2019年3月16日土曜日

25年も続くともう生活の一部~!!

ハワイ歌舞伎と長岡花火で盛り上がる~!!


ー来年は今年以上を期待・・!!- 




(ハワイ最新ニュース)ハワイ大学のケネディー・シアターで3月2日~6日行われた中村芝翫親子襲名記念特別公演のハワイ歌舞伎千穐楽が、ハワイ・コンベンション・センター(HCC)で、ホノルル・フェスティバル・ガラ・パーティーとして3月8日に行われました。ケネディ・シアターでは親子3名だったけど、HCCでは高校生の歌之助君も学校の試験を終えて加わり4名となり、豪華さも一段!!男の子が3名もいるというのは、歌舞伎世界ではすごいことですね。普通の世界だと、息子3名というのは、ちょっとキツイ。

   
  写真左:ケネディーシアターの花道  写真右:HCCでは司会者の前が花道の代わりに


実は、ケネディーシアターでは花道があったのですが、HCCに花道を作るのは大変だし、どうするのか1つの楽しみでした。HCCのフレンドシップ・ガラパーティー歌舞伎ナイト・スペシャルは客席数が多いこともあり、臨場感を出すために大きな画面が左右に作られ、よく見えるようになっています。これだけお客のことを考えるのですから、花道の代わりもいいものが・・・


歌舞伎公演前に、舞台ではホノルル・フェスティバルに参加した団体の表彰式があり、左(下手)は司会者用ポーディアムが設置されていましたが、歌舞伎上演前に取り払われ、下手が花道の代わりになったのです。

芝居の上手は客席から向かって右、下手や花道は左になります。花道や下手は俳優の出入りや音がうるさいこともあり、偉い人が座るのは失礼に当たるから静かな右側を上手にしているのだとか。ケネディーシアターの時、下手にある黒御簾音楽を「音で観る歌舞伎」として紹介したので、これも勉強になったことの1つです。ついでに昔は舞台は北側、客席は南側にあったのは、照明が少なく太陽光線の関係から、客がまぶしくないようにということで考えたとか、勉強になりました。


ところで終盤クライマックスで、客席に紙吹雪が舞ったのは驚きました~!!客席に天井からラインがいくつか下りていて、なんだろうと思っていたのですが・・・。


親子4人の連獅子が髪を逆立てて踊るクライマックスに、スタッフがラインのそばにはいり、紐を振ると、天井から紙吹雪がここぞとばかりに舞い散り、舞台の連獅子とともにふぶいたのです!!紙吹雪の中、スタンディング・オーベーションもすごかった~!!


その後KZOO日本語ラジオでもリスナーの皆さんが言っていたのですが、スタッフやボランティアの方々の協力体制がとてもよく、だからホノルル・フェスティバルがローカルにとっても素晴らしいものになって長く続きうれしいと話されていました。同感、ドウカン、ドッカーン!! 


  
  写真左:大評判の凛花提供「歌舞伎弁当」 写真右:お弁当を食べ終わったらボランティアが~

ところで、HCCでは開場が6時25分、7時までに配られた弁当を食べなければなりません~!!このお弁当はランダム988号でご紹介した「凛花」で作られた「歌舞伎弁当」、「このお弁当歌舞伎をメニューにいれてほしい!!」とは多くの方の弁でした。ボランティアが食べ終わったお弁当箱をボミ袋に入れて回ったり、案内係がいたり、サービスやおもてなしも満点。この夜はオープンバーも作られ、飲み物込みの歌舞伎鑑賞でした~~。


翌日3月9日のコンベンション・センターはがらりと変わって、お祭り広場/展示実演クラフトフェアー/縁日エリアの3つに分かれたもので、前評判も高く朝10時の開場前には行列が長く続いていました。それだけローカルに溶け込んでいるのですねぇ~!!我が家も孫をいれた家族で楽しみました。手伝ったスタッフの皆さんは25周年ということもあり慣れていて、人の流れも参加団体の動きも屋台のお店も大変スムーズでした。


   
    写真左:開場前の行列がすごい~!! 写真右:待ってました、ヨーヨー釣り!!


