2018年10月13日土曜日

ストをストップする方法は??

ハワイでストライキ!!


ー観光がメインなので、ホテルのストライキはちょっと・・!!!-


 

(ハワイ最新ニュース)10月8日のハワイで放映されたテレビ・ニュースに釘付けになり、早速現地に行ってみました。それは、マリオットが経営するシェラトン系ホテルがストライキに入ったというニュースでした。


  
 写真:左はカラカウア通り、右はキングスビレッジ前でのプリンセス・カイウラニ・ホテルのストライキ


カラカウア通りを通ると、モアナ・サーフライダー・ウエスティン・リゾートとプリンセス・カイウラニ・ホテルの前では、拡声器を持った人が大声をあげて、シュプレヒコールが飛び交い、それに合わせて遠くからでも聞こえる太鼓のようなドンドンとなる大きな音やピーピーという耳が痛くなる笛の音が鳴り非常に騒がしい雰囲気でした。ハワイ観光編集部のレポートにも詳細が出ていますが、この中を通ってストライキに加わっているホテルに泊まるのはちょっと、二の足を踏む…。


 
テレビのニュースでも出ていましたが、チェックインに9時間もかかったとか、プールで使うバスタオルは使用済みが山になっていてスタッフもいないし新しいものも出されないで困っているとか。


このストライキですが、労働組合であるローカル5の従業員の投票で容認され、今回はシェラトン・ワイキキ、モアナ・サーフライダー・ウエスティン・リゾート、ロイヤル・ハワイアン、プリンセス・カイウラニ、そしてシェラトン・マウイの従業員2700名が参加して10月8日からスタート、十数年ぶりの大きな規模のストライキとなりました。


ストライキの理由は、「One Job Should be enough」をスローガンにした、マリオット系従業員が安心して働けるようにという待遇改善のためのもので、ハワイだけでなくボストン、デトロイト、サンフランシスコ、サンディエゴなど全米8市23ホテルを対象に8000人の規模で行われています。でもハワイではシェラトン系ホテル5つがストライキをやっていて、ワイキキ・マリオットはストに入っていない・・・。


じつは、この5つのホテルは京やがオーナーだけど、経営は2016年にスターウッドからマリオットに移り、待遇改善はこういった買収で巨大になりすぎた(?)マリオットの経営方針に反対して出てきたものだかららしい・・・なお、余談ですが京やは1961年にプリンセスカイウラニを購入したのを始めとして、その後シェラトン・ワイキキ、ロイヤル・ハワイアンホテル、シェラトン・マウイ、モアナ・サーフライダーのオーナーになりました。


ゴミ集めをしない、料理を作らない、清掃をしないというのが主なスト内容で、ハウスキーピングは客室清掃サービス等をはじめとしてゴミ集めとか、アイロンやタオルを持ってきてほしいというリクエストをやらなかったり、ゲストサービスでは車を預けるバレーサービスもサボタージュ、プールも使えないところがあったりってな具合。一部のホテルでは、バーやラウンジが閉まり食事や飲み物をださなかったり,開いていても時間が短縮されたりというわけで、宿泊客はサービス不足で困る事態に。


  
 写真左:ストに疲れて(?)ちょっと休憩 写真右:暑いんですよねぇ、ハワイのストは傘が必需品!


今回ストライキのすぐ傍まで行きましたが、ハワイらしいといおうか(?)ストライキがもつ危険な雰囲気はなく、カラカウア通りではストライキの間をぬって歩行者が通っている状態でした。太陽が照りつけるので、傘を差したり、疲れたからとちょっと休憩を取ったりとハワイらしいストライキの雰囲気。


でも騒音がかなりうるさくて、ゆったりのんびりのハワイの雰囲気はちょっとお預け状態、ストが解決されるまで、もうしばらくのご辛抱を・・・。でもストはいつ解決するのでしょうか、まさか1か月も2か月も続くんじゃあ??ランダムでは随時ご紹介していきます~~!!



ストはストップと言いたいけど・・・の姫庵より



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