2013年12月28日土曜日

ハワイといえば虹の島、レインボーで今年最後を飾ります!!

2013年ランダム流ハワイ総まとめ
ー2013年のまとめは虹の島「レインボー」で!!ー
 
(ハワイ最新ニュース)あっという間に2013年も過ぎようとしています。今年も「ちぐさランダム」ご愛読いただき、ありがとうございました。

今年の総まとめといってはなんですが、今の時期である「雨季」に毎日といっていいほど見られる、ハワイの象徴「虹・レインボー」に凝縮したトピックスとして、ランダム流にアレンジしてみました!!
 

 
 
 
●米ハワイ州で、同性同士の結婚が認められた日!!
これは2013年のニュースとしては、一番大きな問題かもしれません。アメリカで、同性同士の結婚が合法化されたのはハワイ州が16番目で、今年12月2日より施行されました。
ここで、問題。
なぜ今回のトピックス「レインボー」と、同性結婚が関係あるのか?

実は、レズビアンやゲイ、バイセクシャルなどの尊厳と社会運動を象徴する旗がレインボー・フラッグなのです。

そして、この旗は、赤、橙、黄、緑、青、紫が使われていて、天然の虹と同じく、上が赤から始まり、最後が紫の順で六色になっています。

なお、余談ですが、アメリカでは虹といえば六色ですが、日本では、これに「藍色」が加わり、七色の虹という言い方をしています。

 
 
●ヒルトンのレインボータワーから虹のモザイクが消えた日!!
            
   写真左:レインボータワーの虹のモザイク   写真右:最近のレインボータワー


昨年まであった、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのレインボータワーの象徴、レインボーのモザイクが消えてしまいました。
1968年にオープンしたレインボータワーは、この虹のモザイクが、建物の両側面を飾り、「世界一大きい、タイルを使ったモザイク」としてギネスブックに載りました。モザイクの高さは87メートル、幅8メートルでカラフルなタイルが16000個使用されていたとか。あのカラフルなニジのタイルはどこにいったのでしょうか?二次だけに、次の改修工事でよみがえることを祈って・・・

          しかもデザインの虹の順番が違っていて、自然のダブル・レインボーの場合は、外の虹は内側の虹が反映しているために、色の順番が内側と反対になるはず、ということでも話題がでていたんですが、残念。でも今後どうなるか・・・目が離せません!!


●レインボー・シェイブアイスの「マツモト」が消える日?!
    
ノースショアーで、1951年に雑貨屋としてスタートし、今ではレインボーのカキ氷で有名な「マツモト・グローサリー・ショップ」ですが、付近一帯に行われる再開発で昔の面影が消えるはずでした・・・。
しかし、ノースショアーの象徴でもあるこの店は、このままの姿で残ることになるようです。周りは工事中ですが、騒音やダストにも絶えずがんばっています。しばらくご迷惑をおかけしますが・・・。


 
●ハワイ大学(UH)でレインボー・ウォリアーズ(Rainbow Warriors)が消えた日!!
州立ハワイ大学での各スポーツのチーム名、女性は「レインボー・ワヒネ」(ワヒネとは女性というハワイ語)、男性は「レインボー・ウォリアーズ」(ウォリアーズとは戦士という意味)と呼ばれています。

ところで先般延べたように、ゲイやレズビアンの象徴の旗がレインボーのために、他州に遠征にいくと色々問題もでて、名前を変更しようかという話が出され、紆余曲折がありました。

 
そこで混乱を避けるためでしょうか、ハワイ大学では、2000年にスポーツチームの名称〈ニックネーム〉を「レインボー・ウォリアーズ」から「ウォリアーズ」に変えて、ハワイ大学のアスレチックのロゴマークからは、虹を取り除き、左の写真のように「H」だけとしました。


その後Rainbow Warriors,Warriors,Rainbows, Rainbow Wahineの中から、各チームが自分達で好きな名前を選択していいことにして、フットボール、男子バレーボール、ゴルフ、テニスは「レインボー・ウォリアーズ」からただの「ウォリアーズ」に変更。
 
 
しかし、バスケットボール、水泳、ダイビングは「レインボー・ウォリアーズ」をそのまま残し、野球チームは今まで通り「レインボーズ」というニックネームを続けてきました。
 
 
そして2013年に、女性は「レインボー・ワヒネ」の名称そのままですが、男性スポーツのニックネームは統一され、現在では「レインボー・ウォリアーズ」を使うことになったとか。虹のために二次どころか数次にわたり名称が変わるなんて、アンビリーバブル!!
写真右は、ワードセンターにある「レインボ・ティーク」というハワイ大学のロゴマーク商品を販売しているお店。一度参考のために、訪れてみてはいかが?
 
