2013年8月18日日曜日

メイド・イン・ハワイの消化方法

地産地消から地産他消へ!
ーメイド・イン・ハワイをお土産にー

(ハワイ最新ニュース)8月16日から3日間ニールズ・ブレイズデル・センターにおいて、ファースト・ハワイアン銀行提供の「第19回メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」が開催。

              
カウアイ、マウイ、ハワイ島など他島からもメイド・イン・ハワイが一堂に会してのフェスティバル。

ざっと数えただけでも415店舗ほどが各ブースで自慢の品を紹介。この日は普段より安いフェスティバル価格まで出て、意気込みもすごい。


昨年の入場客数は3日間で3万5千名。地元の間ではこのフェスティバルを心待ちにしていた人が多いのだ。今年は初日にもかかわらず、スタートから2時間でNBCの駐車場は満杯打ち止めがでていたほど。と、ココまで書けば、地産地消はできているように思われるかも・・・
このフェスティバルを提供しているファースト・ハワイアン銀行は、ハワイでも1,2を争う指折りの銀行。
155年に亘りスモール・ビジネスのサポートに力を注ぎ、現在では一万四千余りにもわたるハワイの小企業に貸付を行っている。
この銀行がバックのフェスティバルとあってか、お金のつかみ取りなんていうコーナーも登場・・・


さてそれではどんな店がでていたか、ちょっと覗いてみることに。
いや、もう私達が行く頃は終わっちゃってるんじゃ、意味ないなんておっしゃるかもしれないが、終わりまで読んでいただければ、今回の主旨が見えてくる・・・・
まず第一の主旨は、もちろん来年の第20回「メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」に向けての誘致。

このフェスティバルは、8月の第三金曜日アドミッションデー(ハワイが50番目の州になったのを記念した祭日)をいれた金土日の三連休にあわせていつも開催されている。
2014年は8月15日がアドミッションデーにあたり、8月15ー17日に開かれることになる。
このいずれかの日にぜひ来ていただきたい。今から予定を組んでみませんか?
メイド・イン・ハワイの地産商品だけでなく、地産歌手や地産ミュージシャン、地産シェフとも参加で、ハワイアン生演奏、クッキングショー、トークショーなども同時に見られる。
第二は、今からご紹介するメイド・イン・ハワイの店、他島については現地に行かないとなかなか求めることはできないが、オアフにある店ならば案外会える可能性が大の場所がある!!

こういった小さい商店は、毎週土曜日に行われるKCCファーマーズ・マーケットを筆頭に露天マーケットや、クラフト・フェアー、その他フェスティバルの歩行者天国などにも出店していることが多い。
 
ちぐさランダム692号でファーマーズマーケットについてはいくつかご紹介しているので、ぜひご参考にして、行動範囲をワイキキからもっと広げていきましょう。

第三
に、自分達でイベントを組むことあり。今回出店したアロン農園(Aloun Farms)は、今年もカボチャ狩りを一般に向けて行うんです!!
  
 写真左:10月にはカボチャ狩りもあるアロン農場          写真右:Ahhhlohaのバスソルト
アロン農場の「パンプキン・パッチ」は、子供達の野外活動を対象として10月に行われていますが、10月12日~27日の毎土日は、カボチャ畑を一般にも開放。

入場料は一人2ドルで、トラクターによる「ヘイ・ライド 干草ライド」で農場一周をするのも含まれた料金。ライブ音楽や食物屋台もでて、例年のトウモロコシ狩りのほかに、今年はひまわり狩りとメロン狩りも予定しているようですよ。

写真右のアァ~ロハ Ahhhlohaはハワイ生まれの女性がやっているバスソルトの店で、一番人気は黄色いピカケのかおり。クラフト・フェアーなどによく出店してます。
  
写真左:コナから出店のアイカネ・プランテーション・コーヒー  写真右:ピカケの香りのボディーケア
それでは、出店されたその他のお店も回ってみることに。
普通コーヒーの実は2粒の豆でできているけど、時々丸い大きな豆が1つだけできることがあり、それを集めたのが、最高級格付けのピーベリー・コナ・コーヒー。なかなか手に入らないけど、アイカネ・プランテーション・コーヒーならば。
4人の子供のお母さんが、ハワイからアメリカ本土にわたった時、ピカケの香りがとっても懐かしく、そこで作ったボディーケアローションの会社がナプアアラnapuaala

ピカケからプルメリア、くちなし、ホワイトジンジャーへと香りの追求もすすみました。ここで販売をしているお二人のアウトフィットも雰囲気がありとってもすばらしくって、パチッ!!

