2017年9月9日土曜日

ハワイは車を使うと行動範囲が広がり捜査しやすい

出動!ハワイ・ドライブ捜査一課~!ーカパフルの有名店がまたニュースなわけも??ー

(ハワイ最新ニュース)ちぐさランダム919号でハワイカイのポートロックという高級住宅街にある「スピッティング・ケーブ」のことを取材しました。その時チャイナウォールやココカイ・ミニ・ビーチパークについては残念ながら発見できず、今回リベンジ出動となりました~!!

ココヘッドはオアフ島東南部の地名で、ココ Koko とは血液とか怒りという意味をもつハワイ語。ランダム919号でも書きましたが、この辺りは大昔海底から、溶岩が流れ出し、幾重もの岩層が波によって削られ、チャイナ・ウォール岩壁ができました。ハワイ語のカイとは海のことですから、血液のような真っ赤な溶岩が流れ出ている海ってことになるのでしょうか。それを探し求めてハワイ・ドライブ捜査一課出動開始~~!!


ということで、ハワイカイのポートロックにやってまいりました。ここはクック船長が3回目で最後となる航海に一緒した乗組員「ポートロック」にちなんでつけられた最高級住宅街です。

ここには約120軒ほどの豪邸があるとのことで、ドライブしながら「すごいねぇ~!」などと言っていたからでしょうか、2回目だというのに、グーグルの地図を頼りにしても目的地が見つからない。


グールグル回って、ようやくポートロック通りからポイプ・ドライブにはいれ、周りの人に聞き込みをして、なんとか「ハナペペ・ループ」という環状道を発見!
そして最初の捜査対象となったのがKoke'e Mini Beach Park。ここけえ~!いやここじゃない、というわけでもう少し探すことに・・・Koke'eというのはハワイ語で曲がったという意味。地図で見ると、海中のコーラル・リーフがブーメランのように曲がって見えるんで、なるほど・・。


この写真に出ている121Aという黄色いサインに注目しておいてください。
これについては、後程その理由を詳しく吐いてお伝えします~!!


  
 写真左:ココカイのあるハナペペループという通りから 写真右:ビーチへはここから入る
聞き込みはこれぐらいにして、捜査を続けハナペペ環状道を少し先に進んで、目的のココカイ・ビーチの現場にやっと到着~!!さんざんドライブさせて、ようやく見つけた、ここかい、ココカイビーチ・パークは~!! 

このビーチでの泳ぎは危険地区に入っているのか、コケエ・ミニ・ビーチ・パークと同様の黄色いサインが!! 緊急時には911に電話し、120Aという番号を伝えれば、救助隊がすぐにその場所を照会できるというわけ。公園入口に、分かりやすい黄色の位置サインが待機してました!!この辺りで泳ぐというのは、それほど危険が伴うっていうことなんですよぉ・・・
 
  
 写真左:パークからビーチに降りる 写真右:急斜面を降りると崖のような岩と紺碧の海

ココカイ・ビーチ・パークもコケエ同様面積も狭く雑草が生えていて、トイレなどの設備はなにもありません。パークの真ん中を海に向かって並べられた四角い石の小道を歩いていくと急に公園が終わり、すぐ下が断崖。すべりやすい急斜面を降りると岩場が続く。言わばその岩場がチャイナ・ウォールだった。ようやく見つけたと思って、急いで岩場に降りる時、あっという間に滑り、脚に擦り傷を数か所作ってしまった。ちょっと血もでた、ココココ。皆さまもお出かけの際はお気を付けください・・・


  
 写真左:大きな波に乗るサーファーたち 写真右:波がしぶきをあげて岩に当たる

青く深い海が目に飛び込んできますが、太平洋の荒々しい波が真っ黒な岩と平行に陸に向かって怒涛のように押し寄せ、自然の凄さを目の当たりにする。特に春から夏にかけて、ビッグ・ウエイブと呼ばれる大波ができて、サーフィンやブギボードをする人が多い「神風スタイル・サーフ・ブレーク」と呼ばれる危険な警戒ビーチになるのだとか。


