2017年12月23日土曜日

もうすぐ2017年も終わりです・・・

ハワイ流メレカリキマカ!

ーメリークリスマスのお話ハワイ版!!-



(ハワイ最新ニュース)毎年クリスマス・シーズンになると、ここハワイではプレゼント以外何が楽しみなんでしょうか?

ハワイの子供たちに聞くと、クリスマスツリーに皆でオーナメントを飾る、ショッピングセンターにいるサンタにプレゼントをお願いしてツーショット、ホノルルハレのクリスマス・イルミネーション巡りなど楽しいことがたくさん~!!

所でこの時期になると、「ジンジャーブレッド」という言葉をよく耳にします。ジンジャーブレッド・クッキーのデザインとしては、この時期左のような人の形がポピュラー。なんとなく忍者みたいなジンジャーブレッドマンがかわいい。




ワイキキのプリンセス・カイウラニ・ホテルではミニチュアの素晴らしい「ジンジャーブレッド・ビレッジ」を毎年展示して、小さな子供達を招待しシェフが作り方を説明してましたが、電話で確認した所では「もうここ数年やっていません。」とのことで、残念!!




そんな折に小学校でジンジャーブレッドの家を作り持って帰った男の孫は「花より団子」、写真撮影前に半分食べてしまいました。ハワイのテレビ局KHONのニュースでは、個人のお宅で作るジンジャーブレッドの素晴らしい五重塔ミニチュア作成を紹介、これはまた見事なものでした。



  
 写真左:ミニチュアハウスをバックに 写真右:ジンジャーブレッドの法隆寺五重塔



ジンジャーブレッド・ハウスの由来を調べていくと、ドイツ語でハクセンハウスとかレープクーヘンハウスと言われ、19世紀の初めにかかれたグリム童話のヘンデルやグレーテルで知られる「お菓子の家」がモデルだとか。ショウガの入ったブレッドを基本に、いろんなお菓子で作ったミニチュアの家は、欧米のクリスマス時期に飾られるのが風物詩の1つとのこと。



今回ニュースで紹介された方は、今までにピサの斜塔やエッフェル塔、ホワイトハウスなども作られたとのことですが、今年は日本とコラボした五重塔の登場で、なにか懐かしくうれしい思いがしました。



さてこんなかわいいミニチュアの家に住むのはどんな小人たちでしょうか。サンタさんを助けて子供たちのプレゼントを作る働き者の小人さんかな?ハワイにもちょっとミステリアスで、よく働く小人が存在するんです~!!






ハワイの小人は「メネフネ」と呼ばれ、伝説がいくつも残されています。



例えば、カウアイ島にはメネフネが作った養魚池があるといわれていますし、オアフ島のウルポ・ヘイアウはメネフネが一夜で作った祭壇(ヘイアウ)であると言い伝えられています。



メネフネは、恥ずかしがり屋で余り人間に姿をみせず、昼間は寝て夜に活動するといわれ、特に土木工事にすぐれているとか。カウアイ島に来たハワイの原住民の小人族のようなものではないかと言われていますが、いたずら好きで、魔法の力をもっているので、みんなの人気者です。



   
  写真左:アウラニホテルのエレベーターに 写真右:アウラニの子供用遊び場にも



ディズニーホテルとして有名なコオリナにあるアウラニ・ホテルでは、このメネフネをエレベーターとか水遊び場とか、草の茂みなどあちこちに登場させてお客様を楽しませてくれます。



14世紀ごろに作られたと言われるカネオヘの「ヘエイア・ポンド」養魚池も、湾を区切るように堤が作られ、当時多くの人の力が必要とされました。



こういったことからもメネフネが一晩で作ったという伝説が残されているのかもしれません。



カネオヘには、このような古代の養魚池が沢山残されています。このヘエイア・ポンドはキング・カメハメハ3世の親友で、その娘はカメハメハ学校やビショップ博物館で知られるバーニス・パウアヒ王女。現在この土地はハワイアンの子孫のために活躍するカメハメハ学校の土地となっています。こうやって調べていくと、やっぱりメネフネはパワーがありますねぇ~!!











姫庵より 


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