2013年10月13日日曜日

ハワイでのアンティーク購買方法: 粘って粘って値切りに値切ろう

ハワイでのお宝さがし!!
ー世界中の骨董品が集まるところー

 
(ハワイ最新ニュース)ハワイは「人種のるつぼ」、ハワイ人、白人、日本人、韓国人、中国人・・・世界中から人々が来て暮らしています。こういった所には、おのずと各国の文化がケッコウ骨董品として集まるもの。
 
先日、20年以上前の品物を、アンティーク店が持ち寄る第12回「ウィキウィキ・ワンデー・ヴィンテージ・コレクティブル&ハワイアナ・ショー」(ウィキ・ウィキ・アンティーク一日骨董市)が、「二ール・ブレイズデル・センター」で10月6日開催されました。
 
この催し物は、一年に数回開催されていますので、今後のスケジュールの一部をご紹介しておきましょう。


1.2013年12月8日(日) ウィキ・ウィキ・アンティーク一日骨董市 
場所:ニール・ブレイズデル・センター「Hawaii Suite」
時間:10am-4:30pm
入場料 一人4ドル

2. 2014年2月21(金)-24日(日) 第23回恒例ハワイコレクターズEXPO
場所:ニール・ブレイズデル・センター「エキシビション・ホール」
時間 2/24 4pm-9pm 2/25 9am-6pm 2/26 10am-4pm
入場料 一人5ドル

3. 2014年3月16日(日) ウィキ・ウィキ・アンティーク一日骨董市 
場所:ニール・ブレイズデル・センター「Hawaii Suite」
時間:10am-4:30pm
入場料 一人4ドル
4.2014年7月上旬予定 ハワイ・オール・コレクターズ・ショー

10月8日を例にとり、どういったものが出品されるか見てみると、コイン、ウクレレ、化石、アメリカの漫画本、宝石、毛皮、ガラス製品、小規模な家具、キルト、アロハシャツなど。
 
「一日見本市」はハワイスイートという規模がちょっと小さいバンケット・ルームを使って行われますが、3日間行われる「Expo」になると、広い「エキシビション・ホール」いっぱいに出店され、大賑わいとなります。 
 
  
    写真左:ハワイ・スイートで行われた一日骨董市      写真右:展示物の一例

ちょうど、ハロウィーンの前ということもあり、カボチャのジャック・ランタンやお化けのアンティークも集められていました。
ここの出品は20年以上前のものという限定があり、あとは自分の目で掘り出し物を見つけていくことになります。
買いたい商品があったら、値切りましょう。自分がこの値段なら買おうと思うのよりちょっと安めから始めて、値切り交渉をしていくのも楽しみの1つです。
 
 
 
 
  
 写真左:カンナやお菓子の型など田舎に行って買いつけたとか 写真右:懐かしい映画のポスター5ドル
日本から来ているガラクタや貴重な骨董品も多々あり。売人にどこで手に入れたか聞いたら、流暢な日本語で、「田舎に行って、買ってきたの。」ですって。
 
 
今回の会場で、「すごいお宝!!」と目を見張ったものがありました。

棟方志功の版画2点。これは2200ドル(22万円)っていっていましたが、いかがでしょうか?
ちょっとシミがありましたが、WEBで見ると彼の作品は100万円はする代物。

こんな時、「開運!何でも鑑定団」の中島誠之助さんとか安河内眞美さんに同行いただき、鑑定依頼できたらなぁ。お二人のするどい鑑定に感嘆してみたい。
 
 
 
さて、ハワイが好きな人には欠かせないのが、乱伐で希少価値となったコア材を使ったアンティーク製品。宝石箱をはじめ、カマカのウクレレなど、コレクターにとっては喉から手がでそうなものばかり。大事に手入れされて伝えられたようで、どれもつやつや輝いていました。
 
 
  

そしてなんといっても一番目につくのは、ジュエリー類。赤緑紫黄色と色とりどりのジュエリーや中国独特のヒスイの宝石の数々、そして高価なニイハウ島の貝のレイなど、女性にとっては楽しいものばかり。
  
  写真左:美しいジュエリー     写真右:ニイハウ島の貝でできたレイも手に入るお手ごろお値段
また1940年代から1970年代にかけて、アメリカの台所で大いに使われた耐熱ガラス・パイレックス(Pyrex)のビンテージ物、オールド・パイレックスも目に付きました。
 
 
  
     写真左:オールド・パイレックスの容器      写真右:アビランドのグリーン スープカップ
 
 
また、フランスのアビランド(Haviland)のスープカップとお皿が35ドル。165年以上にもわたる歴史の中でつくられてきたもので、新品を買ったら2万円はしますよねぇ・・・
12月の一日骨董市、そして2月の3日間にわたる骨董見本市、一度お出かけになりませんか??
 
 
ところで、こういった骨董市には日にちが合わないけれど、ぜひ行きたいという方にお勧めなのが次なる骨董店。

1.ワイキキの近く カパフル通り
ホノルル動物園から山側に10分ほどの所にある、
ベイリーズ・アンティーク&アロハシャツ」。
 
1980年ごろから店をだし、今では世界最大のアロハシャツの収集店として有名。その数は1万5千点といわれていて、1000枚以上のビンテージ・アロハも含まれる。
 
店の中は小物から大物までごった返しているが、アロハシャツだけでなく、アメリカの人形、ジュエリー、ハワイアングッズなど多彩。
 
 
2.カイルアの町
カイルアにはいくつかのアンティーク店がありますが、3、4軒ほど固まっているのが、マルニウ通りにあるパーキングエリア。

・まずはアリイ・アンティークで、第一と第二店舗があります。第一店は「宝物探しのパラダイス」と銘打ち、ヨーロッパのアートグラスからアメリカの陶器まで、宝石類もたくさん置いています。第二店は1920年代のハワイアンのものを中心に、絵画、家具など多彩。
リサイクルショップも兼ねたガラクタ見本市+骨董見本市って感じのお店で所狭しと品物をおいています。
   
     写真左:アリイアンティーク 1号店      写真:アリイの店内の様子
 
同じ駐車場に面していたのが、「オール・アバウト・ハワイ」で、日本人の好みにあった食器が中心に販売していたのですが、クローズとなってしまいました。
 
その外にはレッド・ベルベットのパンケーキで有名なシナモンズの隣にあるのが、「アンティーク&トレジャー」店。ヨーロッパの陶器やジュエリーをきれいに並べて販売しています。

    
 写真左:閉店したオールアバウトハワイ         写真右:アンティーク&トレジャーの店内

そのほかにもフラドール収集で有名なTin Can Mailmanのようなユニークな店があるダウンタウンやカイムキなど、時間が許せば、アンティーク散策というのもいいかもしれません。

アンティークの場合は定価があってないようなものですので、購入の際には必ず大阪人の根性でねばってねばって「値切りに値切る。」のをお忘れなく。

姫庵

 
 
 
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