2015年7月18日土曜日

ハワイの鳥の捕物帳!!

ハワイ野生鳥の賢さに打ち勝てるか?
ーかわいいのはアダ・・・・・-
 
(ハワイ最新ニュース)暑中お見舞い申し上げます。
7月4日独立記念日連休を利用し、ヨセミテ国立公園に行きました。1984年世界遺産に登録されたこの国立公園は、歩きやすい遊歩道もあり、熟練者が楽しめる絶壁のロッククライミングありと、自然を愛する老若男女の誰でも楽しめる場所、でも日中30度を大幅に超えて、暑かったぁ~~!!ロックが対象だけに、熱い思い出となりました。

  
   写真左:ロッククライミングに絶好のハーフドーム      写真右:グレイシャーポイントでの絶景
今回訪れてわかったことですが、ここにいる動物達は人が踏み込むことで生態系が変わり、ジャンクフードを頼りとし、冬が越せない現象も起き、このため動物達に餌をあげない運動を広げていました。
      
 写真左:蒼く美しい羽の食いしん坊「ステラーカケス」 写真右:地下がねぐらの食べ物収集家「地リス」


森のレンジャー達は、子供対象にキャンプファイアーなどイベントを催し、動物の生態を説明、餌を与えないよう啓蒙しています。
残念ながら熊は見なかったけど、鉄製の丈夫なゴミ箱を置いて熊対策にあたっています。
またホテル宿泊客には、食べ物、飲物、歯みがきや石鹸、サンスクリーンなどを含め熊が食べそうなものはすべて客室内に持っていくか、フードロッカーや熊用ゴミ箱を使い、車中放置の違反車はレッカーの上、罰金(上限5千ドル)が課せられるとか。

といっても、かわいい動物が近づいてきて餌をあげてしまう輩も多く、この対策に頭を痛めているのが実情でした。野生動物との共存をシッカリ学びハワイに戻ってきたところで、今回はこんなニュースが飛び込んできました。

それは7月13日のハワイ・ニュース・ナウからで、
ホノルル市では最近爆発的に増えている野生の鶏駆除のため、害虫駆除専門業者を8万ドルで雇うことになったというもの。

野生のオンドリは朝早くから「コケコッコ~」と大きな声で騒音だし、住民の健康も懸念されるので、ハナウマ湾、ワイキキ・シェルなど市関係70箇所を対象の駆除計画。8万ドルで足りるのかしら?まさかねぇ・・・。でもこれはパイロット・プログラム(試し)だから・・・
  
       写真:美しいハナウマ湾も鶏が増えています・・・・
そういえば、ハナウマに行った時、入場料を払うブースに近いトイレやピクニック・エリアにたくさん鶏がおりましたっけ・・・特にオンドリは威厳があって人を恐れない。ひよこもたくさん生まれお母さん鶏についてえさをついばんでいました。この様子だけみるとかわいいんですけれど・・・ ハナウマでは魚や亀をはじめとして野生動物に餌を与えることは禁止されていま~す。
  
       写真:特にハナウマ湾に下りる前の公園の所、オンドリも我が物顔で闊歩して・・
さて、このニュースを受けて、野生の鶏に注意してみると、います、います。あちこちに・・・・
まずはパリハイウェーからカイルアに向かうカメハメハ・ハイウェーとぶつかった停留所付近。 

    
       写真:カメハメハとパリ・ハイウェー交差点の空き地にうじゃうじゃ~~


そしてカイルアタウンにはいっても、野生の鶏は自分の庭みたいに生活してた。
レストランの外の屋外テーブルには親子の鶏が住み着いているみたい・・・
  
     写真:レストランの外にあるテーブルをよく見ると、いるいる!! 鶏の親子が・・・
ワイキキは、鳩やスズメが屋内外を問わず突入。テーブル下のパンくずを狙うだけでなくテーブル上までつつき、観光客のみなさんは、「わぁ、かわいい。」と喜んで写真をとったりしています。ということは、怖い顔をして鳥を追い払うこともできないよねぇ・・・
でも糞問題をはじめとし、食べ物のあるテーブルに来るので衛生上の問題もあり、ホテルもレストランも頭を痛めているのが本音。糞害で、よけいな掃除が加わり、関係者は憤慨だって。
  
  写真左:ハレコアホテルのオープンエアー・レストラン   写真右:よ~く見ると網を張ってある
電気の入ったラインを窓際やラナイに設置して鳥防止対策をしたり、ハレコアホテルのレストランは、オープン・エアーの雰囲気を大事にしながら、鳥害対処のため窓側全体に大きな網を張って防いでいました。これって人間様の方が大きな鳥かごの中にいるような感覚だけど、鳥の鳴き声は聞けてさわやかな風もはいり、しかも清潔で一石三鳥以上・・・


また公園にはこのようなサインを立てているところもあり、鳥に餌をやると500ドル以下の罰金対象になるんです・・・。

こんなに頭を痛めているのに、ハワイの鳥の繁殖率は抜群。鳥の卵にとって天敵のヘビがいないという楽園のなんですから。天敵だけの問題から考えると、トリあえず、シマった・・

オアフ島だけでなく、カウアイ島でも、しだの洞窟の辺りや、ショッピングセンターの駐車場に我が物顔に、うじゃうじゃ~~という状況が、今後解消されるといいですね・・・。ニワ・トリというのに、2羽じゃなくって無数に増える繁殖力が悩みの種でございます。
 
そうそう、ハワイアン音楽で、ナホクハノハノ賞も取った有名なマウナルア(Maunalua)というトリオがアウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾートのデゥークス・ワイキキレストランで毎金曜生演奏しているのですが、7月17日(金)は、7年ぶりにだした新しいCDのリリース・パーティーですごい人でした。もちろん、そこにも餌をあさる鳥は来てました。

     
  写真左:ワイキキビーチをバックにマウナルアの演奏風景   写真右:草葺屋根の上の鳥

でも、多くの人が集まり、とっても混雑してにぎやかだったので、恐れをなしたのか草葺の屋根の上から様子を伺っているだけだったことも付け加えて置きましょう。

軒下の糞害に悩むが、
挑戦(鳥戦??)してもねぇ・・の姫庵より
 
 

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