2017年6月10日土曜日

40年も続いたナホクの凄さ

名ホクホク、波の波の~~!!ー40年という年月が、各所に広がっていく~ー


(ハワイ最新ニュース)ニュースといいながら、ちょっと前の話で申し訳ありませんが、5月20日(土)に行われた催し物について。


お見かけしたつんく♂さんも含め、1500名以上の人々が参加した「第40回ナ・ホク・ハノハノ・アワード」は、昔からのエンターテイナーのコラボ・ステージに加え、このたびも新しい星が誕生、アワード会場の脚光を浴びたのです。
なほく



  
 写真:エミ―・ハナイアリイとカヴィカ・カヒアポ 写真右:ハワイアン・スタイル・バンド

最優秀アルバム賞、最優秀新人賞、一般投票によるお気に入りエンターテイナー賞、最優秀楽曲賞、最優秀グループ賞、最優秀ハワイアン・ミュージック・アルバム賞、ハワイ語パーフォーマンス賞など9カテゴリーで受賞したのが、「ケアウホウ Keauhou」というグループ。


  
 写真左:賞を総なめにした「ケアウホウ」 写真右:HARAの会長パリ・カアイフエ氏

「ケアウホウ」は、ジョナ・カハヌオラ・ソラタリオ(ボーカルとウクレレ)、そして兄弟のニコラス・ケアリイ・ラム(ボーカルとバス)とザッカリー・アラカイ・ラム(ボーカルとギター)の3名が、カメハメハ高校在学中に演奏活動をスタート。

その後ハワイ大学で「民族音楽学」や「トラディショナル・ハワイアン音楽」を学び、ハワイ語の研究もし、今でもハワイ大学の大学院に通いながら活動を続けている伝統的ハワイアン・トリオ、昨年9月30日に発売されたデビュー・アルバム「ケアウホウ」(全13曲収録)が受賞対象となりました。「ケアウホウ」の意味は「新世界」を表し、ハワイアンの新しい世界に風穴を開けた若い3名にぴったり~。ハワイの海の波間では、派の派の(派閥)も大事だが、賞をもらって名前が売れりゃ、名ホクホク!!


  
 写真左:ナ・レオ・ピリメハナ  写真右:ハクレイなどで正装した女性群


40回も続くと、ここから代表的な素晴らしいアーチストが次々飛び立っていきますが、今回は授賞式の合間に、今まで賞を取ってきた様々なジャンルのアーチスト達による豪華なコラボ・ステージも見られて、素晴らしさに酔いしれました。


  
  写真左:ケアウホウとライアテアのコラボ    写真右:受賞のスインギー・坂野さん


また、インターナショナル・アルバム・審査員特別賞を受賞したのは、日本の「マイ・フェボリット・シングス」アルバムをだしたウクレレ・スイング・トリオで、この日はメンバーのスインギー・坂野さんが駆けつけ、喜びを述べました。   


   
会場前にはインタビュー用のステージが設けられ各受賞者たちは、このお立ち台に立って、カメラのフラッシュを浴び、数々のインタビューを受けます。


写真左は、エンジニアリング賞に輝いた「タッチ・オブ・ゴールド」の5名がお立ち台に上った処。
真っ黒なスーツに、ゴールドに輝くレイがいつにもまして映えていました~!!



こういったイベントで活躍するのが、ハワイ独特の習慣、レイによるお祝い。会場の外で販売していましたが、生花を編み込んだり、ダブルに繋げたりしているレイは、1本で50ドルから70ドルという高価なもの。でもこんな特別な記念日は先例(レイ)としても、ぜひ身につけてたいもので~す。


  
 写真左:会場の外では美しいレイの販売が   写真右:壇上もレイ、レイ、レイ


なお、ナホクで活躍するエンターテイナーを滞在中聴きたかったら、ハレクラニホテル隣のアウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート内「カニカピラ グリル」に行くか、モアナ・サーフライダー隣のアウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート2階にある、ニューヨーク発のプレミアム・ジャズ・クラブとして有名な「ブルー・ノート・ハワイ」で、ラッキーなら生演奏をご覧いただけるかも~~。


  
      写真:美しいレイをつけて着飾った人々


「ブルーノート」は、夜6時半と9時の一日二回のショーで、6月15日(木)ヘンリーカポノ、6月20日(火)ハワイ音楽の第一人者ウィリー・カハイアリイ、8月17日(木)オロマナのジェリー・サントスなどが出るんです~!!



●ハワイ王朝を讃えて!!
毎週金曜日の12時から1時まで、イオラニ宮殿の中庭では、1836年カメハメハ3世によって作られ現在に至る、アメリカでただ1つの王立ロイヤル・ハワイアン・バンドのコンサートが開かれます。


イオラニ宮殿の屋外での無料生演奏で、いつも音楽を愛する多くのカマアイナやビジターでにぎわいます。(日程は変更になることがあるので、必ず事前にチェックください。)



先日訪れた時には、大きな樹の下で美しいフラダンスや声量のある男女のシンガーも加わってのコンサートで、素晴らしいものでした。


さて1991年から26年間隔年行われてきた「第14回 チャリティー・ポリネシアン・コンサート」が、7月15~17日大阪、東京で開催され、ハワイだけでなく日本に居ながらにして本場ハワイアン・ミュージックを楽しむこともできます。

タヒチの音楽と踊りに加え、今年は「Na Lani 'Eha」と呼ばれる4人のハワイ王族音楽家の代表作を、「ナ・ホク・ハノハノ賞」を数々受賞してきたクウイポ・クムカヒ&ハワイアン・ミュージックホール・フェイムセレナーデスの音楽に合わせて、クウレイナニ橋本さん率いるグループが踊るという内容。ナホクハノハノ賞を戴くと、名前が売れてそれ以降、何度も賞もらうエンターテイナーが多くいて、名ホクホク~!!


ハワイ王族の4人の音楽家といえば、ハワイ文化を復活させたカラカウア大王、アロハオエの作者であり、ハワイ王朝最後のリリウオカラニ女王、それにリケリケ王女とレイオホク王子で、彼らが作った名曲の数々を歌って踊り、敬意を表わし、東日本大震災やユニセフ、骨髄バンクなどへのチャリティーも行うというイベント。今年は特にハワイ王朝という覇の覇の(ハノハノ)音楽で、覇を競います。


   
   写真:カニカピラで踊るクウレイナニ橋本さんと、コンサートでのお弟子さん達

ハワイアン・ミュージックに魅了された姫庵より

 


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