  
 写真左:リサイクル紙を使用の楽しい石鹸  写真右:カウアイからきたBarbra Okiの伝説のシロップ
なんだかアロハタワーから出てきたような昔のハワイがデザインの石鹸はハンドメイドで自然にとてもやさしいのが特徴のフィルシー・ファームガール・ソープ Filthy Farmgirl Soap

そして、ありました、ありました。カウアイ島の、今はもう閉店した「オキ・ダイナー」のよみがえった伝説のシロップ「Hawaiian Coconuts Syrup、Pudding, Haupia」。
レストランで使用していたホームメイドの商品は、お店でも即売していたのですが、ダイナー閉店後バーバラ・オキさんの息子がファーマーズ・マーケットで販売してブームとなったもの。
 
 
 
 
  写真左:食用ほうずきを使ったナチュラルティー       写真右:10年でも使えるホウキ


ハワイアン・ナチュラル・ティーからは、珍しい食用ほうずき「ポハ Poha」を使ったティーとか、マンゴーピーチとか、パッションフルーツなどのお茶を出店。認定を受けたオーガニック・ティーで、100%ナチュラルなハワイアン紅茶、楽天にも出してるんですね。
 
お店の名前は忘れましたが、この箒は8年でも10年でも使える代物。かならず備え付けの釘を使ってつるして置くようにというのが条件。バラバラになってきたら、先を切りそろえていけばいいって、おじさんが丁寧に説明してました。
 
  
       写真:サトウキビ畑のワイパフで続いているイシハラヤのカリカリしたおせんべい
 
  
1920年からワイパフで続けてきているパパさん・ママさんの店「イシハラヤ」は三代目に受け継がれ、ここのせんべいでも特に、しょうが入りが喜ばれています。  
 
 
   
 写真左: ネプチューンガーデンのハワイアンサンタ  写真右:美しいトロピカル鉢植えの即売もあり

ちょっと早めだけど、クリスマス・オーナメントの店もいくつかでていましたが、「ネプチューンズ・ガーデン」の手作りサンタに目が奪われました。
 
1974年から作られ、ハワイ島のホナカハ・ギャラリーで販売されているこのサンタやマーメードはWEBサイトからの申し込みでシッピングして送ってくれるんですって。サンタさんの持っているサーフィンボードは貴重な高級材コアを使用してるんですって。
  

これら以外にもホームメードのクッキー店や、リボンレイ、羽根のレイなどいろいろな種類のレイの店、手作りのアクセサリーの店なども多々でていました。食べ物関係は、通り行く人にサンプルの試食を薦めてくれたりして。
   

そうそう、素敵なクッションや枕のお店にも足が止まってしまいました。オリビアさんのお店で花柄やハワイアンデザイン、ハワイアンダンスをしているデザインなど、フラを習っている人ならば、いくつも買いたくなっちゃう品物。


さて第四は、メイド・イン・ハワイのものを販売しているお店で見つけられることも。

先週ちぐさランダム740号でご紹介したワードのレッド・パイナップルの店で販売していたのは、あの有名なハッピーケーキ

このハッピーケーキはちぐさブログでも、毎週土曜のKCCファーマーズ・マーケットに出店しているってご紹介したのですが、メイド・イン・ハワイのフェスティバルにもやっぱり出店してました。


お店の方とお話もすることができましたが、日本語が堪能で、日本にもよく行かれるみたい。私も1つ午後のお茶に買って・・・。

パイナップルと、マカデミアナッツとココナッツがはいった、濃厚で美味しいフルーツ・ケーキ。ちょっと渋めのコーヒーや紅茶にとっても合いました。
 
 
そして第五は、そうです、そのお店に直接足を運んでみるのです。日本からわざわざ来たことが分かると、皆さん一様にびっくりされ、歓迎してくれます。案外みんなが知らない新しい発見ができたりして・・・・

旅の醍醐味は、訪れた土地でいろんな人や物とふれあい、「地産地消」から「地産他消」へと広~く踏み出していくことなのかも。

姫庵
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