2012年8月26日日曜日

ハワイアン・ウエディング歴史をこめて集大成!!

大反響!「私、ハワイのここで挙式!」海外ウエディングのハワイもはや40年・・・ー
(ハワイ最新ニュース)今年で第66回になるアロハ・フェスティバル、オアフでは9月6日(木曜)に開幕され、これから色々なイベントが開催されます。
ハイライトは9月22日(土)9時 アラモアナ公園からカピオラニ公園まで行われるフローラルパレード。
その前週9月15日(土曜)夜7時から第59回ワイキキ・ホオラウレア(前夜祭)があり、カラカウア通りは歩行者天国にかわります。
生演奏、フラダンスなどのエンターテイメントとともに食べ物屋台、ハワイアンクラフトなどの即売店もあり。

アロハ・フェスティバルが66年もの長い間続けることができたのは、ひとえにボランティアや観客の皆さんのお蔭。ここで改めて心より御礼申し上げます~!!
60余年までいかなくても、40年余り続いている大事な観光資源(?)が、他にもあるので、今回はそれをご紹介したくって。



それは、1962年に製作された、プレスリーのブルーハワイから始まっているといえるでしょうか・・・そうですハワイアン・ウエディングなんで~す。

海外ウエディングで先端をいくワタベ・ウエディングは、ブームを見越してか(??)1967年にホノルルに海外1号店をオープン。

それがハワイでの日本人海外挙式開拓の拠点となり、40年程たった今も、第一人者としてウエディング業界をリードしているのでありま~~す。
ここ数年、ハワイ挙式はさらに人気が高まり、「海外挙式の半数以上がハワイ」というニュースがこの度流れて、ランダム編集者の目に留まったというわけ!!
しかも、ランダムでは、立て続けにハワイアン・ウエディングに参列し、両家のご両親もハワイで挙式とかハネムーンをしていたという事実をキャッチ。

となると、ハワイアンウエディングの歴史をひもどきながら、40年あまりも続く人気にせまってみるっきゃない!!

数十年前にハワイで挙式された方から、「森の中の小さな教会」というヒントを頼りに、写真上のワイオリ教会にお連れしたんです。そしたら、「そう!ここが思い出の教会だったわ。」と大喜び。当初はこのワイオリ教会を中心にこじんまりした教会で、二人だけで、結婚式を挙げるのがはやっていたのです。
30~40年ほど前、ハワイで挙式をするのは、「二人だけのウエディング」が主流で、費用が高かったこともあり、挙式に同行されるご家族はほとんどなく、またバツイチとか、親に反対されているとか、何らかの訳アリカップルの方も多く含まれていたもよう・・・・。
  
また、ブルーハワイで有名になったカウアイ島のココパームズ・ホテルの庭や、ワイルア川をボートでいった「しだの洞窟」(写真上)での挙式も、当時の憧れの的でした。ココパームズはハリケーンで廃業、しだの洞窟もシダが少なくなり、今では見る影もありませんが。


その後、カルバリー・バイザシー教会が出てきて、「海の見える教会」での挙式がブレーク。ウエディング会社や旅行会社は、こぞって日本人観光客の挙式を受け入れる教会をさがし、一気に挙式場数が拡大していき、1973年に年間千組ほどだった挙式が、今では年間3万組ほどにもなる生長産業、1982年には、新婚旅行先のトップにハワイが躍り出たのでした。
   

この写真のセント・アンドリュース大聖堂のように、ステンドグラスが美しい教会での挙式も憧れのまとになりました。90年以上もかけてじっくり作られた歴史ある教会は、地元民の冠婚葬祭も多々あり、観光客が挙式できる枠も限られ、予約がむずかしく、取消基準も厳しいという状況なのに・・・・。

条件が厳しければ厳しいほど、余計ここで挙式したいという思いはつのります。ゼクシィ・ネットフェリチタのウエディング・サイトを見ると、ハワイ・アクセル・ランキングの人気ベスト3は、コオリナチャペル、セント・アンドリュース教会、セント・カタリーナ・シーサイド・チャペルとなっていて、今なお根強い人気を保っています。
  