波が荒いせいか、チャイナ・ウォールから飛び降りる人は見かけませんでしたが、崖のすぐ下では、サーフィンをする人たちが丁度いい波をボードの上で張り込み中。

太平洋から大波が押し寄せ、崖に当たり砕け散っていく姿に、言葉も出ない。崖の上まで波がかぶさり、強い力でぶつかりあう男性的なビーチといえましょう。


ここでサーフィンをするのは危ないなぁと思いましたが、真っ青な空に紺碧の海、泡立って飛び跳ねる波などを見ていると、時が経つのも忘れます。サーファーらしき人に職務質問をしたら、波でぬれた岩場を避けて、乾いた場所で見るようにというアドバイスをもらいました。


  
     写真:チャイナウォールでサーフィンをする人々

夏場の波は非常に強く岩にぶつかり海水が飛び散り岩が洗われ、濡れた岩場は滑りやすく、波に近い岩場にいると、あっという間に海に落ちてしまうのだとか。

冬場のように波が穏やかな時には、このチャイナウォールから3mも下にある海面むけて飛び込む人が多いということや、鯨の潮吹きなども見えるとか、後日聞き込みや見張りをしたら、続編でご連絡しましょう。このクリフダイブがチャイナウォールの見もの。その時ダイブしている人がいるといいけど、ガイシャにならぬようご注意。

陽が優しくなる早朝か夕方が見所ですが、特に夕陽は最高だとか。波の凄まじさに魅了させられた今回でした。
 

●カパフルでまたニュース
前回のランダム920号で、ハワイアンフードの美味しいカパフルの店「オノ・ハワイアン・フード」が8月で閉店となった捜査についてはすでにご案内済ですが、今度はあの「レインボー・ドライブ・イン」からのネタ。

   
 写真左:レインボードライブイン外観 写真右:レインボードライブインの名だたるランチ

ドライブ・インといえば自動車に乗った人が立ち寄る道に沿った場所にある食堂やレストラン。というわけで、今回のドライブ・捜査一課のランチ場所にはもってこいの場所ですが、ホノルル動物園前のカパフル通りをちょっと山手に行った処に問題の「レインボー・ドライブ・イン」があります。ここはミックスプレートやロコモコで有名で、地元民だけでなく観光客もこれをお目当てに大勢やってきます。

ここは1961年にイフク・セイジ&アヤコさんによってスタートし、当時はBBQステーキが1ドル、ご飯付きチリが50セントという安さだったそうで、それ以降50年余りをカパフルで営業。そして今回のニュースは、第二店舗をカリヒという地区にオープンすることが決定したってこと。


  
  写真左:スクールストリートからみた第二店舗 写真右:ハフテイルストリート側から

牛角やルビーチューズデー、サンドイッチのサブウェイなどを所有しているRainbros LLCという会社と組んでやるとのことで、場所はスクール・ストリートの、前にカメハメハ・ベイカリーがあった処。その場所を通ってみると、「牛角と、レインボードライブイン、Kandk Kitchenなどがここに入るっていうサインが大きくだされていました。


 

カメハメハベーカリーが移転した後を改築し、今年末か来年初めにオープン予定。スクールストリートの裏側には、駐車場もたくさん完備、カパフルと同じメニューでがんばるって~!!牛角などもできるんですねぇ、ここに。やっぱり実際に行ってみるとわかることってあるもんだ。これでこそドライブ捜査一課の面目躍如!!

今度は近いぞ、行かねばなるまいと思っている姫庵より


●「知らないハワイがいっぱい 最新版」ハワイでイスラム文化が学べるシャングリラツアー、ハワイのショーがどこがベストか、海へと続くインフィニティープールなど、「最新版」では新しい情報をたくさん追加しました。これ1冊あれば、知らないハワイを楽しく遊べる!

0 件のコメント:

コメントを投稿