子供たちもよく知っていて、すぐに縁日エリアへ。射的、ボーリング、ラダーゲッター、輪投げ、スーパーボールすくい、ヨーヨーすくいなど、小さい子供が喜ぶ遊びが無料で提供。早くいけば何度でも、待たずにできるので、朝一で並んだというわけ!! 


  
 写真左:射的にはほかの国の衣装を着た子供たちも並ぶ 写真右:クラフトフェアでおいしいものを買って~


帰りの出口では、カルピス(ハワイではカルピコと言ってます。)を一人1本無料で手渡してくれ、大満足の一日でした。ただ10歳の孫は今まで日本の高校生などと一緒にクラフトを作るのを楽しみにしていたのですが、それがなくって、残念がってました。


  
 写真左:フェスティバル・ステージでの踊り  写真右:ポーランドからも美しい女性たちが~


ところで、ちょうどこの時Travel Plaza TransportationというJTB関連のバス会社が、ハワイで最初の商業用電気で走るバス3台のうち2台をお披露目。4月からダウンタウンとワイキキの間を走らせるというバスは、77人乗りで、一回のチャージで250マイル走り、1時間65マイルの速さになるとか。大気汚染が気になる昨今、クリーンなバスの展示はグッドタイミング!!


とってもカラフルなバスで、このバスのデザインはハワイの14学校から250名の生徒が参加し、そのうち42枚のアートが選ばれて、そのデザインでバスをラッピングしたとか。生徒には「2045年にどんなバスになっているだろうか」という課題がだされたもので、とっても楽しそうなデザインばかり。


  
   写真:子供たちによる2045年の未来バス・デザイン・コンクールで描かれたTPTの電気で走るバス


ところで、今年は長岡花火がホノフェスの25周年に合わせ、ワイキキの空で3月10日夜8時半から25分も花火を上げるということになりました。昨年はわが家の家の近くで見たのでちょっと遠すぎましたが、ワイキキのど真ん中ではパレードあり、渋滞あり、帰りも遅くなり翌日の学校に差し支えるし・・でも臨場感を考えるとそばで見たい。


どこか花火が間近に見え渋滞に合わない素敵な場所はないかと探したら、ありました、ありましたぁ~場所は内緒。来年のために取っておかなくちゃ。知りたい方はメールでお問い合わせください。駐車はバレー・パーキング(3時間で5ドル)、友人夫婦も来てくれ食事をした後、浜辺に出てみたら、ワイキキのど真ん中と遜色なく大きな美しい花火を見ることができました。


  
      写真:25分も続いた、色彩豊かでしかも超豪華な長岡の花火~!! 


大きな音とともに色とりどりで高く上がり、パッと散る美しい花火に孫たちも大喜び。ハワイで25分の長きにわたり、こんなに豪華な花火を見ることができるのも、長岡の皆様のおかげと心より感謝。昭和20年8月1日にB29が来襲して長岡の町を襲い、1500名あまりの人が空襲でなくなりました。その一年後に復興を祈り慰霊を込めてあげられたのが「長岡花火」!!。今では長岡市の多大なる協力のもと、ハワイでも平和に向けた強い意志を表しすものとしてこの花火があげられています。   
        

今年のホノルル・フェスティバルは全部見ていないけれど、すごかった。ローカル間でも話題が付きません。日本にこれから行く人は「歌舞伎」を見てくるという人も多く、夏に行けば花火もみられるよねという人もいて。


現在は冬の北海道を楽しむパウダー・スノーで有名なニセコに行く人も多いですが、どんな季節でも日本の風物の素晴らしさをハワイの人が楽しんで欲しいし、日本の人もハワイの良さを味わってもらいたいと思います。


熟年や老年の人はハワイに来てくれるけど、若い人があまりハワイに来ないという話も出ていますが、花粉時や、暑い夏の日本を離れて、爽やかなハワイを若い人たちにも楽しんでいただける方法がないものか??お互いアイデアを出し合いましょう~、待ってます!!



第26回ホノルルフェスティバルは2020年3月6日から8日となります。今からマークしておいてください~。来年の26回目はどんな目玉が飛び出すことやら、長岡花火は来年も続けてくれますよね~? ホノルル歌舞伎もこれからずっと続いてくれたら、これこそホノフェス・スタンディング・オーベーションなんですが・・・!!

今後のハワイと日本のため若者招致に力を入れたい姫庵より





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