2017年2月11日土曜日

昔懐かしい歌がリノベーション??

バラが咲いた、バラが咲いた、ハワイにも

ーハワイのバラ、ロケラニも咲いたー

(ハワイ最新ニュース)2月12日(日)9時~日没、カカアコ・マカイ・ゲートウェイ・パークで第9回「ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイ」が開催されます。

それに先立って、「バラが咲いた」のヒット曲で有名なマイク眞木さんが、この曲のハワイアン・バージョンをこのウクレレ・ピクニックで初めて歌うことになりました。

浜口庫之助作詞作曲で51年間(これって半世紀じゃないですか、すごい!!)歌い続けられた「バラが咲いた」、今回なんとハワイの女性フラ・ミュージック・シンガーの第一人者で、ハワイツーリズム・オーソリティーの理事、「ザ・スイート・ハート・オブ・ハワイ」の愛称で呼ばれる大御所クウイポ・クムカヒさんによってハワイ語バージョン「Bara Ga Saita - Pua Lokelani E-」に~。

    
  写真左:記者会見での太田、眞木、クウイポさん 写真右:サザンの関口さんも

それに先立ち、2月8日アラモアナ・センター内「ヴィンテージ・ケーブ・クラブ」において記者会見が行われ、参加したのですが、とっても面白い内容だったので、皆様にもおすそ分け~!!

記者発表が行われた「ヴィンテージ・ケープ・クラブ」はメイシーズ側の白木屋の下にあり、入口を見つけるのはちょっと大変でしたが、中に入ると豪華なこと~!! ここは会員制のエグゼクティブ・レストランで、高級隠れ家クラブとして有名なところ、ピカソをはじめとした高級名画や日本の人間国宝の陶器などが飾られている超セレブなクラブ。

最近は、エヴァウイング側の1階新しい方の白木屋隣に「ヴィンテージ・ケーブ・カフェ」という姉妹店のレストランも昨年末にでき、こちらは古代ローマの地下都市のような店内の雰囲気、どなたでも入れるって。どちらもケーブ(頸部)だけにアラモアナの中心軸として、お気張りやす~!!

話はヴィンテージ・ケーブ・クラブの記者会見にもどりますが、マイクさんの話では、この「バラが咲いた」、当初「ビリーバンバン」か「スリーファンキーズ」または「アントニオ古賀」が歌うはずだったんですって。



彼が学生バンドに入っている時、デモテープを頼まれて渡したところ、それがそのままレコードになっちゃったんだって。卒業を前に記念のアルバムを会社が無料で作ってくれてよかったと、呑気にスキー場にアルバイトにいっていたら、あれよあれよという間に「紅白」出場となりびっくり~!! 彼としては円谷プロにはいり、ゴジラなどの特殊撮影をしたかったようですが、これを機会に今日まで歌手として活動されることになりました・・・。


 
写真左:名画がすごいヴィンテージ・ケーブ・クラブのバー 写真右:ピカソの前でマイクさん

そしてマイクさんと一緒に写っている太田きみこさん、実は彼女がマイク眞木さんをクウイポさんに紹介し、ハワイ語「バラが咲いた」に発展した仕掛け人。女性二人に囲まれて、マイクさん本当に幸せそう~!!

クウイポさん(写真右)は、小さい時から、ハワイの日系人がこの歌をよく口ずさんでいるのを知っていて、歌っている本人に会えて、本当にびっくりしたとか。

ハワイ語にする時、彼女は日本語から英語になったものから訳していったのですが、実はハワイ語の歌詞は、日本語の対訳ではないのです。その理由とは・・・
日本語の歌詞はとても詩的なのですが、ここに思わぬ事態が発生。ハワイと日本の文化の違いがでてきたのです。薔薇といえばハワイではマウイ島のバラ「ロケラニ」のことで、バラは情熱的なロマンスや愛を表し、花が「枯れる」とか「死ぬ」という表現を使わないのです。バラは永遠に美しく、色あせるものではないというハワイ文化との違いがあり、そのまま直訳するわけにはいかず、難しかったそうです。だから、対訳にはなっていないというわけ・・


今回彼女の書いた詩は情熱的な真っ赤なバラを表し、明るい歌になっているとのことで、日本とハワイの文化の懸け橋として、これからも輝き続けてほしいという気持ちを表しているのでしょう。
所で、「バラが咲いた」のバラは真っ赤ですが、黄色いバラの花言葉はなんだか知っていますか?
マイクさんの告白によると・・・付き合っていたパンナムのスッチーから黄色いバラを送られ、彼は喜び、彼女はヨーロッパに~。
後から「黄色いバラの花言葉知っている?」ときたもんだ。
黄色いバラの花言葉は嫉妬とか別れっていう意味だって。
もちろん二人の関係もこれにてチョン。お気をつけあそばせ。


なお編曲は、ハワイのグラミー賞といわれる「ナホクハノハノ賞」を数多く受賞しているネイザン・アヴェアウ(写真上)が受け持ってくれました。

原曲よりも明るい雰囲気になっているハワイバージョンの「バラが咲いた」は、2月12日のウクレレ・ピクニックで12時過ぎに初めて皆の前で歌われます。

なお今回の第9回ウクレレ・ピクニックはハワイからはオータさん、タイマネ、クリス・カマカ、ジョディ・カミサトなど、日本からは関口和之、勝誠二、岡田央などに、スペシャルゲストのマイク眞木が参加という豪華版。

さて、冒頭にも載せたロケラニの花ですが、我が家の近くにバラの生垣としてたくさん咲いていたもので、このお宅は真珠湾からダイアモンドヘッドまで見渡せる素晴らしい眺め、しかもそこの持ち主が日本人の医者が最初にここに住んでいたのも何かの因縁かもねですって。このロケラニの生垣は50年以上も咲き続けてきたものですとも教えてくれました。


写真を撮った時に親切にも分けていただけたので、日曜のウクレレ・ピクニックまで美しさが残っていたら、マイク眞木さんにお見せしたい。今は廃校になった港区立氷川小学校の3年先輩が彼、久しぶりに聴く歌とともに、懐かしさもひとしお。半世紀にもわたり歌い続けてきたマイクさんに、後輩として乾杯~!!


昔を懐かしみ、ロケラニを愛でる姫庵より

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