  

有名な芸能人がハワイで挙式すると、メディアにとりあげられ、それを見たカップルが、あやかりたいと予約が殺到するという状況もあったりして。

特に写真上のカワイアハオ教会は高島礼子さんが挙式をして、一躍有名になりましたが、オアフ島最古で、ハワイ王朝の儀式が行われた由緒在る教会。しかも、2500本のパイプオルガンや、長いバージンロードなど、夢のウエディングに必要な物がそろっているので、今なお根強い人気をたもっています。芸能人も、教会も長い間人気を保ち続けるのは大変な努力がいりま~す。
 
この間にワタベをはじめとしたウエディング会社は、海の見えるチャペルの造成に着眼します。特にワタベはジョンドミナス、アロハ・ケアクア、コオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイなど海のそばのチャペルを売り出し、一時は「ワタベ三教会」といわれるまでのブームとなりました。(写真はコオリナチャペルとチャペル前のラグーン)

それに付随し挙式後に、ウエディングドレスでビーチ写真を撮るのもはやっていきます。
 

オーシャンフロントを持つホテルもこのブームに乗り遅れまいと、こぞってチャペルやガゼボをホテル敷地内につくり、ホテル・ウエディングを積極的にコーディネート。

モアナサーフライダー、ロイヤルハワイアン、ザ・カハラ・ホテル&リゾートなどのオーシャン・ローンでのウエディングは、日本でなかなかできないため高くても人気あり。(写真はカハラ・ホテル)



  

きわめつけは、シーライフパークの隣に作られたセントカタリーナ・シーサイド・チャペル。
ワイキキから45分程海を眺めながら、教会までのドライブも人気をよび、今ではワタベのコオリナとともに予約がきわめて難しいチャペルなのです。
  
特に階段を登りきり、玄関から見た海やチャペルの正面に見える海の美しさは、いかんともしがたく、若い女性のハートをキューンと捕まえます。写真が悪いけど、実際にみると、ハァ~わぁい!って感動が自然に口からこぼれでる。
一時はハワイ島やマウイ島でも行われたウエディングでしたが、旅費が高いこと、日程がオアフ島より長くなること、同行者連れでは費用もかさむことなどから、他島のウエディングは下火となり、今はほとんどがオアフ島での挙式となっています。

またハワイでのウエディングは同行者が多いので、式後そのままウエディング・レセプションに入れるように、挙式場内に宴会場を作る動きもでて、コオリナやセントカタリーナなどがその代表となり、ウエディング+レセプションが売れていきます。商売うまいねぇ・・・
今回この特集を組むきっかけになった8月7日つけのビジネス・メディア誠によると、リクルートの調査で、海外挙式をどこで行ったか聞いたところ、ハワイ 59.2%、 グアム 20.4%、アジア6.6%、欧州6,1%という具合で、ハワイがダントツだったとか!!しかも6年前の同調査より9.2ポイントアップというおまけつき。 

同メディアによると海外で挙式を行った理由は、

堅苦しい結婚式をしたくない 56.1%
海外挙式に以前からあこがれていた 52.1%
挙式とハネムーンが一緒にできる 49.5%
多くの人を呼ばなくてすむ 43.4%
景色や天候、環境がいい 41.8% などなど・・・

海外ウエディングの費用も平均160万円弱で、列席者は平均9.5人となっているようですが、その中でもハワイが一番高い169万7千円の費用がかかるとなっていました~!!。(ちなみにグアムは135万1千円)
ハワイで結婚したり、ハネムーンに来たカップルに子供が産まれ、その子供たちが結婚適齢期を向かえ、またハワイで挙式をすることになると、新郎新婦の両親として同行することで、当時を思い出し感動の反響を呼ぶんです。

永遠のスター、エルビス、そして永遠のデスティネーション、ハワイ。
だからこそハワイアン・ウエディングが40年も続いてきたといえるのかもしれませ~ん。
エルビスの永遠のファン 姫庵より


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