2018年3月17日土曜日

25年って長いようで、短いものです・・・

あっという間の一四半期・・・!


―こんだけ~!!長く続く理由は~?!-




  

(ハワイ最新ニュース)      

3月9-11日まで開催された第24回ホノルル・フェスティバル感動の内に幕を閉じました。そして来年は一四半期に当たる25年を迎えます。



ホノフェスを立ち上げる最初に携わることができたものとして、こんなに長く続いている理由は何かと思いながら、今回は孫たちと観賞させてもらいました。



 
11日のハワイ・コンベンション・センターは10時からスタート。

10時前にはすでに多くの人が並んで待っていました。それだけ、地元になじんだフェスティバルになっているのですね。


ハワイ・コンベンション・センターの1階の中側は、ステージ、約130店舗の展示・実演・ワークショップ、縁日エリアと大きく3つに分かれていました。そしてそれ以外に、外のフォイヤーでもステージや盆ダンスのやぐらが組まれていました。



3階では国際交流基金や在ホノルル日本国総領事館による「フィルム・フェスティバル」が開催され、これがまた大人気で立見もでるほどだったとか。

今年は短編映画「銀の匙」や「ぶどうのなみだ」「あかね空」など2日間にわたり、無料上映されました。


今回は、ハワイ・コンベンション・センターしか覗いていませんが、11日には「ホノルルレインボー駅伝」やカラカウア通りでの「グランド・パレード」なども大いに盛り上がったとか。さて、これらを鑑みて、これだけ長く大盛況で続いているわけを、いつものように独断と偏見で紐どいていくと、

その一 守備範囲を広げる~!!日本とハワイに加え環太平洋の国々をコラボさせることで、範囲がぐんと広がります。



コンベンション・センターのクラフトフェア、ワークショップのコーナーでは、愛媛や福岡、石川、宮崎、福島、山口などの県人会も加わり、まるで観光展示会のようでもあり、フィリピンや日本の領事館が国際色を添え、ステージではマーシャル諸島、韓国のダンスもはいり、それらがパレード、その後の豪華花火へと飛び出していくのです。



  
   写真左:愛媛県人会の出店    写真右:福島県人会の展示
 

その二 うぶな若者をハワイに呼び込む~!!フェスティバル参加平均年齢を若くするために、ホノフェスでは、修学旅行や学校の行事とコラボ。今年は東京の桜ケ丘中学・高校がクラスごとに日本文化を紹介。学生による忍者ゲーム、福笑い、折り紙、習字などの日本文化が無料で体験できました。通常フェスティバルに参加する方の年齢は高いものですが、若い血がたぎっているのがうれしい。

  
 写真:音楽が加わり、ダンスのようなお習字パーフォーマンスは大きな人垣で大盛況



  
 写真:中学高校生が主体となって、子供たちが喜ぶ忍者ゲームや忍者の服も着せてもらえて・・・



その三 ハワイの若さにも目をつけた~!!子供たちが喜ぶ無料の「縁日」コーナーやクラフトなどの体験で、将来の日本びいきを早いうちから育てているとみた。参加者に若い者を抱え込んだだけでなく、見学者の若さにも目を付けることで、継続性が生まれるのでした~!!



  
     写真:無料で楽しめる恒例の縁日コーナーはあっという間に長蛇の列

射的、ボーリング、ヨーヨー釣り、輪投げ、スーパーボールすくいなど小さい子が喜ぶゲームがすべて無料、日本の縁日雰囲気が十分味わえるようになっています。これを楽しみにホノフェスの催しに行きたいという子も多いんです。我が家の孫たちは、無料のお陰で何度も並んでやらせてもらいました。



その三 何年でも使えるもので勝負~!!「異民族の文化交流によって平和な生き方を模索する」という根本テーマがしっかりしているから、今回もホノフェスとハワイ日系移民150周年や、シニアライフ、領事館などと相性がばっちりあって、上手に合体したのです~!!



  
  写真左:ハワイシニアライフ協会のブース 写真右:ハワイ日系人の歩み写真展



その四 カモにネギをしょってこさせた~!! 日本の文化を楽しみながら体験させてもらえる、年寄はもとより、若いリピーターがジジババやファミリ―を引っ張ってくる。ネギのお陰で観客動員が増えるのカモ~!!



  
     写真左:学校の生徒と一緒に福笑いの体験 写真右:戌年でおみくじやお守りも



   
 写真左:5ドル払って粘土のクラフト作り 写真右:長岡造形大学も参加したウチワづくり

 

その五:使う使う、立ってるものはなんでも使う~!!日本からの参加者にとって、パーフォーマンス場所が色々あることでハッピー、続けて参加する団体が多くなる。しかも、ボランティア活動を取り入れることで、ローカルも参加~!!これだけいると、使い勝手がイッパイあってとってもいいわ。



  
    写真左:大きなお祭り広場ステージ 写真右:ふれあいステージもあって・・・



その六 なんでも見せちゃえ~!!ホノフェスを見せる教育プログラムを開催し、コンテストまで行ってマウイ島の神輿も参加




マウイ神輿デザインコンテストも15回目を迎え、今年はH.P.B.Baldwinハイスクールが賞を取りました。

今年のホノルル・フェスティバルのサブテーマである「海を越え文化交流、平和への旅」のシンボルとして、折り紙を使った神輿だとか。



その七 最後の目玉に、半端じゃないのを持ってきた~!!オアフ島全島に知られた美しい平和の象徴「長岡花火」で華々しく幕を閉じる。日本でもなかなか見られない豪華な「長岡花火」はハワイの花火行事の中でもナンバーワン、それに復興祈願の豪快なスケールの「フェニックス」花火が加わり、ローカルの心にじっくり残り、次の年も楽しみにしてしまいます。



ワイキキビーチの近くで見ると、迫力のある「長岡花火」ですが、日曜の夜8時半スタートとなっているので、ワイキキまで行くのはちょっと二の足を踏んで・・



何のことない、ワイキキが見える丘の上からでも、ばっちりと夜空に咲く色とりどりの花火が見えた!どーんと上がる音とともに、大きくはっきり美しく上がったのでした。



この丘の周りにある住宅ではリビングルームから、あるいは庭から、「ビューティフル」という声がたくさん聞かれ、花火を楽しまれていました。こんなに高く大きく上がる花火はなかなか見られるものではありません。また来年も会いましょう、アロハ~!!

**なお、2019年の第25回は3月8-10日に行われま~す。**



〇日系移民150周年の節目にうれしいビッグニュース


  
 写真:ユニクロがアラモアナ・センターのエヴァ・ウイングにやってくる!!



大きさは485坪で、紳士、婦人、子供服をそろえてLifewearのコンセプトを皆さんにお見せしてくれるとのこと。実は、ハワイに今までユニクロがなくって、カリフォルニアに行くたびに買い物をしていました。サイズがちょっと細身でちょうどいいのです。特に初春の日本に行くときは、軽いダウンジャケットがとても助かっています。願わくばハワイは大きい人も多いので、LやXLやXXL位まで用意しないとダメかもよ~!!



1号店のオープンに先駆けて、6月にポップアップストアーも出してくれるとか。これもとっても楽しみにしています。

余韻冷めやらぬ姫庵より




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