2011年12月19日月曜日

ジンジャーブレッドで結ばれた絆を見ると、神社だけにホ(ッ)トケない

ハワイの「絆・きずな」ーランダムが推すクリスマス・デコレーション・ナンバーワン!!ー
(ハワイ最新ニュース)今年の世相を表す漢字は「絆 きずな」と発表されましたが、ハワイはハワイアン・スピリットという絆を肌で感じられる所。そして今年のランダムが推薦するナンバーワンのクリスマス・デコレーションも絆がイッパイのこれ!メリークリスマス!!
●年毎に絆が深まるクリスマス・デコレーション

11月23日から1月2日まで、ワイキキはプリンセス・カイウラニ・ホテルのロビーに飾られている「ジンジャー・ブレッド・ビレッジ」が、ランダム推薦今年ナンバーワンのクリスマス・デコレーション!!
まあ、聞いて聞いて。
母国ドイツのクリスマスを思い浮かべ、それにハワイの歴史的建物を組み合わせデザイン製作したのはどいつか・・・それはプリンセス・カイウラニの総料理長であるラルフ・バウザー(Ralf Bauer)さんなのです。

彼がジンジャー・ブレッド・ハウスをスタートさせたのは今から15年前。そのときは、何かホテルにとって、誰もやっていない素敵なものを作りたいと思ったけど、こんなに有名になるとは考えてもいなかったみたい。


 
ヨーロッパの山々に囲まれたこのミニチュアの村が、彼の原点。昔ながらのケーブルカーを山の頂上と駅の間に配置し、ゴンドラが昇ったり下りたりと本物そっくり。

じっくり見ていくと、メリーゴーラウンドを楽しんいる人、馬車に乗ったり、クリスマスキャロルを歌ったりしている人もいて、その間をミニチュアの汽車が音を立てて走って行くという趣向。
  
よく作られているのよ~!!ちいさいスケート・リンクでは親子が凍った池の上を気持ちよくスケートしていたり、スノー・ボード・パークではたくさんの人が電動で歩いていたり、スノーボードをしてたり。雪合戦したり、雪そりしたり。そんな小さな村と、ハワイの歴史ある建物をミックスさせて、お互いの「絆」を広めていったってわけ。キズはなめ合うが、絆は確かめあうもの。展示中に訪問して、ぜひご確認を~。
 
ホノルル駅で汽車を待っている人たちの顔が悲しそうに描かれているのはなぜかしっていますか? ラルフ総料理長の話では、この村を走っているミニチュアの蒸気機関車が、このホノルル駅を素通りしていってしまうからですって・・・現実にはホノルルには電車や汽車が走っていませんが、こんな素敵な駅ができたらいいでしょうね。

右手丘の上には、チョコレート色の教会が見えます。ハワイ最古のカワイアハオ教会のミニチュア。本物そっくり~!! そしてその下には、モアナ・サーフライダー・ホテルがそびえていて、正面玄関にちいさいけど精巧に作られた馬車がはいってきています。

昨年は、このイオラニ宮殿のレプリカが6週間(750時間)かけて、造られました。柱の数までしっかり数えて、できる限り本物と同じように作ったんですって。雪が降ったイオラニ宮殿ってこんな感じなんでしょうね。ここでは、南の島にも「雪を降らせる」。

そして、今年は・・・
この152センチの高さにもなったアロハタワー。ラルフ総料理長は、「今年はちょっと簡単にいこう。」と思ってアロハタワーを考えたそうなんですが、そうはいかず、深みにはまったとか。キズは浅いほうがいいけど、絆は深いにこしたことはないものね。


ラルフ総料理長と彼のチーム、ジョン・ハイタワー副料理長、エイミー・タンバラン・パントリーシェフ、そしてエンジニア課のスタッフが、96時間の組み立て作業を含めて660時間を費やし、ようやく完成した村。ラルフ総料理長チームとかけて「神前結婚での絆」ととく、その心は、ジンジャー(神社)のサポートも大事!!
高さ14フィート(4メートル25センチ)、長さ24フィート(7メートル30センチ)の、このジンジャー・ブレッド・ビレッジは、64キロものダークチョコレート、23キロのホワイト・チョコレート、それに縦61センチ横91センチのジンジャー・ブレッドが70枚、そして852リットルのアイシング・クリームを使用。
ラルフ総料理長は12月16,19,20,21,22日の5日間午前10時から11時に、ジンジャー・ブレッド・ビレッジについて、作り方や村の様子など、このホテルを訪れる方々に詳しく説明してくれます。
毎年ハワイの子供たちはここで、説明を聞くのが楽しみ。残念ながら、英語ですが、貼り付ける前のジンジャー・ブレッドやダークチョコ、ホワイトチョコなどを見せながら、製作の苦労を話してくれ、子供たちは目を輝かせて聞き入るのです。

 
ハワイとヨーロッパの絆、シェフとここを訪れる人々との絆、毎年1つずつ増えていく展示物との絆・・・毎年夏にはアイデアが深まるみたいですが、来年は何を増やして、その深みにはまるのでしょうか。毎年見逃せないクリスマス・デコレーションなのです。
姫庵

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