有名です。


  
     写真左:ハイビスカスのハワイ限定バッグ 写真右:アンティプリマの店内


今回は、ハワイでも有名なクムフラのサニー・チンさんとコラボした作品をオークションで販売しその収益5000ドルをカピオラニ・メディカルセンター・フォ・ウイメン&チルドレンに寄付をすることになり、その贈呈式が行われました。実は先日カピオラニ・ホテルやクイーン・カピオラニの話をちぐさランダム984号でいろいろ書かせていただいたことがあり、カピオラニ病院に関しては一方ならぬ思いかあったので、うれしいイベントでした。


 
 写真左:サニー・チンさん、カピオラニ病院、アンティプリマのディレクター萩野さん 写真右:バッグ!!



おすすめは、今年の亥年に合わせて作られた(?)豚のバッグ。豚の形をしたバッグが1021ドル、豚を描いたバッグは504ドル。ちょっとお高いけど、清少納言みたいに自信にあふれ知的で普遍的エレガンスな手作りのバッグ?



アンティプリマの向かいには「ディーン&デルーカ」のお店がありました。ここのハワイ限定ハイビスカスのデザインのトートバッグが大人気で、朝7時の開店と同時に売り切れてしまい、整理券まで出しているとか。お店はちょっと食べられる椅子やテーブルが置かれるようになっていて、朝からお客様がひっきりなしに出入りしていて活気がありました。というわけで、どれもこれも、「春ってハワイよ~!」


  
 写真左:シェラトン山側のディーン&デルーカ 写真右:大人気のトートバッグ売り切れサイン



春よ恋の姫庵より





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