 
 
 
 
●レインボー・フォー・ジャパン・キッズ・プログラムがスタートした日!!
Rainbow for Japan Kidsというプログラムは、2011年3月11日に起きた東日本大震災で被災した東北の子供達をハワイ教育ツアーに招待するもので、ハワイ日米協会、日本航空、スタジオ・リム・ハワイ、ライトハウス、ファーストハワイアン銀行が委員となり、ソニーハワイやシニア・ライフ協会、ナデシコ・クラブ、セブンイレブンなどがスポンサーとなって活躍しています。
 
 
本日はその中で、NPOハワイシニアライフ協会の、ヤング・ミドル世代を中心にして作られた「ナデシコ・クラブ」をご紹介。
 
このクラブはレインボー・フォ・ジャパン・キッズ・プログラムの支援を中心に、日本とハワイの架け橋になるさまざまな活動を行っています。
 
2011年7月に東北で被災した中学生20名の招待から始まり、2回目中学生25名という具合で、年3回夏、冬、春に8泊10日の体験学習を行っている「レインボー・フォ・ジャパン・キッズ・プログラム」を支援しながら、チャリティーを進めているクラブで、若い女性も多く、とても活発に活動中。
●レインボーシャワーがダイアモンドヘッドの麓に咲く日!!
2009年7月14日、天皇皇后両陛下が、ダイアモンドヘッドの麓のカピオラニ公園に、50年前植えられたレインボー・シャワーの木とご対面されてから、ダイアモンドヘッドの麓に咲く「レインボー・シャワー」が、特にクローズアップされるようになりました。

レインボーシャワーの花は、6月から9月ごろに咲きますが、カピオラニ公園やフォートデルーシーが特に有名で、またキングストリートなどの街路樹としても活躍しています。
 
 
ゴールデン・シャワーとピンク&ホワイト・シャワーを掛け合わせたマメ科の花で、ピンクや黄色の美しい花が咲くハワイ生まれの自然交雑種。ただしハイブリッドのため、実となる豆ができないのが特徴で~す。実となる豆ができないのって、やっぱりちょっと意味深・・・
 
 
●レインボー滝にレインボーができる日!!
ハワイ島のワイルク川自然公園にある「レインボー・フォールズ」は、高さが20メートル強もあり、直径30メートルほどのプールに豊富な水が落ちているのが魅力の滝です。
 
 
  
ワイルクとはハワイ語で「破壊」を意味しますが、冬の雨季には川の水量が増して、滝もそれは見事なものとなります。

ワイとはハワイ語で水のこと、ヌエヌエは虹のことで、「ワイ・ア・ヌエヌエ」(水の中に見える虹)とよばれるレインボー・フォールスの滝に虹がみえるのは、晴れた日の朝 となります。

朝の太陽の光だけが、滝のしぶきにうまく当たり反射して美しい虹が滝にかかるのです。
 
 
 
●レインボー・ドライブ・インがお土産グッズも販売するようになった日!!
カパフル通りにあるレインボー・ドライブ・インのロコモコやミックス・プレートが評判になり、訪れる観光客が多くて、話題になってもうずいぶんたちました。今でもカパフル通りを見ていくと、日本人の観光客が歩いている姿によく出くわします。
 
 
50年以上も前の1961年創業で、安くて美味しいお店としてスタートしたレインボー・ドライブ・イン、ロコモコやフライドライス(チャーハン)、ミックスプレートといったローカルが喜ぶメニューがそろいました。

今ではTシャツや、ハワイの運転免許証に似せたギフトカードなどのお土産グッズも販売するまでになっています。
 
 
 
●ダブル・レインボーが空にかかる日!!
 
ハワイにいて、ダブル・レインボーを見ることはできても、写真を撮ることがなかなかできませんが、ムーン・レインボーとかナイトレインボーと呼ばれる月の光でできるレインボーとなると至難の業・・・それを日本のTVクルーが追いかけて見事に映し出していました。ダブル・レインボーは案外見える。空にはっきり虹が出た時にその外側を、じっと目を凝らしてみれば・・・見える。
 
 
         

この写真のダブルレインボーをよくご覧いただくと、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのレインボータワーの側面にあったモザイク・レインボーのデザインは、やはりちょっとねぇ??という意味がお分かりいただけるんじゃないかと思います。


●レインボーで駅伝が行われる日!!

そして最後に、ホノルル・レインボー駅伝
2013年3月にアマチュア対象の市民駅伝としてスタートし、84チーム400名がたすきの代わりのリボンレイを渡しながら走り、大盛況を博しました。

そして2014年も第二十回ホノルル・フェスティバルが開催される3月7,8,9日に合わせ、盛り上がりも最高潮の中日の3月8日に第二回目が開かれます。


以上
姫庵でした。
来年も宜しくお願いいたします。
 
 
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