2017年10月14日土曜日

片足でしばらく立てますか?バランス感覚をハワイで試しませんか?

ハワイのバランス感覚はどっち??ーあちらも立てて、こちらも立ててー

(ハワイ最新ニュース)オアフ島ノースショアのハレイワ(ハレイヴァ)という町、ハワイ語でハレは家、イヴァは・・・盗人という意味もありますが、軍艦鳥のこと。合わせて「グンカンドリの館」ってなことに~!!

今から100年以上も前の、ワイキキに最初のホテルができる以前のこと・・・実業家ベンジャミン・デリングハムが、ノースショアの太平洋と、そこに流れこむアナフル川の間に、素敵なビクトリア風宿泊ホテルをオープンしました。これがハワイで最初のホテルといわれています。

このホテルを「ハレイヴァ」と名付けたのは、気流にのって、優雅にゆっくりと大空を舞う大きな軍艦鳥が、ホテルのエレガントな雰囲気に似合っていたからだといわれています。大きな鳥がバランス感覚を保って、羽を広げて長時間浮かぶさまはお見事・・・

しかもイヴァは、コンパスなどを使わず航海する古代ハワイアンにとって、陸や島を示す水先案内鳥の役割をしており、旅人が泊まるホテルの名前にぴったり。

残念ながら手持ちにグンカンドリの写真はありませんが、それが描かれた絵が、アウラニホテルの部屋に飾られていましたので、ご想像ください~!!

さて話はもどりますが、ビジネスマンであるベンジャミンは、ホノルルとサトウキビのプランテーションがあるワイアルアの間に鉄道を敷き、最終地点にこのホテルを建て、訪問者や住民に利用してもらうことで、経営的にも成功を収めます。鉄道という交通機関にホテルを抱き合わせるバランス感覚もすごい。


    
 写真:由緒あるリリウオカラニ教会と、教会の上で風に合わせて飛ぶ風見鳥「イヴァ

それが縁で、町自体もハレイワと名乗り、ホテルがなくなった後も、この辺り一帯はプランテーションの街並みを残し、絶えない訪問者をずっと迎えてきました。

なお、かき氷で有名なマツモト・ストアー向かいの歴史的建物「リリウオカラニ教会」のてっぺんに、風見鶏ならぬ、魚をくわえた風見イヴァ(軍艦鳥)が1985年奉納されました。この風見鳥は風の強さや方向に対し、バランス感覚にものを言わせて飛んで、飛んで、回って回って~~♪

この風見鳥のイヴァ、ハレイバ町の象徴であるだけでなく、一年中町を見守ってくれる「神鳥」のように思えてなりません。

この教会は1832年に最初作られましたが、その後、他の場所に建て変えられ、第三回目に作られた木造の教会には、リリウオカラニ女王もよく訪れたとか。その跡地に、1961年現在の教会が完成したのです。

またこの教会内に飾られている時計は、英国のビクトリア女王から送られたものといわれていますが、Liliuokalaniの12字が文字盤に使われ、世界でも珍しい月日や曜日、月の満ち欠けなどを表す貴重な品で、教会が開いている週末やイベント時にはぜひ訪れて見てほしい逸品です。リリウオカラニ女王が、この時計を教会に寄付したバランス感覚に感謝~!


  
      写真:古き良きプランテーション時代を漂わす町並み

ハワイ州はハレイヴァを歴史文化風光明媚地区として1984年指定し、現在では30ものヒストリカル・ビルディングが残されています。新しい建物を作る場合にはプランテーション時代を思わせるようなデザインで、しかも許可が必要なんですって。


  
      写真:新しくできた建物も昔のプランテーション時代を偲ぶデザインに・・


こんなハレイワの町で、有名な食べ物と言えば、フリフリチキンやカフクのガーリックシュリンプ、そしてマツモトのシェイブアイスなど、すぐに口を突いて出てきます。(そういえば、アオキもシェイブアイスをまた始めたとか~!!)


  
 写真左:週末に売っているフリフリチキン 写真右:ワゴン等で売られるカフクシュリンプ


 
特に、マツモトストアのシェイブ・アイスは、長い行列ができる店としてずっと人気がありますが、システマチックにしているので、そんなに待たなくても食べられるのがすごい~!!

と書いたところで、ハレイヴァの自然の醍醐味も味わってもらいたいと思ったところで、その機会に恵まれました。バランス感覚が求められる自然のだいご味、探した、見つかった~!!


昔「ハレイヴァ・ホテル」があったアナフル川の河口あたりで、太平洋を眺める場所に立つと、左手奥がハレイヴァ・アリイ・ビーチパーク、右手はハレイヴァ・ビーチ・パークとなります。どちらも夏は波が静かで泳ぎやオーシャンスポーツがたのしめ、冬は大波でサーフィンのメッカとしても知られるところです。


  
 写真右:堤では魚釣りをする人も 写真右:椰子の樹の向こうまでハレイヴァ・ビーチ・パーク 

ハレイヴァ・ビーチ・パークは更衣室、トイレ、シャワーなど施設が整っているうえ、一番北側の芝生の場所では年中いろんなイベントが行われています。

公園の反対側にある小さな港では、堤の上で魚釣りをしたり、近くのビーチでスタンドアップ・パドルやダイビング、サーフィン、カヤックなどを貸し出していて、オーシャンスポーツを楽しむ人でにぎわっています。


  
        写真:子供も大人も楽しめるスタンドアップ・パドルはバランスが大事


なお、今回サーフィンボードに乗って立ってバランスをとって遊んだ子供たちから「泣き」が入ったのですが、その理由は、ボードに落ちたり上がったりした時に、お腹や二の腕などをこすったのが原因で、赤くボチボチになって痛がっていました。ボード使用時は、Tシャツや長袖のシャツを着てお肌を守らないと~~!!


  
     写真:ハレイヴァ・アリイ・ビーチ・パークにはウミガメが上がってくる


また広い芝生と大樹の木陰があるハレイヴァ・アリイ・ビーチ・パークも、シャワー、着替え室、トイレの設備が整い、家族向きのビーチパークで、現在はウミガメが上がってくるビーチとしても有名になっています。もちろん、ハレイヴァ・ビーチ・パークの海にもカメが泳いでいます~!!
 
年齢の割には、バランス感覚があると思うんだけどの姫庵より 



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