2019年1月26日土曜日

やっぱり食べることに目がいってしまうけど・・

平成最後の春も、ハワイの春も!?


ーまずはお花見、それとも花より団子かな??!!- 




(ハワイ最新ニュース)先日愛媛県人会の新年会で、ワヒアワまで行ってきました。この教会では大晦日に餅つきもするそうで、明治~昭和の香りがハワイ日系人の世界に残っています。


そういえば、カリフォルニアでお正月を迎えた時も、餅つき大会がありました。臼杵が沢山用意されて、グループごとにお餅をついて丸め、持って帰れるというイベント。臼杵が沢山用意されていたのには驚き!!



こういった伝統は、年号が変わっても残ってほしい。・・・さて、ワヒアワのカリフォルニア・アベニューでは桜がもう咲いていた。春が来た、春が来た。

そういえば、ハワイ桜基金が中心になって、高知県の牧野植物園の園長小山博士など多くの方のご尽力で、ハワイにもオオシマ桜を植える運動をしていますが、もう咲きはじめたかな?
 

 
カリフォルニア通り角にある家を眺めて毎年お花見をしていますが、ちょうど写真を撮っていたら、その家のご主人(あの有名なジャックさん)が犬とともに出てきて、お話を聞かせてくれるのと同時に、庭になっているビワをくださいました。


これからワヒアワ植物園に行くというと、そこにも彼の所属する会が寒緋桜を寄付した話を伺い、これも見てきましたが、まだまだだった。ジャックさんの所が一番きれいに咲いていました。


途中車で聞いていた日本語ラジオ放送KZOOで、「ワヒアワの桜が咲き始めたので、トロリーでここに行くツアーがまた再開される」との話もでていましたが、温暖化の影響か毎年桜の咲く時期が早まっているとは、ジャックさんのお話でした~!!



ワヒアワ植物園の駐車場では、ブルー・ジェイド・ヴァイン(翡翠かずら)が見ごろで、今たくさん房をつけて咲いています。つぼみの房もたくさんあったので、見ごろはまだまだ続きそう。


さて、ちょうどお昼時でもあり、カリフォルニア通りの近くに、今大変人気になっているサイミン店(ハワイ風ラーメンみたいなもの)に行こうということになりました。



ローカルではすでに美味しいと評判でしたが、「Shige's Saimin シゲズ・サイミン」が日本でも人気になった理由は、ジャニーズのアイドル・グループ「嵐」の一員である相葉ちゃんがここのカウンターで、サイミンとBBQを食べたのがニュースで流れたためだとか。お店の人に聞いたら、お蔭様で日本人も多く来ますですって。


  
    写真左:Shige's saiminの外観 写真右:相葉ちゃんが座ったカウンター


というわけで、我々も、スモールサイズのサイミン/野菜入りサイミン/ワンタンミン、BBQステック、そしてたれの色は濃いけど、美味しいと評判のロコモコ丼をオーダー。お店で働くスタッフは人数が少ないけど皆さんキビキビ+ニコニコしていて楽しそう。


「サイミンの麺は朝ここで作ります。」ということで、ハワイ生れのコシもあるちょっと太めの麺が気に入りました。サイミンは通常薄めのスープで何か物足りないと思っていたのですが、ここのスープは味がしっかりついていて最後の一滴まで飲んじゃった~!!

聞いたところでは、昆布やエビ、シイタケなどで、ほどよい出汁がでているのでしょうね。ロコモコもたれが黒い割には味は美味しく、みんな完食~!!お値段も割安感がありました。こんなに安くていいのかなぁ。


  
  写真左:我々が頼んだものがちょうど来たところ  写真右:ちょっと太めの麺が美味しい


余談ですが、なぜShigeという名前を付けたか聞いたところ、オーナーが「シゲオカ」さんという名前だからそうで、おじいさんやお父さんのレシピをもとに、1990年3月に店を開けてから、もう28,9年たっていても繁盛していて、平日にもかかわらずお昼時満席なのも頷けます。



ところで第32回サラリーマン川柳100句が年明けとともに発表され、その中で春らしいものといえば、あるにはあるんですが・・・-来春は10連休だが定年後(たて食う虫)ちょっと寂しい・・・とほほ。


-五時過ぎたカモンベイビーUSAばらし(盆踊り)は、盆踊りが盛んなハワイに合っているなと、選ばれた100句を読みながら思った次第。


新年会ではBBQにおでんやバラ寿司、おぜんざいにお赤飯と美味しいお料理をパトラックで、皆さんが持ってきてくれ堪能しました。


アメリカ本土でパトラックといえば、フライドチキンとかポテトチップスが多いとか、やっぱり日本食でよかった~。

でもハワイで日本食レストランの経営を続けていくのは至難の業ではありません。美味しかった店が次々生まれては消えていく時代。


1つには日本から来た職人の方が帰ると味が変わってしまい、持たないということがあるのかもしれません。しかしここに1978年9月に操業し、現在も人気レストランとして続いている店「やなぎ寿司」があります。


  
    写真左:柳寿司の入口   写真右:なかなか予約が取れないカウンター席


ここまで続いた理由の1つは、日本食の美味しい味が変わらないということだと思うんです。ここのシェフはオーナーでもあるナカヤマさん、それにソウル生まれで韓国語に加え日英両語がペラペラの奥様や親戚ががっちり周りを押さえ、ワイキキから離れたカピオラニ通りなのに、今ではオアフ島で最も韓国人が訪れるお寿司屋さんだといわれるほど。


世界中の有名人がハワイにくると必ず立ち寄るみたいで、入るとすぐに400枚以上の写真が出迎えてくれることからも分かります。待っている間にざっと写真をみていくと、ゴルファーのミシェル・ウィーとかマイケル・ジャクソン、ミックジャガー、長島監督、細川たかしなどなど。 


  
  写真右:たくさん訪れた有名人とのツーショット  写真右:新鮮なネタを使った握り寿司


なんといってもシェフ兼オーナーの中山さんが東京で寿司職人として経験を積んで、新鮮なネタにこだわり、目を光らせているからでしょう。それに加え寿司がダメなローカルでも一緒に食べられるように、寿司や刺身以外にトンカツ、BBQ、天ぷらうどんなどメニューも豊富。


ここで一番難しいのが、カウンターを予約することだけど、テーブル席もたくさんあって、安定した美味しさを提供してくれるのが、家族にも受けている理由。ハワイのグルメ大賞ともいえるハレアイナも受賞しているレストラン、平成の後もずっと営業します様に~!!



久々にグルメに浸った姫庵より






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